「今はもうAIしか論文を読まない」と「AIは信用できるか」/「コスパ意識」と「教養の意味」/「人の話を聞くこと」と「話の面白さ・わかりやすさ」

Posted at 26/02/25

2月25日(水)雨

今朝は朝から雨が降っていて、気温はそんなに低くない。5時に起きたがその時の気温は10度を超えていた。今は8.6度なのでむしろ下がっているのだが、天気図を見ると前線が通過したということなのかなと思う。前線は停滞前線なのだが、この時期にこんなものが出るということはそんなに珍しくはないのだろうか。

昨日は午前中少し畑で竹を切って入浴してから銀行やスーパーに出かけ、午後は昼食を食べてからまた裏の畑で竹を切っていたのだが、だいぶ見通しが立ってきたので少し安心した感がある。見通しが立ってくるとやる気も出てくるのだが、今日はあいにくの雨で、まあここのところ忙しかったから一休みしろということかなと思う。家の中の仕事とかは結構たくさんあるのだが。

***

社会や政治絡みのことで書きたいことが今日はないなあと思いながらTwitterを見ていたのだが、印象に残ったものについて少し書いてみたい。

https://x.com/TJO_datasci/status/2026168795342192725

「コンピュータサイエンスに三角関数は不要か否かという議論がバズっているのを見かけて、「〇〇は無駄だから勉強しなくて良い」という口実で若い人たちが勉強する量を減らそうとする行為自体が浅ましいなと思った。若くて脳が柔軟なうちに沢山勉強して身に付けることの重要さを理解していない議論かと」

若者のコスパ志向はかなり極端に進んでいる感じはする。ただいつの時代でも、そんなに無駄なことを好む人たちはいないわけで、「教養」というバックグラウンドの形成の意味に自覚的なのは経験を積んだ大人の方であり、信用できる大人に感化ないし薫陶・影響を受けてそのように考える一部の若者が深く幅広い実力を身につける、ということが繰り返されてきたのだと思う。

そういう意味では国立大学で5教科を課すことなどが極端に走らない歯止めになっていると思うし、コンピュータサイエンスにおいても今現在必要がなくてもそういう分野を踏まえた新しいジャンルが出てくることなどは日常茶飯事なので、数学や物理などにおいても基本的な教養レベル、そしてその基礎になる高校レベルの内容は全て身につけておいて損はない。

こういうIT技術やAI技術が進展していく過渡期の現在において、「教養」とか「ものを知る」ということの価値は等閑にされがちなのだけど、立ち止まって振り返り、自分自身を検証するときに、そうした教養こそがそれを可能にするということがつまづいたことのない人にはわかりにくいのだろうなと思う。

左翼リベラルの頭のいい、教養もあるはずの人たちが、特定の固定化された教義や「謝ったら破滅だ」という意識に囚われて自分を振り返ることができないでいるのは見ていて痛々しいし気の毒だとは思うのだが、教養を踏まえた上で他者を批判するのと自分の知っている教義だけで相手を攻撃するのとでは自分自身に返ってくるものが違う。寂しい死に方をしたくなければ幅広い教養を持った方が良い死に方ができるような気はする。

https://x.com/Takenoko1080/status/2026214021435900414

「音楽教室から出てきたお母さんが息子くんに「ピアノを弾く弾かないという話ではなく、まず人の話を聞くという姿勢がなってなさすぎる。人から習うということは人の話を聞くということ。これが出来ないのなら習い事の意味はないので改善しないようなら習い事を全てやめる」とお説教をしていてその言葉にとても感銘を受けたので、いつか部下に説教する時が来たら丸パクリしようと思い立ち、ここにメモする。」

こういう「コスパ意識」というものは「人の話を聞くのは無駄」という子供っぽい意識とも重なる部分がある気がする。「人から習うということは人の話を聞くこと」というのはまさにその通りで、私なども子供の頃はかなりそれが苦手だったからこの子供のことを笑えないなと思う。

ただ、私は人の話を聞くのが苦手だったから、いつも「もっと面白くわかりやすく話してくれたらもっと聞く気がするのに」と思っていた。だから自分が話をするときや文章を書くときにはなるべく面白くわかりやすくしよう、というのが習い性になっているところはある。もちろんわざと曖昧にわかりにくくすることもあるのだけど、それはまあそういう作戦の時に限る。これは多分、私だけでなく話が面白い人、文章が面白い人の一つの特徴ではないかと思う。人の話がつまらないから自分は面白くしようと思うわけである。大学の先生などには時々そういう人がいて、なんか同類だなと感じる時がある。

人の話を聞いたり本を読んだりするのは基本的にめんどくささと無縁ではない。読んだら面白いと分かっていても面倒な時はある。だから、コスパ意識やめんどくささに負けないくらいの面白さは持とうと私などは心がけてはいるわけである。

https://x.com/koro485/status/2026371493668507810

「様々なジャーナルで、それまでずっとフラットトレンドだった論文ダウンロード数が2024年9月ごろから激減しているみたいで、要するにAIしか論文読まなくなってるっぽいな。」

そして極め付けはこれである。学者・研究者というのは論文を書くだけでなく読むのが主要な仕事の一つであるわけだけど、その学者ですらAIに論文を読ませて自分では読まなくなっている、というわけである。この方の他のポストも読んでいると「よくないAIの使い方」にもいろいろ言及しているけれども、自分にとってあまり身近でない分野の論文をAIにまとめさせて概要を掴む、という程度ならまあいいかとは思うが、少なくともそれを自分の論文で言及するようなことがあれば原文をあたるべきなのは当然だろう。

自分の考えの先行研究がないかというようなことを調べるにはかなり有効だとは思うし昔はそこで相当労力を使っていたからそこはありがたいとは思うのだが、「AIしか論文を読まない」というのはかなり笑ってしまったけれども、下手をしたらそのうち「AIしか論文を書かない」にもなりかねないわけで、それはどう考えても人類の進歩にとっては弊害なのではないかとは思う。

こうなってしまうのは論文をいちいち読むのは「コスパが良くない」という意識だろう。私も若い頃は新しい分野について知ろうと思ったときに、歯がたたなそうな専門的なものではなく、講談社現代新書などのその分野の概説書を読むことが多く、それだけで済ませてしまうことも多々あった。

こういうのも基本的にはAIに論文を読ませて自分はそのまとめしか読まない、というのと一脈通じるところがあるから自分もそんなに偉そうなことは言えないのだけど、まあ自分がAIにそんなに頼らないのはAI(やそのまとめ)がいまいち信用できないからで、そこは今のところコスパに優先する部分だなとは思う。

AIが言っている営業時間を信用して行ってみたら閉まっていた、みたいなことは実際よくあるし、その情報の誤りに責任を持つ人がいないというのもAI信頼できない根本なのだよなと思う。人間の書いた文章なら苦情を言う相手もいるが、AIだとそれを信じた方が間抜けだった、と言うことにしかならないわけだし。

「AIは信用できる」と言う仮定に基づいて行動するのはおそらくコスパが良く面倒も少ないことだとは思うが、それが自分をどこに連れていくかと考えるとちょっと怖いなと思ってしまうのだけど、そう言う人は今ではもう少数派なのだろうか。そうでもないのだろうか。

「チームみらい」の韓国における人気と深刻な世代間≒保守リベラル対立/高市首相演説の「春秋左氏伝」引用の含意を深読みする/「宙飛ぶバイオリン」3巻:演奏者であることに拠る自立とリスペクト

Posted at 26/02/24

2月24日(火)晴れ

昨日はだいぶ気温が上がっていたが、今朝もあまり冷え込んでいない。今朝の最低気温は0.8度で、6時半ごろに外に出たら少し暖かい感じだった。ゴミをまとめて車で出しに行き、そのままセブンまで走ってジャンプとヤンマガを買おうとしたらジャンプしかなく、ジャンプとボスのカフェオレを買った。そのままお城の近くのファミマへ行ってヤンマガとエビアンを買おうとしたら今度はエビアンがなかったのでヤンマガだけ買った。どうもいろいろなんだかなあである。そのまま職場まで走り、少し仕事をして実家に戻った。

昨日は8時前に車を少し離れた駐車場から近くの駐車場に移し、午前中にブログを書こうとしたのだが日曜日がブログネタになるようなインプットがなかったのであまり書けず、日常的な日記のみ書いて後で何か出てきたら追加で更新することにした。11時ごろに家を出て駅まで歩くが、喉が渇いて途中の自販機で飲み物を買ったりした。大手町まで行って丸の内の丸善で本を探す。

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三原和人「宙飛ぶバイオリン」3巻を探すのにちょっと苦労したが見つけられてよかった。後で読んだがやはりこの巻はとてもいい。「宇宙人」のテセラに自分の音楽を聞かせる、ということで自分自身と向き合っていく吉田の心の動きと、ライバル、競争相手、敵としか見られなかったこっそりピアノを弾くクラスメートやコンクールの出場者たちを同じ「演奏家」「バイオリニスト」「奏者」として尊敬しそこにおいて対等に立とうとすることで自分を確立していく過程。「はじめアルゴリズム」ではどちらかというと教育者側の葛藤が、「ワールドイズダンシング」では世界に守られたり敵対したりしながら美しくもあり残酷でもある世界を吸収しつつ新しいものを作り上げていく喜びの端緒が描かれていたけれども、今回の「宙飛ぶバイオリン」は「演奏者」が自分を取り戻していくことで本来の演奏という行為の持つ隔絶性のようなものを回復していく様子が描かれていて、なんというか作品が現世に降り立ったような感じがした。連載では吉田が実際に演奏する場面が描かれたところだが、この先の展開も楽しみにしたい。

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それからもう一冊買ったのが「春秋左氏伝(中)」(岩波文庫、1989)。これは高市総理の施政方針演説に引用されていた語句の文脈を確認したいと思って買った。この辺りのことは河野有理さんがTwitterで書かれていたので自分でも読んで考えてみたいと思ったのである。

https://www.kantei.go.jp/jp/105/statement/2026/0220shiseihoshin.html

「信以て義を行い、義以て命(めい)を成す」

という言葉が出てくるのは魯の成公8年(紀元前583年)の章だが、この言葉が出てくるのは(大国)晋が(小国)魯のために(大国)斉から取り戻してやったブン(さんずいに文)陽の土地を斉に返還せよという使者を送ってきたときに、季文子が使者に内々に伝えた話の中に出てくるのだが、もともと魯の国のものだったこの土地を晋は取り戻してくれたが、再びそれを返せというのは信頼に背くものである、という話である。

「信以て義を行い、義以て命を成す」、信頼によって正義を実行し、その正義を持って以前の命令を守ってくれれば小国は大国を信頼するが、それを蔑ろにすれば晋を中心とした会盟はバラバラになってしまうので、忠告する、というないようなわけである。

要するに、一度国民に対して公約した、約束した内容は必ず実行する、という文脈で言っているのだということはわかるし、とってつけたように春秋左氏伝を引用したのは、中国のような大国はきちんと約束を守らないと中国を中心とした国際秩序が崩壊するぞ、という警告をしたというふうにも読み取れないことはない。晋は春秋時代の大国だが、春秋時代末期には大夫たちによって国が壟断されるようになり、最終的には韓・魏・趙の3国に分裂して滅びるわけだが、そこまで読ませたいと思ったのかどうかはわからない。

こういうのは漢字文化圏だからこそ通じる話なのだが、高市さんがどのくらい寛文に精通しているのか、あるいは誰かのアドバイスによるものかはわからないにしても、どこまで何を意図しているのか後でわかるのかも知れず、この辺りに教養というものの真価はあるのだよな、とは思った。

丸善で本を買った後丸ビル地下の成城石井に行って弁当とインスタント味噌汁を買い、大手町まで歩いて帰宅。ついでにおにぎりでも買おうと思ったが、1個300円近くしたのでやめた。

帰宅して弁当を食べ、早めに出ようと思ったのだがなんだかぐずぐずしてしまい、3時半ごろになった。近くのローソン併設のスタンドに行ってガソリンを入れたが、長野県よりはかなり安いなと思った。コーヒーとソイジョイを買って出発。道はそんなに混んでなくて、首都高でもほぼ順調な流れ。西新宿の山手トンネルとの合流を過ぎた頃からなぜか混みだして、三鷹料金所くらいまで時々流れが悪くなる感じだった。石川PAについたのは4時半を過ぎていたが、胃の調子もあるのでラーメンはやめてそのまま走った。途中境川PAで休憩してどこかでご飯を食べるか考えたがあまりそんな気にもならず、結局実家の地元のインターまで走ってスーパーでレンジでチンする式のラーメンと白米を買い、実家に着いたのは7時ごろだった。

帰ってきて夕食を食べたらすぐ眠くなり、うたた寝をしてしまったのだが気がついたら12時。歯を磨いて入浴してジャンプ+で「ダンダダン」の更新だけ読んで寝ようと思ったがうまく寝付けず、床に入ったり起きたりして最終的に寝たのが3時半ごろ。起きたら6時だったからうたた寝時間の方が長いくらいなのだが、どうも最近そういう感じで落ち着かなくて困る。腕の痛いのもまだあまり引かないが、まあストレス的なものもあるのだろうなとは思う。

***

https://gendai.media/articles/-/164252

韓国で「チームみらい」が大変話題になっているという話。その背景には世代対立があるとのこと。「他党を誹謗中傷せず政策で勝負した点、ポピュリズム競争を拒否した点、保守・進歩(リベラル)の理念対決に陥らなかった点などが、既存の政治に疲弊し変化を渇望する有権者に響いた」との分析が取り上げられていたが、つまりは韓国の政治的現実はその正反対になっているということのようだ。

「「韓国社会の進歩(リベラル)・保守間の葛藤が深刻である」と答えた国民は、実に92%に達した。これは、他の葛藤項目である所得階層間の葛藤(77.3%)、世代間葛藤(72.8%)、地域間葛(69.5%)、ジェンダー葛藤(61%)に対する同意を圧倒する数値」だとのことで、韓国といえば地域対立やジェンダー対立のイメージがあるが、昨年の尹前大統領の戒厳令布告やその違法性を問われての解任などに見られる保守とリベラルの対立はかなりひどいものになっているなと再認識した。

今回へえっと思ったのは40代50代の世代と20代30代の若者とのジェネレーション対立の話である。「

韓国は人口構造で最も厚い層である40代・50代の価値観に振り回される「ヤング・フォーティー民主主義」の只中にある。かつては「若々しい感性を持つ中年」を指したこの言葉も、今や若者の間では「思考は古い理念の枠に閉じ込められた既得権益層」を揶揄する代名詞となった。」

のだそうだ。つまりは「ヤング」とは「もう若くないのにいつまでも若者ぶっている中年」を揶揄する文脈で使われているということである。「ヤング」な人たちは上から目線で説教くさく、現役世代を圧迫する高福祉を推進し、若者たちの反感を買っているが、その不満を吸収する器がないということで、「チームみらい」が注目されている、ということのようだった。

https://gendai.media/articles/-/158296

こちらは同じ記者の昨年9月の記事だが、この世代対立をより深く描写している。「ヤングフォーティー」の世代は70年代後半生まれでX世代とも言われていて、韓国の文化輸出が盛んになった90年代に文化的中心になっていて、一方でアジア通貨危機などで青春を十分に謳歌できなかったという思いがあり、いつまでも若者ぶって振る舞っている勘違い親父に若い世代からは見えるというわけである。40代の7−8割がリベラルの民主党支持なのだそうだ。

一方で20−30代のMZ世代はヤングフォーティーが好むオレンジ色のiPhone17を忌避するなど、経済にも影響が出てきているのだそうだ。彼ら20代、特に男性には上の世代から厳しい視線があるのだそうで、

「若い男性に対する蔑称には「イデナム」という新造語がある。「20代男性」という意味だが、フェミニズムに強い反感を持ち、政治的には全世代の中で最も保守的な若い男性層を指す時に主に使われる。 
 彼らは、尹錫悦元大統領の非常戒厳令に最も共感する世代で、「反弾」(弾劾反対)運動を中心となって導いた。メディアでは「極右」という言葉と一脈相通じる用語で使用しており、「共に民主党」の支持者はもちろん、政治家たちは露骨に彼らを「敵」と規定している。」

のだという。

「韓国社会の主流となり、経済的に豊かで安定した生活を手に入れたが、いつまでも成長できず自己中心的なヤング・フォーティーたちと、目覚しい経済成長の実を中年にすべて奪われてしまったと思うイデナムたちとの反目は、韓国社会の深刻な格差問題に起因すると思われる」

ということで、今までの韓国に対するイメージがかなり変わってきたが、自分の中でも「韓国の若者」というとX世代のことを指すという認識があったので、尹大統領弾劾に反対するとか反フェミニズムというのは彼らも変わったのだなと思っていたのだけど、実際には変わったのは彼らではなく、彼らの後から出てきた世代が上の世代とは全く違う考え方を持つようになっていた、ということだったのは色々と考えさせられた。

韓国というと朝鮮王朝時代からの激しい党争のイメージがあるけれども、なんというか民主主義社会がそれなりに成熟してきて、そうした対立を超越したところでの政治を期待するようになってきているのだなと思う。今日本の若者が韓国の文化に惹かれるのはそういう新しい世代の文化なのだろうなと思うし、そういう世代の文化的リーダーや著作家、あるいは政治的リーダーとしてどういう人たちが出てくるのかは、注目していくと良いかも知れないと思った。

昔の人たちに会う

Posted at 26/02/23

2月23日(月・天皇誕生日)晴れ

昨日は午前中に実家を出て車で帰宅。水はあったのでセブンでコーヒーを買い、国道がもう混んでいたので抜け道をいくつか使って地元のインターまで。割と早く着いたのでだいたい正解だったようだ。それから八ヶ岳PAまで走って休憩。腕が痛いので休憩を多めにしていこうと思っていたのだけど、走っているうちに割と大丈夫かなという気はしてきた。痛いことは痛いのだが、どのようにハンドルに手を置けば痛みをあまり感じないで済むかとか、そういうことがだんだんつかめてきた。車は少ないところは少なく、すんなりと釈迦堂PAまで。

腕が辛かったら途中で昼食を、と思ったが行けそうなので釈迦堂で弁当を買い、帰ってから食べることにした。次の休憩は石川PAだが、ここでも割と余裕で入れて、連休中だから少し混むことを覚悟していたのだけどそれほどでもなくてよかった。高井戸まではずっと順調だったが、永福の料金所で少し渋滞。それでも首都高内もほぼ順調で、自宅に帰着したのは2時過ぎだった。今回もすぐ隣の駐車場が満車だった(5台分のうち1台使用できなくなっている)ので車を回して裏の駐車場に停めた。こちらは止めにくいスペースもあるのだが昨日は割といいところが空いていて、助かった。昼食を食べてから入浴し、腕を暖める。横になっても返って痛かったりはするのだが、入浴が一番楽になる感じはする。

少し早めに出て本を買おうと思っていたのだが結局あまり早めに出られず、駅前の文教堂で本を見たが欲しいのはなかった。待ち合わせの時間に少し遅れて集まりの駅に着いたのだがもういなくて、直接店に行ったら開店前でみな外でたむろしていた。

11月に教員時代の人たちと集まって食事会をしたのだけど、そのときに生徒と連絡を取ったら会いましょうということになり、生徒たち(と言ってももうみな50代だが)と先生方で飲むという会になったわけなのだが、昔の話を思い出したり、こんなことが実はあったとか、いない人たちのエピソードも含めて、楽しく飲めてよかったなと思う。二次会まで含めて帰りは10時半ころになり、帰ってきてもうすぐばたんキューと寝た感じだった。久しぶりに少し飲みすぎた感はあるが。

今朝起きたときには雨が降っていて、ローソンに朝ご飯を買いに行ったときは傘をさしていったのだが、もう天気はよくなっていて、ほんの少しのお湿りという感じだったのだなと思う。

日常雑記以外の書くことを考えていたのだけど思いつかないのでとりあえずnoteは更新しておこう。書店に本を買いに行こうと思っているので、そこで刺激を受けたらまた何か追加するかもしれない。

高市総理施政方針演説と春秋左氏伝と中国の衆院選工作/「ふつうの軽音部」99話/BC級戦犯裁判の理不尽/女子枠/世界的に若年失業率が高い中でなぜ日本だけが売り手市場なのか

Posted at 26/02/22

2月22日(日)晴れ

今日はニャンニャンニャンで猫の日、というのを聞いたことがあるが、2026年2月22日なのでかなり2が多い。7分の5である。2月は令和になって天皇誕生日があるので一月に2回休日があり、双方とも日本の根本を偲ぶ日になっているのでよくいろいろなことを考えるのかもしれない。月末には2月26日もあり、そういう思考はプラス面だけではないのだが、日本について考える2月ではある。

高市総理の施政方針演説で「春秋左氏伝」が引用され、「信もって義を行い、義をもって命を成す」と述べていた。これは恐らく「国民の信頼をもって正しいことを行い、その正しさをもって内閣の使命を成し遂げる」というようなことを言いたいのだろうと思う。つまり、総選挙の大勝をもって国民の信任を得られたので国民との約束である公約実現を図り、その公約を実現することで日本の未来を切り開く、というようなことだろう。他の部分ではそういう引用はなく冒頭だけだったのでちょっととってつけた感はある気はするが、春秋左氏伝の文脈を考えるといろいろ興味深いところもあるらしく、あえて漢文を使うのも中国を意識したところがあるのかなという気はした。

その中国だが、総選挙に対してはかなりの工作を仕掛けてきていたようだ。やはり台湾有事発言があったから高市政権へのネガティブキャンペーンを仕掛けたということらしい。

https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00020520W6A210C2000000/

この記事の内容はへえっという感じだが、ロシアがアメリカ大統領選に仕掛けた程度のことは中国もやってるんだなという感じではある。新しいのはAIがかなり盛んに使われているということだろうか。ノリが中国の外務省や大使館が仕掛けてきた高市攻撃と基本的に変わらないので、工作アカウントだなと認識はしないまでも相手にする必要がないアカウントだなということは感じ取れる、というようなものである気がした。結果的にもほとんど影響は及ぼしてない感じではあり、中国としては失敗としか言いようはないだろう。

はっきりいえば稚拙な工作でレベルとしては2000年ごろにネットで話題になっていたロボットの「先行者」みたいなレベルだなと思うのだが、20年少し経ってみると中国のロボット技術の進展は著しいわけで、より日本研究が進むともっと巧妙なレベルの工作を仕掛けてくる可能性はあるので、警戒はしておかないといけないなとは思う。

***

https://shonenjumpplus.com/episode/17107094914454640828

ジャンププラス、「ふつうの軽音部」99話。今回の主人公は七道高校「とがなくてしす」のベース、二楷堂まわり。まわりの個性というのは今まで掴みにくいところはあったが、今回は彼女のきつい過去も描写され、(いじめ、母親の病(死?)、ベースへのこだわり、部内での孤立)その鬱憤全てを込めて「ベースで殺す」という勢いで演奏する有様が描かれて、強い衝撃を周りに与えていた。鷹見と乾、元と行哉の関係も面白いが、このまわりが桃に(恐らくは初めて)バンドを組みたい、と呼びかけたのが魂がロックだなという気がし、それを桃がどう受けるかというのは興味深いなと思った。

そして演奏が終わったときにレイハが鳩野を連れて戻ってきて、ボーカルの部長に「一曲歌わせてくれ」と申し出る展開は完全に予想外で、いつもいい方向に話の展開を外してくるのがすごいなと思う。

そしてこの曲が「はーとぶれいくで歌う、バンドのボーカルとしての鳩野の「嘘のなさ」に心を動かされた「負けず嫌いな」レイハの「返答」でもあり、「一番わがままな私」を二人に見せるため、というのが面白いと思った。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106371853064392379

というのは、鳩野がボーカルに開眼したきっかけがレイハだったからであり、公園で弾き語り修行をしていたときにばったりあったレイハの歌とギターを聴いて「もっと自由に、もっとわがままに歌っていいんじゃないか?」と思ったということがあり、「もっと傍若無人に、もっと厚顔無恥に」歌うことを目指して、つまりは「わきまえ」ずに歌うことが鳩野のボーカルを魂の籠ったものにした、ということがあるからである。

だから「わがまま」というのはここでは全面的に肯定的な言葉であり、その本領を自ら発揮するのだ、と読者に向けて宣言しているわけだから、これは嫌が上にも期待が高まる。そして毎回次回のサブタイトルを公開しているこの作品で、時折それがない時があり、それがない時は大体すごい展開、いわゆる神回になっているわけである。しかも、次週は連載第100回。いろいろな意味で注目せざるを得ない展開だなと思った。

また、毎回アプリのコメント欄では演奏曲の予想が出てくるのだが、鳩野の歌唱曲が「アイラブ言う」であることを当てた人は誰もいなかったのに対し、今回の「ストラトキャスター・シーサイド」はかなり多くの人があてていて、それだけベースが印象的な曲なんだということだなと思った。ライブの動画を見るとかなりすごいなと思うので、音源もいいがライブ動画が割とおすすめだなと思う。

***

昨日はいくつかツイートがプチバズっていてこういうことに皆さん関心があるんだなと思ったことがいくつかあるのだが、一つはこれ。

https://x.com/honnokinomori/status/2025222304373043310

BC級戦犯の裁判では、戦争中にたまたま軍に、それも捕虜管理関係の仕事に関わっていただけで死刑を含む非常に厳しい判決が下った例が多く、これもまた一つの例だろうと思う。とりあえずこういうことは常識だと思っていたので反応があったということはむしろ知らない人も多かったのかなと感じた。当たり前だが(本当は当たり前じゃないけど)そういうことは学校では教えないので、終戦当時の連合国の理不尽さとか復讐主義的な対応というものはいろいろと語種になっている。一番有名なのは「私は貝になりたい」という映画なのだが、こういう作品ももう忘れられているのだろうなとは思う。

https://amzn.to/4s1cMP7

私もあまりしっかり調べたわけではないので情報提供にとどまるのだが、ノンフィクション系としては下のものが参考になるのではないかと思う。

https://amzn.to/3Os6aed

いずれにしても、小林秀雄がいうように、敗戦に際し多くの国民は「黙って処した」のだ、ということがよくわかるような記録であり、その無念を我々は忘れてはいけない、とは思っている。

***

もう一つは女子枠の問題。

https://x.com/honnokinomori/status/2025188633461105013

ちょっときつい口調で書いてしまったのでやや反省はあるのだが、こちらも世間的に大きな関心がある問題だなと思う。アメリカなどではすでにアファーマティブアクション自体に違憲判決が降ったりしているから、周回遅れの日本が何を今更はじめているのかとは思うが、これは「中国への贖罪意識」から謝罪外交を要求するリベラル的なメンタリティと重なるところがあり、「女性への贖罪意識」から現代の男子学生を供物にしてフェミニズムに許しを乞う中高年男性の自己満足(しかも自分の地位は失われない)に過ぎないと思う。国が一度音頭をとってしまったことを変更するのは難しい面はあると思うが、今までできなかったことをやるのが高市内閣への期待でもあるので、この制度もぜひ撤廃してもらいたいと思う。

***

https://x.com/supremeeigo/status/2025019520445022717

あと、空前の売り手市場になっている新卒の就職に関して。「氷河期世代」の困難を知っている世代としては、現代の若者がこういう状況になっていること自体は良いと思うのだけど、氷河期世代のための施策ももっとなされていいと複雑な気持ちになるところはある。ただそれとは別に、世界的には若年失業率が高く賃金も上がらない中で日本がこの状況になっているのはなぜか、というのは言われてみるとなぜなんだろうという感じはした。

そしてこのツイートについているリプライの意見が本当にそれぞれで、これについては定説がないのだなということがわかり、また興味深いなと思った。

私が説得力を感じたのはまず「円安」であることで、ドルベースの賃金としては決して高くない、という主張。そして人手不足を見越して新卒に投資せざるを得ないので氷河期世代の賃金を上げずに新卒の給料をあげているという話。もちろん少子化による人手不足もあるし、外国人労働力をさらに導入するという政府決定もある中で、日本人の幹部社員候補生を確保したいということはあるだろうと思う。

また、工場労働者などに対してはアメリカなどでは勤続年数の長い方を保護し短い方からレイオフが行われるということがあるが、日本では中高年からリストラが行われる、という労働慣行の違いもあるだろうとは思う。

我々もバブル世代と言われ恵まれているとよく言われていたが、バブルジュニアくらいの今の若者世代がまたラッキーなくじを引いているというのもなんというか巡り合わせなのだが、高市内閣にはこれ以上階層格差が開かず国民的な一体性を保つという視点も大事にして、諸改革を行ってもらいたいと思う。

***

今日は疲れが出ているのと時間的余裕がないのとでなかなか議論を深めることが難しいのだが、この辺りで。

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