若者の車離れが熱海を復活させた(か)/イランと濃縮ウランと中国とアメリカ/赤飯廃棄のプロセス/「戦国北条氏」と「新九郎奔る!」/世界によりポジティブであること/世界都市とかハーバーマスとか

Posted at 26/03/16

3月16日(月)曇り

今朝の今のところの最低気温は1.3度、マイナスにはならなかった。この時期らしい気温という感じ。これから晴れて日中は10度を超えそうだが、まあ3月という感じだ。5時半ごろ車で出かけて少し離れたセブンでジャンプとスピリッツを買う。ヤンマガがなかったので別のセブンに行ってこれも買った。ヤンマガはあってもスピリッツがないことの方が多いのでちょっと珍しい感じなのだが、最近そこのコンビニはそうなってる。

日曜と月曜は本来休日なのだが、いろいろと仕事があるのと、いろいろな整理や整備などもしていく必要があり、なんだかんだと休んでばかりはいられない。昨日は午前中にブログ/noteを書いた後岡谷に出かけて書店で「社会保障のどこが問題か」を探したのだが見つからず、結局山口博「戦国北条氏」(中公新書、2026)だけ買って、スーパーで昼と夜の惣菜など買って帰った。午後は少し休んだ後、書類をいろいろ揃えたり、職場に行って必要なものを持ってきて、それから雑貨屋へ行って週末に出席する結婚式のための金封を二つ買い、書店を二軒回って「社会保障のどこが問題か」を探したが見つからなかったので結局amazonで注文した。戻ってきて作業場でコートを探し、ミニコンポで「ふつうの軽音部」に出てきた「REVIVER」や「ストラトキャスター・シーサイド」などを聴きながら雑誌を整理したり。一昨日の夜はそういえば最近飲んでなかったと思って去年漬けた梅酒を飲んだりしたのだが、昨日はまた忘れた。

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https://x.com/kz_s/status/2033037117086212206

最近、鎌倉や川越が休日の人出がすごいそうだが、それが熱海にまで及んでいるとのこと。当然ながら新幹線で行けば東京からあっという間なのだが、「綺麗にしてもらえますか。」や「POLE STAR」など、熱海を舞台にしたマンガ作品をここ数年読んでいることもあり、熱海が復活するというのはなんか嬉しい感じがある。土石流災害に見舞われたときには、同じ温泉地に住むものとして復興に協力したいと思い、ふるさと納税でいくばくかを寄付したことがあった。とはいえ熱海ももうずいぶん長い間行ってないので、また行ってみてもいいかなと少し思った。

上のツイートの分析が面白いと思ったのだが、熱海は特に日本人の観光客ばかりで、若い人で混雑しているのだそうだ。宿泊客がどれくらい増えているのかはわからないが、新幹線だと日帰り圏内だから少し厳しいか。ただ、長野県の地元も最近少し観光客が増えているという実感はあるので、若者の国内観光回帰と、「車離れ」による「電車で行ける観光地の復活」というのはあるのかもしれない。そういう意味で言えばある種の先祖返りだけれども、清里とかが復活したりすることもあるのだろうか。復活の努力の話は聞いたことはあるのだが。

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https://x.com/buvery2/status/2032901886744080432

WBCで日本に勝ったベネズエラだが、アメリカ大使館に星条旗の掲揚が復活したとのこと。

https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_171560/

一方でイランでは石油積出の拠点であるカーグ島(Kharg)を攻撃しているという。

https://x.com/TrumpPostsJA/status/2032894799221801364

こちらのツイートの通りなら、つまりはイランに濃縮ウランを引き渡させるために軍事作戦を行なっているということになる。イランをなるべく弱体化させたいイスラエルはともかく、アメリカおよびトランプの狙いがなんなのかは少し見えないところがあったが、ここにきて「核の脅威を除く」という言葉増えてきていて、それの意味するところはつまりは「(核爆弾の原料となり得る)濃縮ウラン460キロを引き渡せ」ということのようだ。

実際にウラン濃縮がそこまで進んでいるとするなら後は核実験をすれば完成一歩手前ということになるわけで、最近のトランプの発言はそこに絞ってきた感じはあるが、「大量破壊兵器を持っている」という理由でイラク攻撃を行なった際に実際にはなかったという前例もあるから、どこまで本当なのかはよくわからない。

一方のイランの側では、パキスタン経由での中国との陸路がまだ機能しているとのこと。

https://x.com/ilovetheworld1/status/2032922284424573146

もちろん、石油を運ぶのはかなり無理があるが、戦略物資などは十分輸送できるわけである。そういう意味で、「一帯一路」の本当の意味はこういうところにもある、という指摘はまさに膝を打つもので、中国もまたこの戦争の隠れた当事者の一人なのだなと思った。

アメリカの戦略もうまく行っているのか行ってないのかいまいちよくわからないのだが、そうした判断がトランプの気まぐれにかなり左右されているところがなんとも言えない。日本もトランプのこうした気性をよく飲み込んだ上でいろいろ交渉してもらいたいとは思うが、早く出口が見えると良いとは思う。

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https://x.com/xibbar/status/2032949941665149033

赤飯を廃棄したいわき市教育委員会だが、今日議会側に説明があるとのことなので、またそこから新たに何か出てくるかもしれない。3月11日に赤飯を出すという献立に配慮が足りないと言えばそうかもしれないが、亡くなった人たちの供養のためにも赤飯を食べるという文化のところもあるし、いずれにしてももう炊いてしまったものを廃棄するという決定は軽率だったと思うし、その決定のプロセスがどうだったのかは明らかになると良いかなとは思う。

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もう少し多くの人にnote記事を読んでもらいたいと思い、いろいろ調べていたら #毎日note というハッシュタグを見つけた。私は今1500日くらい連続投稿をしているので、まさにこのハッシュタグには当てはまるので、ちょっとそういうものもつけてみようかなと思った。

まあこの辺もおいおい考えていこう。

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昨日買った本は上に書いたように山口博「戦国北条氏」。北条早雲(伊勢新九郎盛時)から始まるいわゆる後北条氏の概説ということで、ゆうきまさみ「新九郎奔る!」の背景として読むといろいろ興味深い。

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今漫画の方は堀越御所の奪取には成功したが足利茶々丸を逃してしまったために伊豆攻略が難路に乗り上げているという感じだが、その状況を茶々丸の首を取れと命じた将軍足利義澄(義高)に報告に来た新九郎の弟・弥次郎が京都で苦労しているのだが、実はその裏で明応の乱で将軍の座から追い落とされた足利義材が越中を拠点に北陸で勢力を回復しつつあるという状況になっている。

中央の状況と伊豆の状況が連動しているのが面白い、というか、そういう描写をした作品は今までなかったと思うけれども、へえっと思ったのは関東管領上杉顕定の実父で越後守護の上杉房定も足利義材に使いを送ったということで、一周して関東や伊豆の情勢にも影響してくる可能性があるということになるわけである。

伊豆はもともと関東管領が守護の国であり、堀越公方に支配権は譲ったものの国人たちは顕定の元に出兵したりしているので、そうなると新九郎と対立関係になるわけで、その辺りのところは「戦国北条氏」を読んでいるとなるほどと思う。読んでいるともちろんその先の歴史もわかってしまうわけだが、情勢としてかなり複雑なので、これをマンガではどう書くんだろうか、と考えるのもなかなか楽しい。

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https://x.com/nobuko_kosuge/status/2033043505736724727

これは最近考えていることなのだけど、基本的にポジティブなことを書こうということを心がけている。批判というのも、基本的には必要もないのにネガティブなことを書いているものに対する批判、という感じで書くと良いのかなという気がする。

世の中を作ってきた多くの人たちの努力というものがあるわけで、もちろんその中には改める必要があるものもあるだろうからそういう建設的な批判というのは良いのだが、世の中を作ってきたものにタダノリした上で批判だけして建設的なものに結び付けない、みたいなものはやはりあまり良くないだろうと思う。特に「国家」とか「安全保障」とか「資本主義経済」というものに対する根本的な批判というものは世の中全体をひっくり返すことを主張するわけだから、それだけ慎重にやるべきことではあると思う。

その提示の仕方として、自分の実践としてこういうことをしているというのはそれなりに説得力はあると思うが、「だからダメなんだよ」だけしか言わないのはダメだろう。

上のような「海外で受けている日本の作品」についても、ネガティブな評価の面を取り上げた方が日本で受ける、と思われているのは実際にはウケている人たちはごくわずかなのだが、メディアやアカデミアで支配的な人たちに多いので、ウケた気がするだけなのだと思う。そういうことをいまだに繰り返しているのは不幸なことで、そういうスタイルこそが知的だ、というような文化はあらためて言った方がいいだろう。

大切なものを大切だと言えることが文化なのであって、少し見下したような目線でそういうものを批判することが知的だというのはある種の文化的な病だというべきだろう。

https://x.com/oyagamex/status/2032980718788423914

こういうのは子育てなのでもそうで、ジェンダー平等などの新しい風潮に振り回されるのではなく、男の子は強く逞しく、女の子は可愛く優しく育てるのが一番いいと思う。まあ自分自身がそういう子供とは言えなかったからアレではあるのだが、そういうふうに育つべきだったという思いは自分にもある。だからこそ、そうでない自分がどう生きるべきなのか、を考えてきたわけで、規範としての生物的・人間的強さが結局は男子に求められることは、どんなに世界が変わっても変わらないことではないかと思う。

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https://x.com/theepicmap/status/2032901754631913834

1913年のウィーンにはヒトラーもトロツキーもチトーもフロイトもスターリンもいたという話。まだ4歳だがピーター・ドラッカーもいたはずで、そういう世界都市というのは逆に現代では成り立たなくなってきているのかもしれない。ロンドンとかパリとかはそういう部分は今でもあるだろうけど。後になれば現代の東京もそうだった、ということになるかもしれないが。

こういうことを考えるのは結構楽しくて、そういうことが一つの歴史の醍醐味である気はする。同じ時期のパリも似たようなものだろうと思う。

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https://x.com/inlaforet/status/2032994236254069216

ハーバーマスについてはあまり知らなかったが、彼の父がナチス党員で、彼自身も10代には参加していたとのこと。だからこそ余計贖罪意識が強い、という話。また彼自身が生まれつき 口唇口蓋裂があり、幼少期に手術を受けるも発音の困難が残っていたというのも初めて知った。

彼のいう「コミュニケーション的行為」の理論はいわば当たり前のことだと思うのだけど、駆け引きのようなことを排除しようというのは理想主義的にすぎるという感じはあるが、それが彼の困難に由来するものであった可能性もあるかも、という指摘はなるほどと思うところもある。ただ、当然ながらそういうコミュニケーションのあり方が説得力を生むこともまた事実なので、そこを踏まえた上でどうするか、という問題ではあると思う。ハーバーマスを支持している人たちがそれを実践しているかと言えば、あまりそうは感じられないというのもまた事実ではあるし。

 

「FMいわきの東日本大震災」と「赤飯2100食廃棄」のいわき市教育委員会/これから書いていくもの/「ハーバーマス死去」と「イスラエルの虐殺」/「高市総理の愛読書」の秀逸性

Posted at 26/03/15

3月15日(日)晴れ

今朝も最低気温は零下(-0.3度)になっていて、それなりに冷え込んだ。昨日は帰ってきて7時ごろ夕食を食べ、ニュースを見て、ブラタモリの「桶狭間の戦い・前半」の回を見て、プロジェクトXで東日本大震災の時のコミュニティFM、FMいわきの活動を見たのだが、見ていて最初から最後まで涙が流れる感じだった。

https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-P1124VMJ6R/ep/YV7KLW1LQY

2011年というのは今から15年前ということだけど、それから日本も大きく変わって、あの時と同じことが起きても同じような人々の営みができるのか、という感じがする。東日本大震災の時には原発事故という思わぬものがついてきたから左派的な人々の中には今でも福島差別的なことをやる人がいるが、昨日の番組にはそういう要素はほぼなかったのでその辺も良かったと思う。最後に「今でも放射能のモニタリングポストの値を放送している」というのは余計な付け足しだと思ったが、局内の反原発派に配慮したということなのかなという気もした。

https://iwaki-minpo.co.jp/news/2026/03/311261/

いわき市も3月11日に赤飯の給食を出そうとしたことにクレームがつき、2100食分を廃棄したということがTwitterで炎上しているが、この記事によれば教育委員会が独自に判断したことで市長は知らなかったらしく、またこのクレーマーがどういう人間だったかについても疑問が寄せられている。

https://www.minyu-net.com/news/detail/2026031507281547213

こちらの記事では「問い合わせをした」のは「保護者」だということになっていて、「福島民友」の記事の文脈では「そもそも3月11日にこういう献立を出すことが間違い」「市の部局も今後は献立に関わる」みたいなノリになっていて、地元の「いわき民報」との温度差が感じられる。福島はずっと民主党系の強い地域だから、その辺りのところにちょっと何かあるのかもしれないという気もしなくはない。

あの当時の食糧不足や、昨日の放送でも「みんなが助けてくれた」「ショートケーキが三つ手に入ったから一つ食べてと置いていった」「温かいピザを差し入れてもらえて「温かい!」とみんな喜んだ」みたいなことを言っていて、それに対して2100食分の赤飯がただ廃棄されたなどというのはまさに震災の苦労を忘れたのか、と言わざるを得ないと思った。教育委員会でどういう審議が行われてどのように判断されたのかも、明らかになると良いと思うのだが。

それにしても、昨日の放送で驚いたのは、原発に近い病院から300人の患者が高校に送り込まれてきて、何もない状況の中でその日のうちに七人の患者が亡くなったという話。FMいわきで「緊急ボランティア」が呼びかけられて「少しでもいいから灯油を持っていってください」「少しでもいいから物資を届けてください」と放送され、多くの物資が届けられたというのは、みんなが被災者なのに少しでも協力しようという善意が本当に泣けるなと思った。

まあこういう番組だからいろいろ起こったであろう人間性の醜い部分については最小限しか触れられていなかったけれども、それでも今でも当時の人たちがずっと頑張って放送を続けているというのは、それだけ大きなものを受け取ったということもまた事実なのだろうと思った。メディアや放送というものの本質的な存在意味を明らかにしてくれた番組だったとは思う。

メディアの本質的役割、というものについて情報提供・監視・討論・教師があるというけれども、まずは最大のものは情報提供だということを改めて思わされた番組だった。

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自分がこれから何を書いていくか、という方針を少しずつまとめているわけだけど、まずは3月11日に書いたこと。

https://note.com/kous37/n/n1f6b67fa143e

「で、今何を書いているか、これから何を書いていこうかを考えると、自分が「面白いと思ったこと」自分が「正しいと思ったこと」自分が「お知らせしたいと思ったこと」自分が「感動したこと」などを書いていくということに変わりはない。で、noteという場は雰囲気としてどちらかというとリベラルな読者が多い気はするのだけど、私のスタンスはプロフに書いている通り、「保守的で常識的な意見」であり、「過激な意見に疲れた方」に「読んでほっと一息入れ」てもらえるもの、というところはある。」

3月12日。

https://note.com/kous37/n/n9679df18235b

○自分が面白いと思ったこと

○自分が感動したこと

○自分が正しいと思ったこと

○自分がお知らせしたいこと

の四つを挙げたが、

○自分が重要だと思った(判断した)こと

今日(3月15日)に思ったこと。

こうしたことも大事なのだが、やはり私自身もまだまだ足りないことが多く、本を読んだり記事を読んだりいろいろなことを勉強しながら書いているということもあるので、そういうものを学んでいる過程みたいな感じで書くこともある。つまり「読書ノート」ということである。

今読みたいと思っているのはメディア論と社会保障の問題なのだけど、メディア論については勉強する前にまず今の自分自身のスタンスみたいなものをもう少し考えてみたい感じもあり、それよりは社会保障について読んでみたいかなと思う。まずは「社会保障のどこが問題か」を読んでみたい。

https://amzn.to/4uuNFGz

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2026031500193&g=int

ドイツの歴史家・社会学者で「公共圏」の概念で知られるユルゲン・ハーバーマスが亡くなったそうだ。96歳。

戦後の世界体制の中で左派系の思想の一つの重鎮という地位にあった人だと思うが、私はどうもなんというか胡散臭い感じがしてこの人の書くものを読む気になっていなかったのだけど、下の記事を読んでかなりなるほどと思うところがあった。

https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29293

私は右サイドの論者であるが、ドイツとイスラエルの結託はかねがね不審に思っていた。その辺りのところをこの文はよく説明していると思う。ホロコースト神話=ユダヤ人の特権化=イスラエルの聖化=イスラエルによる虐殺の正当化、という最悪のナラティブを生み出し、「ドイツはイスラエルだけ支持していればナチスは反省したことになり第二次世界大戦は乗り越えられた」とする思想を主導した人と考えていいように思う。

この文章は左派の側からのハーバーマス批判だが、その指摘は当たっていると思うし、セルビア空爆の正当化など、日本でも疑問を呈する向きはかなりあった。これだけの左派の大立者だからどちらかというと賛美一色になってもおかしくはないが、新聞報道を除けば特に私のタイムラインでは批判的な言辞が並んでいる。この辺のところはおそらく「ナチス現象」に対する思考停止(「ナチス=ホロコースト=絶対悪=ユダヤ人は被害者であり常に正しい」)があるわけで、ドイツやヨーロッパのある種の限界がそこにあるようにも思う。思想的な左右を超えて考え直すべきところもあるように思う。

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高市首相の愛読書5冊が日経電子版に掲載されたそうだ。

https://x.com/bun_den/status/1975386736047104502

この5冊がかなり批判を呼んでいるようなのだけど、私はこれはかなり高市首相らしい選書だし、また日経読者に向けたメッセージとしてはよくできた選書だと思う。

「サッチャー回顧録」は最も尊敬する政治家としてサッチャーをあげている高市さんらしいし、自分が目指す政治家像が「強い政治家」であることを明示している。山本七平「「空気」の研究」は、おそらくは高市さんは「自分は空気を読めない」と思っていて、自分の進め方に対するやり方を振り返るときに今はどういう空気でああいう反応になったのだろうか、とか自分を振り返るよすがにしているのではないかという気がする。

司馬遼太郎「坂の上の雲」は、この辺りが一番彼女を批判する手の人に嘲笑されたもののような気はするが、気宇壮大な「新しい国家を建設する」物語であり、そこには科学も必要だとか、理想とする国家像を想像させるのに十分な選書だと思う。「松下幸之助発言集」は松下政経塾出身者らしい一冊だと思ったが、「公僕としてでなく主権者の代表として働く」という誇りについて述べていて、これはなるほどと思った。「公僕」などというとお為ごかしだと思ってしまうけれども、「主権者の代表」というのは全くその通りなので、これは政治家として大事な意識ではないかと思った。

「ビジネスマンの父から息子への30通の手紙」はビジネス右翼っぽいみたいな感じで言われるのだろうけど、彼女の「働いて働いて働いて参ります」というスタイルを作ったのがこの本なんだろうなという感じがする。

なんかもっと高邁な哲学書や人生の機微をつく文学書がないことによって批判されているのだろうと思うけれども、政治家としてそういうものを挙げないのもまた一つの見識ではないかという気もする。まあ、そういう人文的な方向の愛読書もそれはそれで聞いてみたい気はするが。

逆に自分なら何をあげるかと言われると困ってしまうが、面白かったから、あるいは自分を振り返るため、みたいな感じで読み返す本は今となってはあまりない。けれどもそういうものも考えてみてもいいかなと今書いてきてそんな気もしてきた。まあ結構変なセレクションになる気はするのだけど。


Xのシャドウバンとネット検閲/作品と楽曲の世界観とスピリットの共有:「ふつうの軽音部」と「アニメ楽曲」/「高市首相の国会運営」と「リベラルの没落」/暫定税率廃止を吹き飛ばしたガソリン価格の高騰

Posted at 26/03/14

3月14日(土)晴れ

昨日はいろいろあって少し気分が落ちた感じがあり、そのせいか割合よく眠れた感じがある。今朝起きたのは5時過ぎで、灯油がファンヒーターも空で(昨夜うたた寝で寝落ちしていた間に空になっていた)廊下のポリタンクも空になっていたから、外のタンクに給油に行かなければいけなくて、部屋を温めるより前にガソリンを入れてくることにし、外に出たらフロントが凍っていたのと思ったより明るくなっていたのとで、車のエンジンをかけて暖房を入れてフロントを溶かしながら、ポリタンクに給油して廊下に持っていき、車で出かけて職場で少し用事をして、隣町まで走った。

今朝は割と車が少ない。隣町まで特に遅い車に困らされることもなくセブン併設のスタンドへ行く。金曜日の新聞で当地でもガソリンが一気に30円ほど値上げになった記事を読んであららと思っていたのだが、昨日あちこちのスタンドで料金を見て、リットル190円を超えているところがほとんどで一気に40円近く上がったなあと思っていたのだが、いつもいくスタンドは割引込みで187円だったので、まあいいかと思って給油したのだけど、だいぶ減っていたので5000円近くになった。

先週土曜に同じスタンドで入れた時にはリットル159円だったのでここでは28円上がったということで、律にすれば約18%の値上げになるし、月曜に東京で入れた時は155円だったのでそれより32円高く率にすれば20%を超える。いわゆる暫定税率は実は定額でリットル25.1円だったから、それはもろに吹き飛んだことになる。まあ、廃止されなければすでに200円を遥かに超えていたわけで、廃止されて良かったことに違いはないのだけど。

今朝はまあ高いからだろう、給油に来る車が少なかったけれども、結局いつか入れなければいけないわけで、それが早いか遅いかだけなのだよなとは思う。ただ木曜日に値上げしたのだとしたら水曜日に行っていれば今日は25リットル入れたので700円ほど違うことになる。ランチ1回分値上げされた、と思うとまあやはり高いかなとは思う。アメリカもイスラエルもイランもいい加減にしてほしい。

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今のTwitterのフォロワーが905なのだが、一時910まで行って増えなくなったので何かあったかなと思っていたのだけど、違う人のアカウントで「シャドウバンされたから臨時垢でツイートする」というのを見て、そうか、自分もシャドウバンされた可能性もあるなと思いGrokに聞いてみたら、他のアカウントから検索で「from@自分のアカウント」と入力して最新ツイートが出たらバンされてない、というので鍵垢の方からやってみたら、見事に何も出てこない。センシティブ設定を外してみよう、みたいなサジェスチョンがあったのでそうやってみたら、ちゃんと表示されたので、つまりはセンシティブ設定をしている人を対象に検索バンが行われているということが判明した。

さて自分のツイートの何がセンシティブと判断されたのだろうと考えてみたのだが、よくわからない。どうせAIで判断しているのだろうから、何か問題になるワードがあったのかなと考えてみたけれども、時々「バカ」という言葉を使ったことくらいしか思いつかない。何か持ってセクシャルに際どいことを書いた可能性もなくはないが、印象に残っているほどヤバい表現をした覚えもないので、やはり「バカ」なのかなと思ったり。今までもなかなかフォロワー伸びないなとは思っていて、ここ数週間結構増え出したなと思っていたところだったから、またバンされたということでやれやれということなんだろうなと認識したが、何が原因なんだろうか。

とりあえず「バカ」は使わないようにしようと思うが、「アホ」ならいいのか。「トンチキ」はダメか。それとも「バ○」などの伏せ字対応がいいのか。バ・カみたいに意味はわかるけど少し改変する、みたいならセーフなのか。その辺を研究した人がいればその研究成果を知りたいなと思ったりはした。

いずれにしても、やはりそういう表現の自由という憲法に抵触するような検閲的なことを政府でないネットメディアがやるというのは国家権力の一部を侵食してるわけで、望ましいことではないと思う。中国のように国産のSNSを作って表現の自由を守れば良いとも思うのだが、LINEをむざむざ韓国企業に作られた日本政府がやるようにも思えない。この辺のところ、ちょっと例は違うが社内の改革の動きは封じ込めるくせに外部のコンサルが入って同じ提案をすると通ってしまう日本の伝統的企業(JTC)に似たところがあり、そういうところだぞという気はしなくはない。

そのほかいろいろみてみると外部リンクのある投稿を続けてするとバンされることがあるとのことなので、1日に数回note/ブログ更新の告知をするのが引っかかったということもあるのだろうか。いや、それは流石にわからないよなと思うけれども、引用RTをしすぎると引っかかるという話もあり、これは私は結構やっているのでそのせいかもしれない。それにしても、そういう自由なネット活動を制限する規制はちょっとどうかなと思うのだけど、世の中にはbotとかを駆使してゴミ情報をばら撒く人たちもいるから、ある程度の規制はやむを得ないのかもしれないが、本来の人間的活動が制限されるなら本末転倒だよなあとは思う。こういうのをみるとやはり機械というのはバカだよな、と思うのが文系思考ではある。

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昨日は午前中に母を松本の病院に連れて行ったのだが、昨日は順調に行ったので予定よりも相当早く到着してしまい、先に買い物をして時間待ちをする感じになった。帰りも普段は高速に乗るまでの国道が混んでいるのだが、昨日は比較的空いていて順調に往復でき、12時半くらいには施設に送り届けられたのでよかった。家に帰って昼食を取り、午後はなるべくゆっくり過ごすことにしたのだが、急な用事が入ってうちの所有する土地を電柱を建てた会社と見に行くことになり、それでなんだか時間がつぶれた。まあ、竹を切りに行っていればその仕事もできなかったので、まあよかったと言えばよかったのだが、色々なことがあるなと思う。

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https://shonenjumpplus.com/episode/17107094913779623046

「ふつうの軽音部」で、ライブ場面になると歌詞とシンクロしてその歌い手や聞いている人に怒った様々な過去のこと、高校生たちだから「人生」というにはちょっと初々しすぎるその過去のことを思い出したり、未来を幻視したりする場面があって、その辺りがとても良いのだけど、今回は96話の鳩野たち「はーとぶれいく」の演奏では主人公鳩野の水尾に対する恋心やそれに伴うためらい、それを振り切って愛を歌う様と、まわりが桃のドラムに心を捉えられる様子、彩目と同じ中学だった草壁が彩目のギター演奏に心を捉えられてしまう様子などが描かれていて、鳩野の「今を生きる」様が心を打つところが良かったなと思った。

https://shonenjumpplus.com/episode/17107094914615393643

一方で、それに心を動かされたレイハがゴリ押しの飛び入りで歌うMY FIRST STORYの「REVIVER」がライブの表現としてとてもよくできていて、最初のドラム・ギター・ベースの演奏シーンからレイハの歌唱につながるところから期待感がすごく、レイハの幼い頃の純との回想が挟まれ、「今朽ち果てた運命の中で」という盛り上がりに繋がるのが見て心を打たれたし、その最中に今までいなかった生徒たちが講堂の中に入ってきてどんどん観客が増えていく様子も期待感を煽り、そしてさらに多段式ロケットのように「I will stay alive praying for myself」のサビの盛り上がりに繋がるという何段も階段を駆け上っていくような高揚感の表現がとてもすごいと思った。

そしてラップの部分でベースのまわりが荒ぶってボーカルの邪魔をするように暴れ出すと、レイハがまわりの頭をおさえ首に手を回して圧倒的な絶頂感を作り出す。そして谷九高校の軽音部長の数志が「勝てる気がしない」と呆然とする場面の後、「濡れた世界は僕一人だと」というバラード的な歌にテンションを変えた後、「私みたいに大事なものを取りこぼさないようにしなよ」と鳩野に呼びかける場面から、2ページ見開きの圧倒的な演奏シーンの描写に繋がり、「憧れも敵視もできないくらい圧倒的な存在」と呆然とし、それでも「それでも」と拳を握る鳩野と、即席バンドのくせに自分たちより盛り上げてる、と「悔しいなあ」と思う鷹見が描かれている。

第100話のライブの描写はこの多段式ロケットのような楽曲の盛り上がりがすごく上手く表現されていて、その中に登場人物たちの心情が挟み込まれるというこの作品のやり方が最も上手く行っている例というか、さすが区切りの100話という感じの描写だったなと思う。

音楽的なものを言葉で表現する練習をあまりしていないのでこういう描写はどうもなかなか上手く書けないけれども、読んだのは1日なのに2週間経ってようやく「やっぱりすごかったよな!」と再確認しているのも面白いなとは思う。楽曲とアニメなどのタイアップについての議論を読んだのが刺激になってはいるのだが、もちろん楽曲ありきだとはいえその楽曲の魅力をさらにパワーアップする「ふつうの軽音部」のやり方は本当に面白いよなあと思う。

この辺はある意味、マンガの中に実際のプロ野球選手がキャラクターとして出てくる水島新司「あぶさん」までのリアルと作品のダブルを生きているような読書体験と似ているなと思う。昔の野球マンガは実際の球団と実際の選手監督たちが出てくるのは当たり前で、今考えるとへえっという感じなのだが、逆に従来の音楽マンガは作中には実際のアーチストや楽曲は出てこなかった。それを実際に出したのが「SHIORI EXPERIENCE」で、その辺がこの作品は新しいなと思ったのだけど、「ふつうの軽音部」は楽曲を作品の精神世界を作る大きなマテリアルにしているわけで、もっと踏み込んでいる。これは今のアニメ作品の音楽を作るアーチストたちが原作マンガを読み込んでその世界観を共有し、それによって自分たちの世界も広げていくというやり方と方向は逆だが目指すコラボレーションはある意味似ているわけで、新しい漫画や音楽の発展形なんだよなと改めて思ったりした。

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国会では、昨日衆議院本会議で令和8年度予算案が可決されたのだが、同意を取り付けられそうな国民民主党も自民党側の「強引な国会運営」に反発をみせていて、参議院での年度内成立は結構厳しいという見方が出ているけれども、今のままでも4月13日には自然成立はするわけだが、そうなると13日分の暫定予算を生まなければいけない、ということが出てくる。

そうせずに年度内に成立させるために、例えば参議院の審議が終わらないうちに衆議院で3分の2以上の賛成で再可決する、とかはできないかと思ったが、これは法律案についてのようで予算案にはないようだから、どうしても年度内ということになれば参議院で可決するしかなく、それを考えるとこうした反発を抑えて少数与党が予算案を成立させるのはふつうに考えるとかなり厳しいと思うのだが、高市総理は何か成算があるのかな、とは思う。

参議院予算委員会の委員長は自民党の藤川氏なので、彼も職権で議事を早めることはできるだろうけど、委員会で与党は議長を含めて23人、野党は22人。つまり議長を除けば同数で、議長の投票によって可決はできるだろうけど、本会議での成立はやはり野党も巻き込まなければ難しい。どういう展開になるのか、まだよくわからない。

昨日書いた「立憲民主党≒リベラル」はなぜ没落したのか、ということについて、与那覇潤さんは「キャンセル」のような強引の手法を使うから若者を中心に国民に嫌われた、ということを言っていたけれども、やはり今の高市さんの国政の進め方はある程度強引であることは確かで、それがどう国民に評価されるのかはまだわからない。「強引」が結果論として許されるのは、「結果としてこれしかなかった」という落ち着きどころがある時に限られていると思うけど、(もちろんトランプのイラン攻撃も「強引だったが結果的にはあれしかなかった」という評価を狙っているのだろう、危ういけれども)「予算の年度内成立」がどれだけ「国民生活の支障を除いた」と評価されるのかはちょっとわからないなという気もする。


書きたいテーマ:メディアの役割は権力の監視か・リベラルを滅ぼしたのはキャンセルカルチャーか・社会保障・音楽とタイアップetc

Posted at 26/03/13

3月13日(金)曇り

今朝の今のところの最低気温はマイナス1.6度。ただこれは湖岸にあるアメダスの気温なので実家からは直線距離で1キロくらい離れているし、高度差は数十メートルはあるので全く同じではないだろう。今朝は5時半過ぎに外に出た時に案外暖かい、プラスかな?と思ったのだがそのくらいの気温だったので曇っているために放射冷却がそんなに進行しなかったということなのかもしれない。車でゴミを出しに行き、セブンで週刊漫画Timesを買い、職場のゴミをまとめて出して、お城の近くのファミマでスペリオールを買って帰る。

昨日は午前中にブログを書いた後銀行で通帳を記帳して西友に行って買い物。米を買ったのは水曜日だったか。そう、昨日は日本茶を買ったのだった。それからツタヤに行って「Change the world」4巻を買う。この作品もマンガワン連載だからいろいろ大変だと思うが、もう終盤に差し掛かっているようなのでしっかり締めてもらえたらなと思う。

作業場に行ってマンガの単行本の整理をし、実家に戻ったら鍵が開いてるので何かと思ったら弟が予定より早くきていた。母の入っている施設の家族会があるということで、こちらは忙しいということもあり、弟がいま福祉関係の仕事をしているということもあって出席してもらうことにしたのだ。やはり専門でやっていると知識もあるし要望などもしやすいということもあり、いろいろ言ってもらったようだ。今後良い方に変わると良いなとは思う。

***

今日は書きたいテーマが三つほどあったのだが、母を松本の病院に連れていく日なので時間がなく、簡単に何について書きたいかだけ。

https://kyodonewsprwire.jp/corp/shioj/4719/#i-3

メディアというものの役割について。コミュニケーション学者のウィルバー・シュラムによるとメディアの役割は「情報提供」だけでなく「監視」「討論」「教師」があるということなのだが、この「監視」というのは政治だけにとどまらず、社会にとって押さえる必要がある様々な変化について監視する、ということのようだ。日本においては自然災害などもその範囲に入る、というか各国に比べるとその重要度は高いだろうと思う。

そういうことを書こうと思ったのは「メディアの役割は権力の監視」という言い古されたフレーズについて、「そんなこと頼んでないぞ」という主張をよく見かけるのでこのフレーズの根拠についてちょっと調べて考えてみたいと思ったということである。このシュラムの主張が広く支持されているのかどうかもまだ調べられてないので、その辺からまた調べて考えて書いてみたいと思う。

https://note.com/yonahajun/n/nb78ea9746285

二つ目は、「リベラル≒立憲民主党≒中道改革連合を滅ぼしたものは何か」という話で、與那覇潤さんは「それはキャンセルカルチャーである」と言っていて、これはある程度当たっているとは思うのだが、やはり與那覇さん自身がリベラルな方なのでちょっと手加減しているというか、明らかにダメなところを強調しているような感じはある。その辺についてももう少し考えてみたいと思ったということである。

https://note.com/exaray/n/n81378cc414aa

三つ目は社会保障の問題について。この本は面白そうだと思ったのだけど、読む余裕がまだない。ただ社会保障とナショナリズムとか、この辺りについては考えてみたいテーマが結構あるので、また書きたいと思う。

https://note.com/lucaspoulshock/n/nd03ec04b9acb

そのほか、みのさんのこの音楽とタイアップとの関係についての文章にいろいろ反応があって面白いのだけど、それについて書けるほどの知見があるわけではないのでまた何かファンの立場からかけたらいいかなとは思っている。

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