「チームみらい」と蘭学、「参政党」と国学/買ってよかった「『ダンダダン』ダイズカイ」/「ミワさんなりすます」アラサー女子の演技チャレンジ

Posted at 25/08/05

8月5日(火)曇り

最近は朝曇っていて気温が下がらず、最低気温も23−24度くらいのことが多くて、午後は30度を超える、という感じになってきた。それでも35度を超えたことは多分まだないのだが、今日は最高気温35度の予想。毎日生き延びるのが大変、という感じになってきた。

昨日は何をやったんだっけ、ということをさっき考えていてブログを書いてそのあとはマンガを読んだり少しゆっくりした後でお中元を配りにいく。近くの工務店は奥さんが外にいたのですぐ渡せたが、少し離れた個人宅へ行ったら見慣れた家がなくてあたりを3周くらいし、家が建て直されていることに気づいてピンポンを押したら横から奥さんが出てきた。お歳暮とお中元の間に家って建て直せるんだなと驚いた。

そのあと蔦屋に行ってジャンプコミックス等を買う。「SAKAMOTO DAYS」23巻、「Bの星線」2・3巻、「エクソシストを堕とせない」12巻、「幼稚園WARS」15巻、「半人前の恋人」6巻、それに「『ダンダダン』ダイズカン」を買った。

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「『ダンダダン』ダイズカン」は作中では明らかにされていない細かい設定などが出てきて、各キャラクターの状況が初めて認識できたものも多く、買ってよかったと思った。特に「オカルン(高倉健)」が父子家庭らしく、工務店みたいな家に住んでて夜中に新聞配達に行き、父親の作った朝ごはんを食べてるのはちょっと驚いた。また扉絵の折り込みに主要キャラ大集合の横長描写があり、それぞれの能力が、例えばオカルンなら「TURBO BBA」、ジジなら「JAGAN」などと書かれているのだが、モモのバッグに「DANDADAN」と書かれていて、なるほど実は「ダンダダン」とはモモの能力のことなんだな、と気付かされた。

そうすると「宇宙人たち」がモモに固執する理由もわかるし、サンジェルマン伯爵がメルヘンカルタに「ダンダダンをご存知で?」と尋ねたのもわかる。「ダンダダン」は題名として勢いがあって良いとは思っていたけど何か具体的なものを指すとは思わなかったのでサンジェルマン伯爵の問いには連載の時にも驚いたのだが、まあ上記のように考えるといろいろ辻褄が合うな、とは思ったのだった。

蔦屋の後で近くのスーパーに行き昼食等の買い物。いつも使っているものでなくなって買わなきゃ、になるものは同じ頃に出てくる、みたいな話を気の書いたが、そこでは牛乳と歯ブラシを買ったのだけど、帰ってきて昼ごはんの用意をしていたら味噌も終わりかけていたのに気づいた。

午後は自宅で過ごすか冷房の効いたところへ行くか迷ったが家の中で少しまったり。表と裏で風を通し、扇風機を回していたら汗だくではあるがとりあえずは居られないことはないのだが、3時ごろ出かけて隣町の最近行ってない小さめのモールへ。お中元を届ける先がもう一件あり、買うものを迷っていたのだが自分の記憶でここのモールならあった気がすると思って行ってみたら、要冷蔵のハム類も置いてあったので、まず自分の買い物、味噌とヨーグルトと小さめの煮物を買ってからお中元の買い物をし、酷熱の国道を走って(車内はもちろん冷房は効くが)実家に帰って自分のものを冷蔵庫に入れてから再度出かけてお中元を届けて帰宅。いろいろ考えたいことはあったのだがあまり考えは進まなかった。洗濯をしたり「ダンダダンダイズカン」を読んだりしていたが、考えてみたら読みかけの本も進めればよかった。どうも脳も暑さのあまりちゃんと動いていない感じだ。

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「近世日本の支配思想」平賀源内のくだりを少し読む。源内には「国益意識」があったが、それは新井白石のような「治者としての責任感」としてではなく、18世紀に市井レベルで、特に源内や大槻玄沢ら蘭学者の間にその意識が共有されていた、というのは「風雲児たち」などを読んでいても感じられたことで、重要なポイントだろうと思う。彼らは「個人」という意識を持ち、個人が「功名」を成し遂げることで「国益」に資する、という目標を持っていた、というわけで、つまりは彼らは国益に資する能力を持った強い個人だった、という感じで、今で言えば「チームみらい」に似た感じがある。一方で国学者たちは個人として国に貢献するというよりは、種として日本人に生まれ、「大御心によって生かされている自分」を感じることで国に恩を奉ずる、という構造になっている、つまり「弱者としての愛国」の起源だと考えられる。ある意味「参政党」の支持者たちに通じるところがあるなと思う。

戦後を作り上げてきた自民党主導の政治体制が、安倍長期政権によって延命したあと、彼が暗殺されて一気に転落しつつあり、左派もカルト化(フェミ・リベ・エコ)していき伸び悩む中で、ベスト&ブライティストの「チームみらい」や「草の根右派」の「参政党」が出てきたことは構図としてはよく出来すぎているのだが、徳川長期政権に対するアンチテーゼとしての蘭学と国学という構図ととても似ているのは興味深いなと思う。まあ、構図だけで中身はそれぞれ実は結構違うかもしれないのだが。

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気圧が低いのかもう少しパッとしない。せっかく涼しいのだから朝の時間を有効に使いたいと思うのだが、天候はコントロールできないし体調も合わせるしかないところはある。朝のうちにゴミを捨てに行くついでに作業場にマンガ雑誌等を一定運び、ゴミを集めて一緒に捨て、セブンへ行ってコーヒーだけ買うつもりだったが、立ち読みした「ビッグコミックオリジナル」の「ミワさんなりすます」106話がよかったので、雑誌を買った。連載が始まる頃はこんな展開になると思っていなかったが、もう単行本も13巻まで出て、家政婦編から劇団編になってさらに面白くなっている。アラサー女子のガチの(水系でも事業系でもない)成り上がり物語というのはなかなかなかったなと思う。

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