沖縄リベラルメディアの「台湾は沖縄に迷惑をかけるな」発言/自民党に高市・石破の水と油が共存できるのは安全保障=憲法改正の大義があるから/フィギュア中井選手の素晴らしい演技とフェリーニの「道」

Posted at 26/02/19

2月19日(木)晴れ

昨日は午前中出かけて松本の整体へ。早めに出ようといろいろ備えていたのだが、腹具合との相談で出るのが予定よりは遅れた。ただ、車の流れが順調だったので地元の下道も高速も特に問題なく走り、塩尻で降りてからもそんなに焦らずに走れて、時間より少し早めに着いた。

腕が痛いということを言ってうつ伏せに寝ると左腕に激痛が走り、思ったより痛かったのだなと自覚。左腕の位置を探りながら操法を受けたが、終わる時には痛みはおさまっていた。基本的には疲れによるものだろうとのこと。腕の疲れもあるが全身の疲れということもあるのだろう。偏り疲労を無くすためにいろいろ心がけようと思うが、今も考えながらブログ/noteを書いていると痛いので、頭を休めることがまず第一だなとは思う。なかなか難しいが。

帰りは近くのスーパーでお昼の買い物をし、下道をゆっくり走って塩尻で高速に乗って岡谷に出たが、法面の伐採をやっていて車線規制の影響で少し時間がかかった。岡谷で降りてレイクウォークの隣の書店に行き、サンデーのコミックスを2冊買おうと思ったが「ふたりバス」1巻は買えたがもう1冊がなく、仕方ないので湖畔を走って上川河口橋から遡り、ツタヤへ行って探したら「かくかまた」3巻があったので買うことができて、実家に帰って昼食。

昼食後少し横になったら熟睡してしまったのでやはり疲れてるんだなとは思った。それから裏山の竹藪の作業を少しやったが、やはり腕が疲れてあまり長くはできなかった。

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最近いろいろなことを考えるのだが、世情においても高市政権の圧勝はやはりある種の作戦勝ちのところがあり、自民党政治が続く中で積極的に政策を実現していくにはまず政局を勝ち抜く必要があるわけで、昨年の総裁選ではそれをうまく乗り切り、今回の衆院総選挙でも国民の大多数を味方につけることに成功して戦後最多の議席を獲得したわけである。

一方で石破政権下の選挙ではほぼ敵失によって勢力拡大に成功した立憲民主党が、高市政権を嫌って連立を抜けた公明党と組んだ中道改革連合が惨敗し、特にリベラル勢力の壊滅的退潮がさまざまに語られるようになっている。

彼らの高市政権に対する批判を読んでいると、それ自体が彼ら、つまり左翼ないし「リベラル」の抱えている問題の現れであると思われることが多く、そういう意味で彼ら自身を分析するための重要な資料になっているように思われる。

例えば、「高市政権になると大々的に軍拡を行い徴兵制も復活するから「ママ戦争止めてくるわ」」という発想につながっていたわけだが、その辺りのところも彼らを分析するヒントになるだろう。

彼らはTwitterに「召集令状=赤紙」の写真を載せてこのままではこういうのがいきなり来るぞ、というわけだが解像度が低すぎるわけである。2026年の現在で80年前と同じことが行われると考える方がいろいろな意味でどうかしているわけだが、国民を軍隊に召集するためにはまず徴兵検査を行わなければいけないし、そこで甲種合格したら2年間とかの兵役になり、終わったら予備役になる。徴兵されなかった人たちも訓練等はあるし、召集というのは要するにそれら予備役の人たちを改めて軍隊に呼ぶことであるから、まずは全国的な徴兵システムを再構築する必要がある。

それだけで志願兵システムの現在の状況とは比べ物にならない予算が必要になるわけで、しかもそれは産業の発展に寄与しないだけでなく、ただでさえ人手不足の現状をさらに悪化させるわけで、そんな余裕は現在の日本にはないわけである。

徴兵が必要になるとしたらまさに日本自体が存亡の危機に陥ったときで、西から中国が、北からロシアが本土に攻め込んできて国土防衛のために国民を動員せざるを得ないという時だし、根本的にそんなことにならないようにするのが先決問題である。そのためには侵略性向を強めている中国やロシアに対して強い態度で望んでおかないとどんどん不利な状況に追い込まれる。日米同盟の強化や「自由で開かれたインド太平洋」外交でオーストラリアやインドネシア、あるいはインドやフィリピンなどとも相互協力を深めることで抑止し、中国に対しては「対話の扉は日本からは閉じない」という態度で望むのがベストだろうと思う。

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しかしそういう状況において、特に微妙になってきているのが沖縄の政治情勢のようだ。

https://x.com/Ryudai_Jinsha/status/1624735253251395585

この一連のスレッドを読んで沖縄の左翼メディアの酷さと言論空間の閉鎖性について改めて慨嘆させられたが、それで済む問題ではないなと思った。

要は台湾統一に向けて武力による威嚇を強める中国という存在があり、彼らの言動からは明らかに「台湾の次は沖縄」という狙いがある(これは先日読み始めた佐々木れな「自滅する米中」にも書かれていた)ことから、高市首相の台湾有事発言などもあり、その辺りで台湾と沖縄の双方の相互の意思疎通を図ろうという趣旨で開かれたシンポジウムだったようだ。

https://x.com/LIU_Yen_Fu/status/1624752646790971393

特に驚いたのが沖縄タイムスの編集局長が「台湾は日本や沖縄に迷惑をかけないようにちゃんとした世論を構築してほしい」と放言したという話で、これは沖縄の左翼ならこれくらいのことは言いそうだが、いくらなんでも外国である台湾に対してこんなことを言うとはと呆れたわけである。

結局沖縄の左翼は県内の閉鎖的な言論空間で主導権を握り、政府に対して注文をつけるだけの役割に安住して反米軍・親中国の姿勢で臨んでおり、そこに「台湾」と言うファクターが今までなかったと言うことなのだろうと思う。だからこんな上から目線の失礼な言い方ができるのだろう。

https://x.com/Ryudai_Jinsha/status/1624946524504596480

これは沖縄の左翼の深刻な問題ではあるけれども、沖縄だけでなく日本の左翼の深刻な問題でもあるだろう。反自民・反米の姿勢をこじらせすぎて中露から情報を取るようになっているが、これはどう考えても情報戦を展開する中露の思うツボであり、その手駒にされているとしか言いようがない。中露がハイブリッド戦争を行なっていることはもはや世界的な常識であるのに、それらを退け陰謀論にハマってしまっている人が多いのが日本の左翼全般の情勢で、だからこそ「ウクライナは早くロシアに降伏しろ」などと言うことになるわけである。ウクライナの次が日本でないと言う保証はないのにである。

そしてこの局長の発言にある「台湾は沖縄を巻き込むな」と言うのは「ウクライナは日本を巻き込むな」と言う主張と同じであって、自分たちさえ良ければ良いと言う話になる。台湾やウクライナが自由主義世界の最前線で権威主義諸国と対峙しているのだという事実が理解されないのは、現実を見ないことで勢力を保とうとする戦略であり、そのような戦略が破綻したのが今回の総選挙だったわけだが、その反省が全くないのも残念なことだと思う。

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https://x.com/Perfect_Insider/status/2023387842781790306

https://x.com/Perfect_Insider/status/2023388553330446639

こうなったのにも理由があって、もともと戦争直後の保守多党化の時代に、「経済政策という小異」を捨てて「安全保障という大同」を取るという旗印のもとで1955年に自民党が結成されたことに始まるわけである。

戦前の二大政党制は民政党が井上準之助の緊縮財政、政友会が高橋是清の積極財政という欧米の他の国と同じような経済政策の対立に由来するものだったのだが、世界恐慌への対応に失敗し政府や財閥への批判や暗殺事件の続発で政党に依拠しない中間内閣に移行し、それがブロック経済化と相伴って統制経済を強めることになり、経済的自由主義と思想的自由主義がともに逼塞することになってしまったわけである。

戦後は特に吉田茂の自由党と鳩山一郎の民主党に代表される二大保守政党の対立に戻ろうとしていたわけだが、米ソ対立の冷戦が深刻化する中で社会党や共産党の勢力も強まり、下手をすれば革命すら起きかけないという状況の中で、社会党を中心に非武装中立の主張が強いこともあり、安全保障に大きな弊害が予想されたために三木武吉らの手によって保守合同がなされ、「憲法九条改正」を党是とし安全保障政策を確立することを根本理念とする自民党が結成されたわけである。自民党はその後も岸内閣での安保改正に成功し、日米同盟という大きな保証を手に入れたわけである。もちろん引き換えにしたものもあったわけだが。

つまり、戦後日本の二大政党制は経済政策の対立が主眼ではなく、安全保障政策の対立が大きくなった。ということは結局は社会党が政権を取るためには自民党の安全保障政策を批判するしかなくなるわけで、安保批判や護憲、原水爆禁止などの平和運動が左翼運動の中心になったわけで、それが現在までおを引いているわけである。

戦前の日本や欧米の政党政治と違い自民党内では経済政策は決定的な対立点にならなかったので、積極財政の池田勇人や田中角栄と、財政健全化を唱える佐藤栄作や福田赳夫が同じ党内にいるということになったわけである。慎重な佐藤内閣下で高度経済成長を成し遂げたためにその後の田中内閣は「日本列島改造」を唱えて超積極財政を行おうとしたがオイルショックなどもあり狂乱物化を招いて福田赳夫を大蔵大臣にして緊縮を図る、などということが可能だったわけである。

しかし自民党の悲願である憲法改正は何十年経っても達成されず、それが故に自民党が解党することもなく、社会党はますます護憲平和のみにこだわるようになっていき、アップデートされなくなっていったわけである。

ただ、その状況のもとでレーガン政権・ブッシュ政権の圧力とソ連自体のペレストロイカ政策などもありソ連が崩壊し、安全保障面での懸念が消えたように思われた。そのために1993年に小沢一郎が仕掛けたのが自民党分裂であり、それが現在の民主党・立憲民主党・中道改革連合の流れにつながっていくわけだ。

しかし冷戦崩壊による平和到来というのは一時の幻想に過ぎず、21世紀になるとテロとの戦いの本格化、また2022年に始まったロシアによるウクライナ戦争によってまた安全保障が喫緊の課題になる時代に戻ってしまったのである。この状況下において護憲平和の伝統芸しかできない左翼リベラルが全く支持を失い、安全保障政策を第一に掲げ中国に対して対峙する姿勢をとる高市内閣が支持されたのは当たり前すぎるほど当たり前だということができるだろう。

逆に言えばこの課題を解決でき、安全保障に対する国民的な合意形成ができれば自民党は巨大与党である必要はなくなるから、水と油のような高市と石破が同じ政党にいるという状況も解消されるだろうと思われる。そういう意味では憲法改正は日本が次の段階に進むために必要な一歩であることは間違い無いと思う。

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書きたいことは他にいくつかあるのだが、時間がなくなってきたことと腕が痛いこともあるので後一つだけ書こうと思う。

昨日のオリンピックの女子フィギュアのショートプログラムで1位になった中井亜美さんの演技である。

https://sports.yahoo.co.jp/milanocortina2026/olympic/video/highlight/97bb5cb5be154b478bee28883c8be2ea

これは、私が今まで見たフィギュアスケートの演技の中で最も良いものであったと思った。もちろん私の好みもあるが。

私は今回のオリンピックにほとんど興味がなくて全然見ていなかったのだが、ニュースで映った中井さんがボーダーの衣装を着ているのが気になり、少し調べてみたらフェリーニの映画・「道」の主人公であるジュリエッタ・マシーナが演じる「ジェルソミーナ」をイメージしたものであることを知って仰天したのである。

https://amzn.to/4aCL5Fk

私はフェリーニの映画が好きなのだが、「道」はあまりに古典的なヒューマニズム映画であるということもあり、そんなにすごく好きでも無いと思っていたのだが、イタリアでのオリンピックで日本人の17歳の少女が演技をするのに無垢なジェルソミーナというモチーフはこれ以上ないものだというところに非常に感心させられたわけである。

もちろんそんな作戦だけでなく、中井さんの弾けるような演技も素晴らしいし、京都の舞妓さんを思わせる顔立ちとメイクに大きく口を開けて嬉しそうに笑う表現が非常に映えていて、得点を見て喜びを爆発させた時の身振りなども本当に高校生らしく、こんなに全てがマッチして最上の結果をもたらした滑りは本当に初めて見たと思ったのである。

フリーの演技がまだ残っているから気は早いのだが、ぜひフリーでも頑張って良い演技をし、良い結果を収めてもらいたいものだと心から思ったのだった。やはりスポーツは侮れないし、イタリアを舞台にこのモチーフを選択できるチームの力量もまた素晴らしいと思ったのだった。

「リベラルな若者」の「リベラル拒絶」は当然の結果か/左翼という上部構造の崩壊は出版業という下部構造の凋落の結果か/天皇の自由意志/日常の緊張感/ロバとキリスト/「ふつうの軽音部」8話/竹を切る

Posted at 26/02/18

2月18日(水)晴れ

昨日は午前中ブログ/noteを書いた後、裏山の竹が道を塞いでいるところを切り開くためにどこから手をつけたらいいか探りながら作業をしていた。まず切った竹の置き場を作らないと作業が進められないなと思いそのスペースを作れそうなところから手をつけ、要領を見出していく。畑の反対側の端のところに入る道から入ってみたが相当な藪になっていてそこにスペースを作るのは後にしたほうがいいことがわかったので手前の方から手をつけた。二月ももう中盤だから早めに動かないと山もすぐ春の成長期に入るので、余計手がつけられなくなっていく。午前中は零下だったが少し作業するとすぐ暑くなる。

腕も痛いしまだ作業に慣れていないのであまり無理はしないようにし、午前中は早めに上がって入浴して着替え、銀行回りなど。資金を移したり記帳したり。近くのファミマへ行って電気代と水道代を払った。それから西友に行って出汁の素と梅干しと豆腐を買って帰宅。昼食後少し休んでまた裏山で作業。だいぶ要領がわかってきたし午後は気温も上がってきたので作業はしやすい。ただ、竹は本当に小さな枝が多くて気がつかないうちに引っかかる。蔓草が太くなったのが竹に絡んでいて上の方が引っかかっていて倒せなかったり、ややこしいことは多い。冬でこれだから夏はもうジャングルである。まだどのくらいかかるか見当はつかないが、地道に少しずつやっていこうと思う。健康にも良さそうだ。早く腕を治したい。

夜はニュースを見ていたが最近はオリンピックばかりやっているのであまり見ないのだが、それにしてもフィギュアペアの金メダルはすごい。私のような関心がないものでもショートプログラムで失敗したことは知っていたから、それを逆転で金を掴んだというのは本当にすごいことだと思う。ミスした男子の方が「今まで支えてくれたから」と女子の気丈さに支えられて難関を乗り切ったというのもなんだかジンとしてしまった。スポーツはこういうのがいいんだよなと思う。フェミニズムのいやらしさと違って、とか書くと嫌味だが。

https://shonenjumpplus.com/episode/11990162089564828460

夜は「ふつうの軽音部」の単行本を読み返していたのだが、改めてこの作品はすごいなと思う。1巻の何度も読み返したようなところも、8話で鳩野が視聴覚室で一人で「Everything is my guitar」を爆唱するところの歌詞と場面の配置が実はめちゃくちゃスピーディーで、BPM131ながらめちゃくちゃ早口の歌詞の1番のうちに全ての展開が終わっているというのはすごいと思った。その中に鳩野の両親の離婚、大阪の中学への転校、友達とカラオケに行って声をバカにされたトラウマ、そんなものを振り払って歌う現在、仲良くなったたまき先輩への想い、この先に対する期待感が高まる描写が水際立っていて、でもその全てがわずか40秒ほどの歌詞の中で表現されている。後になると読むスピードに合わせて歌詞が配置されるのだが、だからもしアニメになった時にこの場面がどう表現されるのかと思ったりするが、むしろ走馬灯的なものとして考えると納得できるところもあり、読む時も逆にそういうものとして読むといいのかもしれないと思った。そういう意味では走馬灯的な早い展開のところをスローにしてみているという逆説的な読み方もできる気がした。5巻のそのたまき先輩の後夜祭ライブの場面あたりを読み終えたところで寝落ちした。まあ物語的にもここで一段落ではあるのだが。それにしても楽曲の理解が深まるとマンガが一段と面白くなるという構造も改めて新しいなと思った。

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朝起きたのは5時前で、やはりまだ腕は痛いのだが、寝床の中で腹を探ると腹が硬くなっているのに気付いて、ああこれが腕が痛い一つの原因かなとは思った。今日は整体に行く予定なので痛みが軽減できるとありがたいとは思うのだが。気温はマイナス3度ほど。外に出ると車のフロントが凍っていたのでエンジンをかけて暖機し、その間に少しブログを書き始めたが、10分弱で解凍されていたので車に乗って出かける。少し離れたセブンまで行ってサンデーと午後の紅茶のチャイを買う。だんだん夜が明けてきたので少し遠回りして富士山の見える道を走り、振り返ると朝焼けの中に富士山が見えた。そのまま走って職場に出て少し準備をした後帰宅。

https://www.nhk.jp/p/kogaku/rs/NWYPY4N3WW/episode/re/K8NNV5XR92/

その間に聞いていた「古楽の楽しみ」で中世の民衆劇が取り上げられていて、今回取り上げられたのが「愚者の祭り」として知られる「ロバの祭り」だった。なんとなく聞いていると、ロバというのはヨーロッパでは昔から愚者の象徴であるのだけど、(ウマ娘(リアル?)など読んでいても頭の悪そうな馬がロバっぽく描かれていたりする)、実は聖書に最もよく出てくる動物の一つで、聖書的な動物でもあるのだ、というのは初めて知った。民衆の乗り物でもあるロバは民衆に寄り添うキリストの象徴でもあり、馬小屋で生まれたイエスも近くにロバがいただろうとか、そういう話を聞いていろいろと今までの疑問が解ける部分があるような気がした。愚者=無力の象徴だと思っていたロバが割と大きな働きをする、まあそれは民衆劇的な転倒の論理なのかなと思っていたのが、キリストの象徴でもあると言われると見方が変わるなと思った。音楽も、以前よく聞いていたルネサンス時代の音楽、民衆の音楽みたいな感じで、懐かしいなと思った。

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なんだか音楽の話が続いたが、出かける前に仏壇にご飯と水を供えてマッチを擦り、線香に火をつけて香炉にさし、鈴(りん)をチーンとやって手を合わせ他のだが、その「マッチを擦って閃光に火をつける」という作業の緊張感が、何かに似ているなと思って最近よく聞いているあいみょんの「君はロックを聞かない」の歌詞を思い出した。

埃まみれのドーナツ盤には あの日の夢が踊る
真面目に針を落とす 息を止めすぎたぜ
さあお腰を下ろしてよ

という部分である。レコードを聞いていた世代にとっては、レコードをジャケットの中から取り出し、ターンテーブルに乗せ、オートであれマニュアルであれ針を落とす時の緊張感というのは、懐かしいものだと思う。仏壇に向かって線香に火をつけて香炉に立てるという一連の行為もまたその儀式性と「火」という危険物を扱う緊張感が伴うことに意味があると思うのだが、そうした緊張感が現代ではなくなってきているなと思うなどした。

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日本の政治の根幹には天皇制があるわけだが、考えてみると自分の存在が国家の基本法である憲法に書き込まれていて、自分の生き方のシステムが全て定められているというのは考えてみると相当なプレッシャーだろうなと思う。

天皇に自由意志はあるのか、という問題について考えてみると、出処進退という肝心な部分において天皇には選択権がないわけである。それを考えてみると上皇陛下が譲位という憲法にも皇室典範にもない選択をお気持ちという形で表明され、譲位が現実のものになったというのはすごいことなわけで、譲位自体が閑院宮家から皇位を傍系相続した光格天皇以来のことであり、日本国憲法体制の中で様々な行事への象徴的な参加という公務に従事される負担を考えると、上皇陛下が傘寿を超えてなおご健在であり、また天皇陛下も還暦を超えられていることを考えると結果的に大変妥当だったと思うのだが、「天皇の自由意志の表現」の先例として日本国憲法体制の中でどの程度妥当だったのかはまだわからないような気もする。

結果的には天皇陛下には皇位という運命を自らの意思で引き受けていただいたと考えるしかないわけなのだけど、陛下には日本という国のためにご負担を引き受けていただいているということは国民として理解しておかないといけないことだなとは思う。

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総選挙での自民大勝・「リベラル」惨敗について、noteでこういう内容のコメントをいただいた。

https://note.com/kous37/n/nb4f7f05d9d08?from=notice&scrollpos=comment&c=nc4a8550bbc828

「リベラリズムは「自由」から「構造の平等」へと意味が上書きされました。その結果、「正しい不平等是正」を掲げる現代リベラリズムが道徳的優位を独占し、それ自体が異論を封殺する巨大な権威として機能する逆転現象が起きています。

ここで何が起きたかというと、かつて国家による支配からの自由を求めてリベラリズム(自由)が生まれたように、現代のその道徳的権威への反発という形でリベラリズム(自由)が再度生まれつつあるのではないか、という考察です。」

「構造の平等」というのが自分が使わない言葉なので最初よく意味が掴めなかったのだが、要は「構造的差別を是正することこそが正義」という意味での平等観、ということなのだと理解した。

その「構造」というものが本当に存在するのか、ということをむしろ私は疑問に思うし否定的なところが多いからそういう思考自体にあまり慣れていないのだけど、つまりは男女関係で言えば「家父長制」とか外国人の受け入れで言えば「民族的純粋主義」みたいなものが「構造」ということになるのだろうか。日本のいわゆる家父長制や民族主義みたいなものは国際的に比較すればその名前で呼ぶべきものなのかという疑問は常に感じるのだが、確かにアカデミアにおける「女子枠」推進の世論であるとか、外国人が起こす様々な問題に対する警察などの腰のひけた態度、そのほかそういうものを「絶対的正義」とする主張に従来制度を守ってきた人たちが洗脳されたり恫喝されたりしている現状はあると思うので、それらからの解放という形での自由こそが若者が求めているのだ、というのはわかると思った。

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後もう一つ論点として面白いと思ったのが、左翼リベラルが蟠踞し逆に言えば強く依存してきた出版業が凋落しつつあることが、左翼リベラルの全体的な転落に結果しているという主張である。

https://x.com/motok_saikai/status/2023685669789593793

https://x.com/ganrim_/status/2023713267689169084

「「岩波・朝日」的なものの終焉は、人文系の凋落とも完全に重なって」いて、その出版業の衰退こそが全体的な構造変化を招いているというのはそういうこともあるかもしれないと思った。

この話の面白いところは、スレ主の方もレスでつけているが、左翼思想の凋落がまさにマルクスの言うところの「下部構造の壊滅が上部構造も壊滅させた」と言うことなわけで、まあ日本的なマルクス主義の転落がマルクスによって予言された感じになったいるところだろうと思う。

同じスレには韓国の左翼が生き残っているのはある種貴族化しているからだ、と言う指摘もあり、その辺りはいわゆる日本の「世田谷自然左翼」みたいなものと同じ傾向はあるし、いわゆる「公金チューチュー」の社会政策の「官から民へ、コンクリートから人へ」の流れの中で利権化したNPO団体の問題なども出てくるだろう。まさに構造的な問題ではあるのだが。

出版業というのははっきり言えば「マンガやラノベの売上で固い学術書や文学書の出版を支えている」という構造なわけで、その上部構造の方がマンガやラノベを低俗だ、出版禁止にしろ、などと叫んでいるのはまさにタコが自分の足をぶった斬ろうとしているのに近い。構造的理解というものはまさにこういう局面で必要になるものだと思うのだが、彼らがそれを恬として恥じないのは自分たちを根拠なく正義の特権階級であると思い込んでいるからだという面があり、その面でも確かに「構造的差別という主張によってもたらされている構造的差別」の問題は大きいなとは思った。

日本の出版業は「マンガやラノベという足腰」がしっかりしているからまだ大丈夫だとは思うのだが、変な表現規制をしないことこそが自分たちの延命のためにも重要だという視点は出版業や執筆に関わる人たちには理解してもらいたいところだとは思う。

逆に言えばマンガの書き手たちは自分たちのあげた利益で自分たちを攻撃する変な学者や運動家たちを養っているとも言えるわけで、まあそれこそ「誰が食わせてやってるんだ!」と声を大にしていってもいいのではないかという気はした。


驚きの衆院副議長人事/「こころの一番暗い部屋」(ジャンプ+)が面白かった/ロシアの「経済的徴兵」/社会学の偏向が犠牲にしているもの

Posted at 26/02/17

2月17日(火)晴れ

昨日は朝5時過ぎくらいに少し遠い駐車場に止めてあった車を動かして近くの駐車場に移動。前日にはスペースがなかったがこの時間だからか一つ空いていて、少し余計に払うことになるけど止め続けるよりは安いので移すことにしたわけである。ローソンでジャンプとヤンマガとスピリッツと朝ごはんを買って駐車場に行き、Suicaで代金を払う。現金以外の決済ができるところが良いところなのだが、日中の最大料金が400円違うのは少し痛い。どちらの駐車場も10階の自宅からは見えるので、一台空いてるなと思ってそうすることにしたわけである。考えてみたら便利と言えば便利なシステム?だが、移動しているうちに塞がる確率もゼロではないので早朝のうちに移動したわけである。

朝食前にブログ/noteを書き終えた後、少しネットを見てから近くの和菓子屋まで歩いて塩サバ弁当など買い、帰ってきてからさて出かけるものか迷う。まだ腕が痛くて渋谷とかまで行くのはきついなと思ったので。占ってみると家の中でできることをするのが吉、というような卦だったから「正反対な君と僕」の録画など見だしたのだが、感情が動くと痛くなるということに気づき、途中でやめにした。痛みというのは本当に精神的なものだなと思う。

とりあえず入浴したり洗濯したりゴミを捨てに行ったりしていろいろ休み休みやって、そんなにしないうちにお昼になったのでお弁当を食べ、片付けをして1時過ぎに実家に戻ることにした。ここは現金なので小銭入れを探したが見つからない。少し焦ったがショルダーバッグの中でなくスポーツバッグの方に入っていて、体調が悪いとやることが少しおかしくなるなとまた思った。

駐車場を出て近くのローソン併設のスタンドに行って給油。リットル150円になっていて少し上がった。それでも2000円行かない。実家から東京までは概ね下りなのでガソリンの消費量も少ないのかなといつも思う。ローソンでコーヒーと水とシリアルバーを買って出発。下道は早いせいかあまり混んでなかったが、高速に乗るときに1度の信号ではいけず2度かかった。首都高はこの時間なら空いていると思ったが必ずしもそうでもなくて、いつもの混雑ポイントと違うところが混んでいた感じ。石川PAについたのが2時半近くになっていた。その後、笹子トンネルの前後で工事渋滞みたいになっていたのと、昨日は何故か大型トラックがめちゃくちゃ多くて、それで混雑していた感じがあった。16日の月曜日という日付的な問題が何かあるのだろうか。境川PAでトイレ休憩してその後は地元のインターまで走り、ATMと書店によってからスーパーに行って夕食の買い物をし、途中のセブンでSuicaをチャージしてから帰った。

まだ明るい時間だったのだが、その後ちょっとあって裏の畑の方を見に行き、少し作業。この時間でもあまり暗くないというのは日が長くなったなと思う。しばらくちょっとやらないといけないことができた。

夜はご飯を炊き、あると思っていた豆腐がなかったので「味噌汁の具」というフリーズドライだけ入れて味噌汁にしたがやはり豆腐くらいは欲しいところだと思った。

https://note.com/survivelifedx777/n/na3e7ff8efacd

私は「ふつうの軽音部」の感想は読める範囲では読んでいるのだが、(2ちゃんスレまとめなどは最近読まなくなった。「推しの子」の時は読んだいたのだけど)いつも面白く読ませていただいているこちらのnoteで日曜日更新の「こころの一番暗い部屋」という最終回を迎えたジャンププラスの作品が強くプッシュされていた。私もこの作品があることは知っていたのだけど、多分初回に途中まで読んだくらいでやめていて、順位的にも毎回下位の方だったのであまり注目してなかったのだけど、そう言われるなら読んでみようと思って最終回を読んだらなんだか思っていたのと違うぞ?と思い、コメント数を見ると順位は7位なのに1位の「ふつうの軽音部」より多い。これはちょっとただ事ではないなと思い、1話から読み始めたのだが、見事にハマった。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567263035943892

締め切りがやばい時に作業通話をしながら作業する、ということが作家の人たちにはあるらしい、というのは聞いたことがあったが、そういう状況で、「キーワード怪談」というものが話題になる。通話に参加している三人がそれぞれキーワードを出し合い、その三つを使って怪談を作る、というものなのだが、例えば第1話のキーワードは「岩」「ファーストキス」「遺産相続」という三つが出てくるのだけど、この「創作された怪談」がまずどれもこれも怖い。そしてその怪談について、聞いている人が感想を言うのだが、その掘り下げが毎回すごく、特に主人公になっている「カナさん」の考察ぶりがすごい。カナさんは奏(かなで)と言う名前で「絢爛たるグランドセーヌ」の主人公と同じ名前だが、こちらは中年男性のあまり売れてないホラー漫画家である。

「怪談の中には心の中の「本当」がある」と言うのは本当になるほどなあと思わされて、あまり階段とかホラーとか読む方ではないのだが、この作品には大変引き込まれた。途中からミステリー仕立てというか、こうした場で出されたネタを使う「盗作」の問題が起こってきて、その犯人がどうやら・・・と言うことになるのだけど、この展開もすごく面白い。22話が最終回なのだが、本当に測ったようにこのラストに向かって語られている感じで、最初からこの尺でやる予定での連載だったのではないかと言う気がするが、実際はどうだろうか。

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https://x.com/KaterynaLis/status/2023116153032147140

いくつか。ウクライナ戦争において、ロシア兵の消耗が激しいが、ロシア軍は徴兵は前線に送らず、志願兵を前線に送り込んでいるとのこと。徴兵は都市部の比較的豊かなクラスからも行われ、その兵士たちが大量に戦死したら政府への反発が強まるため、少数民族地域で待遇をよくして志願兵を募集し、彼らを前線に送り込んでいるため、少数民族地域の若者の戦死者が多くなっているとのこと。これは実際の徴兵でなく「経済的徴兵」と言われているが、従来ロシアの支配に反発していた地域からは行われず、主にシベリアなど貧しい地域で行われているという。

https://x.com/rockfish31/status/2023455406102835248

徴兵制が最初に敷かれたのはよく知られているようにフランス革命の時であって、革命の母国を防衛しようと言う強い意欲によって傭兵制の他国の軍隊を撃退したことから注目されるようになった。徴兵は基本的に防衛戦争のためのものなのだ、と言う指摘。日本の戦争も自意識としては防衛戦争であったのであり、防衛と侵略がある意味紙一重になりがちなのは確かなのだが、大陸に領土を持っていた戦前とは違って現在の日本は列島のみになっているのであり、侵略を防衛と言い換えるロジックは説得力を持たないだろう。もちろん防衛戦争でもしないで済めばそのほうがいいに決まっているわけで、そのためにも中国に十分対抗できる同盟関係や防衛力を整備する必要はあるだろう。

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ネットでは「偏向している学問」と言えば「社会学」が代名詞になっているわけだが、実際に左翼的偏向の弊害が現れていると言う記事。内容はまだ読んでいないが、そう言う研究も行える海外の自由さと言うものはいいなと思った。日本でもやってほしい。

https://x.com/SeanKy_/status/2023340305894764736

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今朝一番驚いたのが衆院の副議長人事である。

https://www.47news.jp/13877047.html

野党第一党から副議長を選出するのは慣例ではあるが、大幅に議席を減らした中道改革連合で誰が副議長になるのかは一つの焦点になっていた。議長もそうだが副議長も「ベテランの最後のご奉公」という印象があり、副議長は「棚上げされた名誉職」という印象が強い。ここで51歳の立憲民主党元代表の泉健太氏の名前が上がっているのは、今回大量に落選した民主党第一世代から選べずそれだけ人材難ということもあろうが、中道の未来を担うのではと目されていた泉氏をこのポストに送り込むというのはどういうことなのか、ネットでも波紋を呼んでいた。

https://x.com/izmkenta/status/2023488113830723930

大御所が氷河期世代に名誉職を押し付けてくるというのは流石にないだろう、本人の希望では?という観測もあったがこのツイートを見るとそういうことではないようだ。民主党第一世代では野田さんと長妻さんがまだ残っているわけで、この辺が世間的には妥当だろうと思う。

一部には泉さんに議会運営を期待する向きもなくはないようなのだけど、副議長からの第一線復帰という先例を作れというにはちょっと説得力がない。左派的な執行部に対する批判勢力になりそうな泉さんを封じ込めるため、と見られても仕方がないわけで、こんな少数党に転落してさえ内部の権力争いにうつつを抜かすようではなかなか未来は望めないのではないかと思った。

腕が痛い/「若者はリベラル化しているのになぜリベラル政党の支持が増えないのか」を私も考えてみた。

Posted at 26/02/16

2月16日(月)晴れ

昨日は朝ブログを書いた後東京に帰る予定だったのだが、どうも左の肩から腕にかけてが痛く、どうしようか迷ったが帰ることにした。いろいろやってたら出るのがお昼前になり、実家の地元のセブンを出たのが11時50分。高速に乗る前にお昼になり、八ヶ岳PAのトイレ休憩が12時半ごろ、1時ごろに境川PAに入ったが、ふだんはお昼を買って帰宅してから食べるのだが昨日はもうお昼を食べることにし、わかめそばとミニもつ丼。そばを食べているうちに自宅なら卵を入れたのになあと思うなど。昨日は霞がかかっていて晴れた日なら見える富士山がうっすら死か見えなかった。笹子トンネルを越えたあたりで石川PAが混雑と出たので避けて手前の藤野PAでトイレに行ったが、警戒していたが混んでいるということはなかった。首都高に入ってからもだいたい順調で、すんなり普段の駐車場まで行ったが満車。仕方ないので自宅の高層住宅を4分の3周して別の駐車場に停め、帰着した時には3時を過ぎていた。

左腕は相当痛くなっていて、さてどうするかと迷ったのだがとりあえず出かけることにし、日の傾いた街を駅まで歩いて、大手町に出た。丸善に行こうと思ったのだが、行ってみたら全館休館日。毎年この時期にはあるのは分かっているのにいつも引っかかるのはなぜか。日本橋まで歩いて日本橋の丸善で少し本を見て、「変な左翼でない人が書いている政治や社会の話はないかなあ」と思って探したのだが、そう思って探すと大体何らかのところが引っ掛かる本ばかりで、これというものがない。というかこれは考えてみたら結構昔からなんだよなと思う。それなら自分で書くかあ、と思ったり。昨日のブログ等は私自身としては割と書けてると思うのだが、一定以上の反応が増えない。何をどうすべきか。

https://amzn.to/4bXEc3I

等と考えつつ本を見ていたら佐々木れな『自滅する米中』(SBI新書、2025)を見つけた。ツイッターではよくお見かけする若手の国際政治学者の方だが、最近は中国関係の研究を進めておられる印象があった。ぱらぱらと見てみると割と面白いなと思ったので買うことにした。1階のレジが長蛇の列になっていたので2階に上がったら割とすぐ済んだ。それから向かいの高島屋に行き、地下で夕食になるものを探したが、「赤魚の煮つけ」の弁当があったので店の人と少し話をして買うことにした。そのあとはまっすぐ帰宅し、7時ごろニュースを見ながら弁当を食べて、けっこう疲れが出ていたので早めに寝た。「正反対な君と僕」と「豊臣兄弟!」は録画はしてあるのだが、まだ見られていない。

***

というところまで書いて買い物に出たのだが、今朝は起きたのは4時前。というか目が覚めてトイレに行き、時計を見たら4時前だったということだが。腕の痛みはよく寝たおかげで少しおさまってきてはいたのだが、少しスマホをいじったらぶり返した。スマホは腕の痛みの大敵のようだが、見ないわけにもいかずなかなか大変である。キーボードを打つのも激痛が走るというほどではないがまあ痛みにあまりよい感じはしない。先ほど数学の問題を考えていたら痛くなってきたので頭を使うと痛むのかもしれずそれはけっこう困るのだが、まあ体調を整えながら何とかしないとなとは思う。

***

「若者はリベラル化しているのになぜリベラル政党の支持が増えないのか」という問題について少し読んでいた。

https://x.com/sangituyama/status/2022996273960558631

実態として、特に「立憲」的なもの、あるいは立憲民主党という名前自体が嫌われているという話が出てきていて、へえっと思う。もともと立憲なんとかというのは立憲自由党とか立憲政友会とか戦前の保守政党に使われていた党名だし、日本に議会政治や民主主義を樹立するんだという心意気というかそういうものの現れた名前だと思っていたからまあレトロだけど悪くない党名なんじゃないかと枝野幸男さんが希望の党結成時に小池百合子さんに排除された人たちを集めて作った時には思っていたのだけど、まあ内容は放射能デマを広めたり話の通じない護憲平和の人を集めたりどうかとは思っていた。

考えてみると、この「立憲」ということばにも「護憲」という語感が含まれているのかもしれない。それを支持者は好み批判者は嫌がっているということなのかなとも思う。「護憲」という言葉も大正時代にはそれなりに意味があったが、今となっては教条的に過ぎて鼻白む感じが出てきている。立憲という言葉が嫌われているとしたらそういうことかなとは思うが、憲政史上のある種の宝のような言葉を地に落とした罪は重いなとは思った。

https://note.com/seanky/n/n105e4166a784

こちらのnoteはおおむね賛同できる内容だなと思った。高齢者を中心とする旧リベラル(護憲平和)層は全体の16%ほどで、新リベラル(子育て世代・シルバー民主主義に反対)とでもいうべき層が21%あり、「だれに福祉を回すべきか」で対立関係にある、というのはなるほどと思った。一方「リベラル嫌い」な人たちは3割ほどで、愛国心を重視するなどなどコアな保守は1割ほど、のこりの2割はリバタリアン的傾向、というのも実感としてはそんなもんだろうなと思った。

そして重要なのは安全保障観として高齢層の旧リベラル以外は日米同盟を肯定しているというのもまあそうだろうなと思う。その強い理由になっているのがウクライナ戦争だ、というのはよく言われるけど本当かなと思っていたのだけど、最近ある程度はそうなのかなという気がしてきている。従来から保守である立場から言えば、プーチンのロシアがあの程度の残虐性や占領地から徴兵して前線に送るなどの国際法違反・非人道的なことをやるのはまあやるだろうと思っていた。ただ、「同じロシア人」というウクライナ人観を持っているのにあんな虐殺をやるとはという衝撃はある程度はあったが。

そこまで深刻なロシア観を持っていなかったリベラルにとっては大きな衝撃だったというのもわかるし、大部分の国際政治学者がウクライナを支持してロシアを非難していることも大きかっただろう。彼らは基本的にはリベラルだし、またフェミニストでもある人が多い、つまり日本のリベラルの標準的な人たちがそういう姿勢であるということも大きかったと思う。ロシアを支持する人たちの理屈はおおむね筋が通っていないという印象だったのだろうと思う。

また旧リベラルと新リベラルに関しては、高福祉を求めるという姿勢は同じであるけれども、旧リベラルが貧困層や高齢者に厚いことを求めるのに対し新リベラルは女性や子育て世代に手厚いことを求める、という違いがあるというのがわたしにとってはあまり認識していなかった新しい視点かなと思った。新リベラルは現役層でもあるから受益者である以上に負担者でもあり、負担感にも敏感だし政策の方向性も見ていて、特に数の多い高齢者に政治が左右されていることには批判的だというのはそうだろうと思った。

保守層が年齢によってあまり政策に対する考え方の違いがないから一枚岩的であるのに対し、リベラル層は年齢によってかなり立場の違いが出てくるというものそうだろうなとは思った。

そういうことで、立憲や共産党などに投票する旧リベラル層をのぞいては、安全保障について日米同盟堅持の姿勢を持ち、また福祉政策についても安倍政権以来きちんと目配りをしている自民党を支持層が多いのは当然だという結論になるようである。

これは前回の石破政権で自民党が大敗した理由もある程度は説明できて、それは石破さんが「アメリカに舐められてたまるか」みたいな無意味に反米的な言辞を弄したこと、また中国に対してはっきりした姿勢を表明しなかったことが大きいのだろう。それだけでは説明できない部分はもちろんあるが、構造的に自民党寄りになっているリベラルの支持を一気に失って集散でピンチを招くという離れ業は逆に言えば石破内閣にしかできなかったかもしれない。

こうした調査でもう少し深掘りしてほしいと思うのは、少し男女論がらみになるが「女子枠」の問題と「共同親権」の問題である。女子枠は私の予想としてはリベラル保守男女を問わず若者層には評判が悪いと思うし、高齢者は特に女性に支持が多いように思われる。保守派はおおむね反対でリベラルの方が賛成が多いだろうとは思う。共同親権の問題は若者には支持が多く、高齢の女性には反対が多い気はする。リベラルな立場であれば賛成になるとは思うが、これは日本の母性神話がどのくらいどの層に残っているかによるかなとは思う。その辺が可視化できるといろいろ考えやすくはなると思うのだが。

日本がこれからも生き残るためには保守の思想が必要だという立場からすれば決して楽観できる話ではないのだが、とりあえず情勢をつかむことが第一歩なので、こうした記事は大変参考になったと思う。

***

腕はまだ痛いが、何とか書けた。とりあえず腕や肩を暖めて痛みを和らげたいとは思う。

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