参政党はどこがヤバいのか/自民党崩壊の危機:保守派とアメリカへの甘えを捨てよ/新サイバー条約の危険性と「Change the World」/ボーンヘッドを自戒

Posted at 25/07/11

7月10日(金)曇り

昨日は午後までよく晴れていたが、夕方から集中豪雨的な大雨。関東の方ほどではなかったけど、結構降った。

最近ボーンヘッドが多く、一昨日の夜は帰宅したら薬缶をガス台にかけっぱなしだったのに気付いて慌てて止めた。もちろん空焚き、台所の中は高温になっていて、換気扇回して窓を開けて温度を下げたが、しばらく熱気は抜けなかった。何事もなくて本当に良かったのだが。7時間ぐらいつけっぱなしだった。

昨日は午前中駅前のスーパーに買い物に行って家に帰り、昼食後にさて外出しようと外に出たらヘッドライトがつけっぱなしだった。日中だからそんなに目立ってはいなかっただろうけど、立体駐車場を走行中につけていたライトを消し忘れたようだ。今回は2時間ちょっとだろうか。バッテリーが上がらなくて本当に良かった。自戒自戒。

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今朝起きてからジャンプ+を読もうと思ったのだが普段読んでいるものはお休みだったので他に何かないかと考えてそう言えばマンガワンの更新を読んでないかもしれないと思って見てみたら「Change the World」が月曜日に更新されていた。

https://manga-one.com/manga/3008/chapter/296035?type=chapter&sort_type=desc&page=1&limit=10

これは高校演劇のマンガなのだが、主人公は演出担当の演劇に一本気な浜野陽太と、女優の村岡茉莉。村岡はとても才能のある女優なのだが、自分の問題点を「舞台の上では自分しか演じられない」ということ、それから「人前では他人を演じちゃうこと」と考えている。浜野はそれを踏まえた上で今まで演出プランなどを考えてきたように思うが、現在は地域の高校生から選抜されたメンバーで東京の劇場で上演する芝居づくりの合同練習をやっている状況。村岡と倉本とのエチュード(即興演技の稽古)を見ながら浜野は何か思うことがある様子ではある。

浜野と村岡は演劇づくりの同志としてその意味では本当に親密な関係なのだが、倉本に浜野の恋愛感情を指摘された村岡は浜野に「私のこと、好き?」と尋ねる。浜野は「好き、だけど」と答えるが村岡はさらに「私に、欲情する?」と尋ねる。

おそらくこの質問は、村岡が自分自身のことを知るために、またこれから先の浜野と自分との関係を考えるために必要な質問で、まあこういうことが必要になってくるから演劇部や劇団というものはすぐに男女の仲が発展してしまいがちであり、また揉め事も多くなるという事情もある。

この辺りの展開は非常に先が楽しみなのだけど、この質問を読んでもつい「新サイバー条約」のことを考えてしまった。

彼らは高校1年生だから15歳か16歳。この質問の答えの先にある展開の中には、その描写がこの条約に引っかかるものも出てくるだろう。そういうことを考えると、やはりこの条約は良くないと言わざるを得ないなと思う。

関連して、参政党のことも考える。

https://x.com/petty_bonitas/status/1943309953944686714

こういう事件を起こしているのが外国人だけではないとは思うが(銅線窃盗なども含め、裏に日本人がいることも多いだろう)、きちんと捜査も取り締まりも進んでいるという印象が薄く、マスコミにもきちんと取り上げていないから、治安機構である警察に不満が高まっているということはあるのだが、警察は運動家に叩かれるのを恐れて対応が後手に回っている感じがどうしてもしてしまう。こういう印象が参政党に利する方向に働いているのだろう。

参政党はヤバい」という人たちの意見をよく聞くと、主に三つあると思う。

①「排外主義右翼だからヤバい」
私はこの意見には不賛成。「日本人ファースト」程度のことを排外主義と騒ぐのは本物の排外主義を知らないからとしか思えない。返って本物の排外主義を呼び込みかねない。

②「反ワクチン反科学だからヤバい」
これは微妙。ただそれは私自身が反西洋近代科学のところがあるからなので、次のパンデミックが起こった時にどうなるかなど懸念はないことはないなとは思う。まあ私から見ても言ってることはほぼめちゃくちゃなことが多く、反科学なら反科学で科学そのものを研究した上でそのアンチを唱えればいいのにと思うのだが、そこまで行っていない。この辺りは神谷代表が割とより穏当な方向に転換しつつある感じもするが、ここのメンバーがどう走るかはわからないので、微妙と言うのペンディングになるだろうか。

③「表現規制派だからヤバい」
私が一番懸念しているとしたらこれである。

水曜日に松本に整体の操法を受けに行った帰りに、美ヶ原高原の麓の道を通ったのだが、道路沿いに「有害図書追放のまち」と言う看板が立っていた。まあ結構古い看板だとは思うが、むかしはエロ系の雑誌等は「有害図書」とか「悪書」と言われていたのだよなと言うことを思い出した。参政党の表現規制というものは、このような少し古いタイプの、素朴な市民感情の延長上で「悪書追放」を唱えているイメージだ。

しかし中国やロシアの本物の規制派が「新サイバー条約」でも主導権を握り、また急速に「表現について保守化」しつつある欧米の子供政策の影響、それらの影響を受けた本邦の左翼フェミニズム勢力の危険性と言うものもあり、こうした素朴な嫌悪感情がどう反映されていくかと考えるとやはり問題が多いとしか思えない。

そう言う意味では、「参政党は表現規制に関しては確かに危険だと思うが、フェミニズムやリベラルを自称する左翼の確信的な危険性とどちらが有害かと言えばわかりにくい」という気はする。

私自身は③を守るために比例区では山田太郎議員に、また石破内閣は支持しないが自民党保守勢力の勢力保存につながる候補に東京選挙区では投票したいと思うのだが、状況は良くないなと思う。

日本では、特にマンガは大人向けのものも含めて高校生が主人公に描かれているものが多い。それは、高校時代は未成年ということでいろいろ制約はありながらも、大人になってから縛られるしがらみの世界に比べてより未熟で、そういう意味でも自由だということから、高校生が主人公にされることが多いのだろうと思う。

「Change the World」も読者は高校生だけではないだろう。また、マンガの人間表現というものも、当然ながら性の問題には関わらざるを得ない。だから「高校生も含めた未成年の性表現」はマンガにとって重要な要素になっている。そういう意味で、日本の表現文化にはこの新サイバー条約は絶対適さないわけで、なるべく自由が保持できる形で対処していかないといけないだろうと思う。

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上のことにも関連するが、自民党が壊れそうになっている感じがする。主に二つの甘えが原因だろうと思う。

一つは昨日書いたアメリカへの甘え。「なめられてたまるか」とか、首相が言うべきセリフではない。日本の政権担当者は、そう言うことを例え思っていても、もっと政治的に適切に表現してきた歴史がある。しかし石破さんのような党内左翼は野党的な反米センスが強く、外交的な問題が本質的に理解できていないので、こう言う表現になったのだろうとは思う。すでに多くの人が懸念を表明しているし、実際悪影響しか考えにくい。

もう一つは国内の保守派への甘えである。

https://x.com/yuuraku/status/1943306993193869619

加藤紘一さんが「保守の再生に自民党員は近所の神社の掃除をやれ」と言ったと言うのは初めて知ったのだが、保守というものの本質をよく理解した言葉だなと思った。しかし当時、周囲は「時代は改革だぜ、何を言うんだ」と冷笑されたのだという。あの時代の雰囲気を考えればよくわかることではある。

今まで保守層は自民党しか投票先がなく、その意味で「岩盤支持層」と言われてきて、それゆえに自民党も保守層に甘えて、「ウイングを左に広げる」ことに専念し、右を軽視してきたわけだ。そしてついにその蔑ろにされていた右派の心を捉える政党が現れた。参政党である。そのことの深刻さに現在の状況を見てもどれくらいの自民党議員が気づいているのかはよくわからない。

この辺りは、アメリカの政治状況によく似ているのだが、南北戦争以降南部は「リンカーンの共和党」に対する反発からずっと民主党の大票田だったのに、民主党のリベラル化が進み共和党が保守層を取り込むのに成功して大きく図式が変わった。参政党は共和党のような伝統政党ではないからまだその怖さが自民党議員たちにまだピンと来ていないのだろうと思う。参政党が神社の掃除をやっているかどうかは知らないが、自民党議員もそのくらいのことはやらないと保守層は離れていくばかりだろう。

自民党は保守とアメリカへの甘えを捨てて、出直すべき時に来ていると言う自覚を持つべきだろうと思う。

中国になめらてトランプに「なめられてたまるか!」と叫ぶ石破首相/「日本人ファースト」と「いい人だけの国」:排除・同化・共生/「姫死んじゃった!」が面白い/梅酒作り

Posted at 25/07/10

7月10日(木)曇りのち晴れ

今朝も起きたのは4時半で、外が明るくなってきたから起きたと言う感じ。一昨日から一階の座敷で寝ているのだが、今朝はちゃんとパジャマを着て、その代わり障子を開けて寝ていたのだけど、やはり障子は閉めておいた方がいいなと思う。裏は庭だからあまり気にすることもないのだが、寝起きに外が見えると落ち着かない。

今朝は昨日考えていた通りに、少し草を刈って脚立を立てる位置を安定させてから梅の実を採った。大体30個くらい取れたので、これをホワイトリカーにつけようと思う。梅の焼酎漬け、と考えてからそうかこれはつまり「梅酒作り」なのだと言うことに気づいた。子供の頃、母がよくやっていたのを思い出す。棗酒を作った時のホワイトリカーと氷砂糖がまだあるはずなのでそれで時間のある時にトライしてみようと思う。今はとりあえず玄関で干している。

今見ると左の前腕に二筋の擦り傷があって、気がつかなかったけれども作業中にできたのだろう。暑いからつい袖をまくってしまうのだが、作業の時は気をつけた方がいいなと改めて思った。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567267180999943

今朝はジャンププラスで面白かったのはインディーズの2作品、まず「気になる来見さん」。作者楠さんの作品は少し前に読み切りで掲載されていたが、この「来見さん」が正式に連載されないかなと思っている。ちょっと話をたたみに来ている印象があるので連載も間近なんだろうかと言う気はするのだが、どうなるかはわからない。来見さんと藤森くんのキャラクターが好きなので、これが単行本化する正式作品にならないかなと期待しているのだが。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567267181000934

もう一作は「姫死んじゃった」。作者のおとおとさんの前作「結婚するって言ったよね?」も面白かったが、今作の方がより振り切れている感じで法外な面白さがある。絶倫の姫と搾り尽くされる王子の元に女殺し屋が忍びこみ、姫を殺してしまうが、姫はゾンビとなって蘇りさらに王子に、みたいな設定なのだが、絵が基本ギャグなので深刻さがゼロで、女殺し屋が殺したことがバレないように姫を演じ始め、みたいなところから様子がおかしくなり、小人の女殺し屋が来たりその仲間の七人の殺し屋の小人の家に行ったり、みたいな話が展開していく。そして今話では姫を殺そうとした元の依頼人を探るために姫が死体の役をやって依頼人に迫る、みたいな話になっていて、そりゃすでに死んでますけどね!というのが本当におかしくて笑ってしまった。前作は舞台が一般家庭で作者さんの創造性がフルに発揮されるには流石に無理があり、この白雪姫の世界のファンタジー世界が思う存分にそれを発揮できるんだなと面白く思った。こちらも今後に期待したい。

https://comic-days.com/episode/2550912965939920401

そのほか今日読んだ作品ではモーニングの「整う音」が面白かった。これは「ピアノの森」のスピンオフ作品で、カイとともにショパンコンクールの本選に残った向井智がカイ専属のピアノの調律師を目指す物語。その中でピアノにまつわる様々な人たちとの関係ができていくのだが、特に10話11話からショパコンの審査員でもあった九蔵と関係ができて、雅という存在を紹介する展開がとても良かった。一色まことさんは逆にこういうリアルな世界にあるちょっとしたファンタジーみたいな話の方が合ってるんじゃないかと改めて思った。

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石破内閣についてはいろいろと幻滅することが多くて自民党は支持するもののこの内閣は早く倒れてほしい、という人は結構多いのではないかと思うのだが、どうもやることなすこと、打つ手打つ手が疑問という感じになってきている。

最近では鶴保参院予算委員長の「能登に地震が来て良かった」発言が物議を醸したが、こんなことを選挙中に行ったらすぐ更迭すべきなのに、党本部にも呼ばず厳重(本当に厳重なのか)注意で済ませたようだ。この発言を立憲の小沢一郎議員のアカウントが強く批判していたが、鶴保議員はもともと小沢議員の秘書だった人で、あまりにブーメランでちょっと笑ってしまった。親の顔が見たいと言ってる親本人、みたいな感じである。

https://www.sankei.com/article/20250709-N6MVX46DNVLBXPI66M3FRZKUMI/?outputType=theme_election2025

先ほど読んだ記事では、選挙演説中にトランプ関税について、25%にするという書簡を送られたことについて「なめられてたまるか」みたいなことを言っていたらしく、どうしようもないなと思った。

石破さんは安倍元首相が生きていた頃は安倍さんの批判を政治資源にしていたわけだが、今度はトランプのやり方を政治資源にして、「トランプにNOと言える石破」を演出しているわけである。身内の処分もできず、中国に低姿勢に出てなめられているのに、同盟国アメリカに対しては居丈高に出るのは、要するに甘えだろう。安倍さんが生きていた時は安倍さんに甘え、今度はトランプに甘える。大概にしてほしいと思う。

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https://x.com/konoy541/status/1943081959087063074

参政党の「日本人ファースト」とはつまり、ある意味「良い人だけの国を作りたい」ということではないか、という指摘である。あまり考えたことはなかったのだが、この指摘はちょっと考えさせられるところがあった。

日本国憲法前文には「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」とあるから、日本人=日本国民が日本の政治による福利を享受するのは当然のことで、そういう意味ではまず日本人が福利を与えらえる、「日本人ファースト」であるのはある意味当然のことだろうと思う。

しかし参政党がいう「日本人ファースト」というのは「日本人の生活と安全を脅かす一部の外国人には出て行ってもらいたい」という部分が大きいと思われるので、そういう意味では「日本人と日本のルールをちゃんと守ってくれる外国人だけ」=「いい人だけの国」を目指す、と解釈することは確かにできなくはないなと思った。

これが人種的な優劣意識に結びつけば「アーリア人だけの国を作るためにユダヤ人問題を最終的に解決する」ということになってしまうし、階級意識に結びつけば「資本家地主は皆殺し」的なスターリン主義や毛沢東主義にいくわけだが、参政党はまだそこまでは行ってないだろう。そのレベルの主張が「排外主義」という物々しい言葉で批判されていることが、むしろそういう言葉を安くしてしまう。「レイプ」が「言葉による(セカンド)レイプ」といわれたり、「ポルノ」という言葉を使って「感動ポルノ」みたいな造語がされることによってどんどん相対化されてその深刻さが消されて行って安くなったのと同じような現象が起こっている感じがする。

ただ、元々フランス革命で「貴族や金持ちのいない市民と農民たち=いい人だけの国」を作ろうとしたり、キリスト教やイスラム教が「同じ神を信じるいい人たちだけの国」を作ろうとしたりしたのと同じことで、常に「いい人だけの国」というのは理想ともなり問題の原因にもなってきているわけである。

「いい人」でなければどうするかと言えば、「排除・殲滅する」というのが今のイスラエルのやり方だったり、対テロ対策だったり、或いは近世初期の「魔女狩り」「異端狩り」「ユダヤ人狩り」だったりするわけだが、日本でも関東大震災の時に「朝鮮人狩り」はあったので、おそらくこれは人間性の暗いところに属する話なのだろうと思う。

それを乗り越えるのが一つには「同化」であり、一つにはいわゆる「共生」であるわけだが、現在は「同化」は文化侵略的に見られて評判が悪いけれども、日本人がほとんどの日本社会で生きていくためには日本語ができなければ仕事にもつけないし、高校卒業資格を持つものが超高齢者を除いてほとんど全てを占める日本社会で、高卒資格を持たなければまともな仕事ができないのも現実であるから、少なくとも「学校教育」という同化はなされなければ反社会集団に取り込まれ、闇バイトやトクリュウの手先になるくらいしかないわけだから、そういう意味での同化は必要である。

また「共生」はいいことのようにいわれているけれども、これは彼らの文化を維持したまま日本に住むということだから、細やかな日本のルールや習慣が蔑ろにされることは避けられないわけで、そこが今回も参政党を支持する人たちの大きな共通意識にあるようには思う。何を維持してもらい何は受け入れてもらわなければならないのか、その辺りも日本人側からきちんと発言できる状況は作るべきで、何か言おうとすると全て差別や排外主義に結びつけるような左翼団体にうんざりしていることも問題の背景にはあるわけである。

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まあ「いい人だけの国」という議論は実はかなりの広がりを持つテーマなのだということに書いていて気が付いたのだけど、あまり展開する用意もないのであと一つだけ書いておきたい。

欧米諸国ではどこもイスラム系の若者の国民化に苦労しているわけだが、特にフランスやドイツでそれが著しい。移民の子供で世間に認知されているのは、せいぜいがスポーツ選手と歌手などエンタテイメントの部門に限られている。それに比べると、イギリスではロンドン市長がインド系だったり、政治家にも一定数の移民とその子孫がなっていたりして、それなりにうまく行っているようには思う。もちろん排外主義的な団体がないわけではないし問題は起こしているのだが、これらはむしろ元々のイギリス人の労働者階級の人々がアメリカで言うヒルビリー的な存在になって社会上昇のきっかけが掴めないのが原因なのだろうと思う。

そう言う意味でイギリスが比較的うまく行っているのは、王政国家・階級国家であって他国の血を引いていてもエスタブリッシュになれると言う歴史がずっとあったからだろうと思う。ボリス・ジョンソンもトルコ系だったかの血を引いていると言う話は聞いたことがある。

フランスでは1870年を最後に、ドイツでも1918年を最後に王政・帝政は廃止され、以後は階級格差はあっても公的な身分格差はないし、英王室のような明らかなトップが存在しないので、ある意味同質化が進んで他にルーツを持つものが受け入れられにくくなっているのではないかと言う気がする。

日本は戦後民主化が進んだが、皇室は残ったのでそう言う意味で折衷的な政体になっている。日本の場合は今尚祭司王的な要素が強いので本質的に帯剣貴族であるイギリス王室とは違う(だから戦前は皇族は軍務につくことが義務付けられた)が、そう言う意味でも多くの日本人も納得できるようなバランスの取れた社会が作られていくことが理想ではあるだろうと思う。

「子供の性表現」規制と「子供が自分の性に向き合うこと」/望ましい日本の政治構造/「株式会社マジルミエ」最終回/創作系専門学校の価値/梅の実を採る

Posted at 25/07/09

7月9日(水)曇り

昨夜は2階は夜になっても暑いので、一階の座敷に布団を敷いて寝たのだが、パジャマに着替えるのが億劫で下着のまま寝たのでどうも足が冷えた感じがする。ただ、思ったよりよく寝られて11時半ごろ寝たのに起きたら4時半を過ぎていて、外が明るくなりかけていた。最近は外の明るさで目が覚めるということはなかったので、なんだか新鮮な感じがする。

朝のうちにいろいろやって、新聞を見てたら広告に「梅の実が取れたので欲しい人は取りに来て」という告知があり、もらいに行ってもいいのだがうちの梅の木にも実がなってるのだよな、と思って裏庭の梅の木を見に行ったら思ったより生っている。数年前に夏目の実を漬けた時のホワイトリカーや氷砂糖はまだ残っているので、そんなに量はないが漬けてみるのもいいかなと思った。

ただ梅の木の周りが草がぼうぼうなのでまず草を刈ってから脚立を立てて取らないと、と思う。昨日Twitterを見てたら、「人類の敵・脚立・・・」という脳外科医のコメントがあったので、まあ中高年で脚立に乗って転落する、特にその仕事の人でなく趣味でそういうことをやってる人が転びがち、ということだったのでまあ慎重にやろうと思った。今朝は明日だと思っていた午前中の用事が今日だったことがわかったので時間がないからやらないが、一つだけ実をとってみた。柿のように枝ごと折らないといけないかと思ったら割とすぐ取れたのでこれならいいかなと思う。今朝は時間がないので明日の朝やろうと思う。

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https://shonenjumpplus.com/episode/17106567267180999419

漫画の感想を少し。ジャンププラスで「株式会社マジルミエ」が最終回。起業して土刃さんを相棒にマッチングを仕事にするというのはなるほどと思ったが、最初の就活の場面をラストにも繰り返すのが綺麗な終わりかただなと思った。もう少し展開して欲しかったエピソードもなくはないが、就活や起業、一度閉鎖された会社の復活逆転劇といった「企業もの」を、「魔法少女」という題材を使って展開するというのは秀逸なアイデアだったし、「過去悪」がちょっとありそうな話である気はしたがそれも含めてオーソドックスな展開でやり切ったところが良かったなと思う。まあ恋愛要素は使い出したらキリがないからこの程度にしておいて、ラストをバディものにしたのも今風ではあったなとは思った。

水曜日はチェンソーマンをはじめ強力なラインアップが多いのでほとんどトップは取れなかったと思うが、それでも4年間続きアニメ化もし単行本が18巻まで出るのは根強いファンがいたからだなと思う。私も全巻持っているので、また読みたくなった時に読み返してみたいと思う。お疲れ様でした。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567267180999376

同じくジャンププラス。「エクソシストを堕とせない」が95話、オーラスに近づいてきている予感が強いが、教会側の切り札だった「神父くん」が人の心を取り戻すきっかけになったリリン(悪魔)であるイムリを救うために地獄(ゲヘナ)でルシファーと戦っている最中、七つの大罪の魔王たちが神父くんの味方をして戦うという「熱い」展開なのだが、そういう力を持つ「神父くん」こそが「魔王の素質がある」とルシファーが宣告するという思いがけない展開。この物語は題材もアレなのだが思いがけず深いところをどんどん突いてくる作品なので、先がさらに楽しみになった。神にでも悪魔にでもなれる存在、それが人間だ、ということだろうか。

サンデーは「葬送のフリーレン」「シテの花」がお休み。「龍と苺」は未来編になってから、AIのシンギュラリティをめぐる話になってきていて、本当に相変わらず思いがけない展開をするよなと思う。

https://www.sunday-webry.com/episode/2550912965923322294

「かくかまた」は専門学校での生徒同士のネームの読み合わせというなるほどこういうことがあるから創作系の専門学校に行く意味があるんだなと思わせるような展開だった。演劇や映画など、集団で作る作品ならこういう学校で学ぶだけでなく人脈を作るとか意味があるよなと思っていたが、マンガの専門学校というのはいまいち価値がよくわからなかったのだが、切磋琢磨するという意味はあるよなと。これは高校や大学の漫研でもできるといえばできるがやはりプロを目指す人たちの切磋琢磨というのはレベルが違うだろう。先の展開が楽しみになってきた。

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政治に関しては、やはり参政党現象についてのさまざまな意見がTwitterに飛び交っているのが面白いのだけど、一つにはこのツイートが納得感があった。

https://x.com/loira294/status/1942615232016421334

これは全くその通りだと思ったのだが、戦後民主主義という人工環境の構築が冷戦が終わった頃から完成の域に達し、それを再構築するんだ!と唱える安倍政権が安全弁になっていた、と言う状況だったのだと思う。しかし安倍さんが暗殺され、安倍派が力を奪われることにより、それを壊したことで百鬼夜行が始まったわけで、そのことに今多くの人が気が付きつつある、と言う感じではないかと思う。

このような変化の激しい時代に安倍元首相が長期政権を実現したことの意味を考えるべきで、基本的に自民党が文化的(政治的)右派で経済的左派であった安倍さんの路線が現代において最も安定する、ということなのだと思う。なるべく早くその形に復帰することが、現代の困難を乗り越えていく上でも最も良い処方箋なのだろうと思う。

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https://x.com/koshian/status/1942555013714485323

「思春期の子供たちにとって自分を投影できる同世代の性表現ってすごく大事なんですよ。そういうところから自分の生まれ持った性的指向なんかも発見していくんだから」

と言うツイートを読んで、自分のことを考えてみる。中高生時代、やはり自分の性欲の行き場については人並みには悩んでいるし、また同性を好きになる可能性はあるのかとかさまざまなことで悩みもしたし、結局は敢えて「ノーマルな」性志向を「意志的に選択した」と言う感があるのだけど、まあ結果的にはそう間違ってはいなかったなとは思っている。

だから「性志向は生まれつきのもの」と言う主張については「本当かなあ」と思うところが大きいのだけど、これはまあ才能に関して遺伝要因と環境要因のどちらが強いか、みたいな話だと思うところがあって、今のジェンダー論は環境要因を軽視しすぎだと言う感想を持っている。この辺の議論は執念深い人が多いので参入したくない感じはあるのだが、私のように考えている人も実は結構多いのではないかとは思う。

現実問題として、「思春期同世代の性表現に触れることは重要だ」と言われるとこれはもちろんそうだろうなと反射的に思ったのだけど、しかしそういうものが乏しかった自分たちの中学生時代とかを考えると、「どちらが良いのか」と言うこと自体はよくわからないと思うところもある。子供の頃題名だけ見た本で「私は13歳 なぜママになってはいけないの?」というのがあり、ローティーンでの性行為と出産についてがテーマの本だったと思うのだが、何が正しいのかと言うことについてぐるぐる考えたりしていた。(そういえばチャンピオンに「ローティーンブルース」と言うそう言うテーマの作品があったことを思い出した)

だから、自分たちの中高生の頃とか子供向けの性行為表現とかほぼ皆無だと思っていたけれども、必ずしもそうでもなかったなとも思い始めた。もちろん、永井豪作品など「エッチ」な作品はいくらでもあったのだけど。

現在は世の中に性行為に関連した情報は溢れているけれども、それならそうではなかった50年前は健全だったのかといえば、アイドルの水着写真だの山の中に捨ててあったエロ本を回し読みするだのどんな乏しい情報でも拾ってきて欲情すると言うのが男子中学生の性志向であることに変わりはないのではないかとは思う。

まあそう言うものが溢れすぎているのもどうかと思うところはもちろんあるのだが、こう言うものは規制し出すとあっという間にピューリタン化することは前例にいとまがないから、表現の自由自体はなるべく守っていくことが重要だとは思う。そしてどんなにエロが制限されてもやはり男子中学生は草の根を分けてでもエロを探し出し欲情することに違いはないだろうとは思う。そう言うものから隔離されて「自分の性」に向き合えなくなる弊害の方が大きいような気はする。

トランプ関税25%と日本の対米外交の未熟さの裏にあるアメリカ理解の貧困/参政党は「オウム」ではなく国民の不満を呑み込んで巨大化する「カオナシ」である/「ほぼ熱帯夜」と「暑い夏の蜂の巣」

Posted at 25/07/08

7月8日(火)曇り

昨夜はほとんどずっと24度台という四捨五入して熱帯夜、という状態で、夜9時過ぎには2階の部屋で就寝したのだが部屋に熱がこもっていたせいか一度寝てトイレに起きたらまだ10時半で、え?と思った。それからもう一度寝て起きたら3時過ぎで汗をびっしょりかいていて、もう一度寝るか風呂に入るか迷ったがもう一度床に入り、結局4時過ぎに起き出して布団を出して一階の座敷でも寝られるようにした。そういえば去年もこの時期は暑くて2階では寝られなかった気がする。七、八、九月くらいは一階で寝るつもりにした方がいいかもしれないな、と思ったり。真冬は寒くて1階で寝る(暖房の残りの暖かさがあるため)こともよくあったが、在来工法の日本家屋というものはなかなか気候変動の時代には苦しいものがあるかもしれない。

朝起きてから新聞をまとめたり郵便物や書類を整理したり。少し前の新聞に親戚の人がイベントの主催者として顔写真入りで出ていて、そういえば母が言ってたが新聞を確認してなかったなと思ったり。1週間の予定を確認して、今週の仕事のイメージを掴んだり。日月が休みなので、火曜日が1週間の始まりという感じがある。私は元々めちゃくちゃ汗をかく方なのだが、調子が悪い時はあまり汗をかかないので、最近は本当に汗をかくからまあそれはいいことだと思うのだけど、1日に何枚もシャツ(下着)を替える感じになるので困る。

今朝も、室内を一通り片付け、ゴミをまとめて車で出かけるついでに出しに行き、少し離れたセブンでカフェラテと水を買って、最近は駐車場が渋滞を起こすほどの混雑らしい湖が一望できる公園(「君の名は。」の聖地になってるということもあるらしいが)に朝のうちに出かけて、パノラマで写真を撮ってみたりした。地元の人と思われるおじさんたちが草取りやトイレの掃除をしていたのでトイレは使えなかったが、戻ってきて作業場でマンガの整理を少しして、少し草刈りもした(昨日もやったが10時過ぎだったから暑くてすぐギブアップした)のだが、少しやっただけなのにめちゃくちゃ汗をかいて、結局帰ってきてからもう一度シャツを替えることになった。

昨日は10時過ぎに作業場の周りの草刈りをしてきたのだが、あまりに暑いので適当に切り上げようとしたら車庫の中に蜂の巣ができているのを発見し、スプレーで追払いゴミバサミで挟んで退治。やれやれと思って実家に帰ってきたら、実家の軒先にも蜂の巣ができていて、こちらはまず竹の棒で巣を叩き落としたあと脚立を持ってきて上に登り、側面からまだウロウロしている蜂をスプレーで追払う、という二段階。蜂とはいえ続けて殺戮するのは気が重くはあるのだが、まあ人間様の生活のためには仕方がない。南無妙法蓮華経。草木国土悉皆成仏。10時から始めて11時前には終わるつもりだったのに、アクシデント二連発でお昼までかかった。暑い夏は、なぜか蜂の巣が目につくところによくできる。

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トランプ関税、日本は25%とのことだが、これは結構手加減してる感じがある。イギリスと同じように10%で手を打っておいたら良かったのにと思うのだが、前例重視の官僚や頭の硬い石破さんなどでは要求貫徹しか頭にないのかもしれないなとは思う。トレンドが変わった、少なくともトランプは変えようとしているということに、どう付き合うかの方針ができていない。

https://jiji.com/jc/article?k=2025070800042&g=int

これでも正直言ってクリントン政権でやられた日米構造協議とかに比べれば全然マシだと思う。その辺のセンスや大局観が新自由主義パラダイムで育った官僚や政治家に欠けてるように思う。

日米関税交渉について特に思うのは、相手が現状をどう捉えているのか、相手がどういうふうに問題の解決を考えているのかをちゃんと理解すること、つまり「相手の話をちゃんと聞くこと」から始めるべきだと思うのだが、石破さんにしろ赤沢さんにしろ官僚連にしろ、その基本が全然できてないようにしか思えない。縁を切ってやってける相手ではないのだから、まず話を聞かないとダメだろう。

トランプが常々言っているように、アメリカの製品市場を日本をはじめとする各国にいいようにとられてきた、というのは端的に事実だということはしっかり認識する必要がある。それはもちろん日本側の努力の結果でもあるし、アメリカ側の製造業への不熱心さによるものでもあったわけだけど、だからお前が悪いんだ、ルールを勝手に変えるなと言っても関税をかける権利は基本的には輸入国にあるわけだし(まさに関税自主権)、トランプがそこを変えたいというのだから、じゃあ一緒に考えましょう、くらいやらないとダメだろうと思う。

話を聞いていると、日本側の都合だけ主張して、今までこういうルールでやってきたのだから変えるのはおかしい、変えないでくれと言ってるだけに見えるのだが、それでは話にならないだろう。石破さんは一方的な被害者みたいな顔をして断固筋を通すみたいなこと言ってるけれども、トランプが言ってるのはそういう筋論の問題ではない。自由主義世界の発展のために、アメリカは市場を世界に開いてアメリカへの製品輸出によって世界各国、特に日本をはじめとするアジア諸国が繁栄してきたことは確かで、アメリカでもITや金融関係は巨利を上げたけれども、労働者層はその恩恵から疎外されてきて、それがトランプ再選につながっている、という現状を認識した上で話し合わなければ仕方ないだろう。相手の事情や相手の主張をまずは聞かなければ、こちらの事情だって聞いてもらえないに決まってるだろうにと思う。

アメリカというのは本質的に感情的な国なのだと思う。特にトランプはそうだろう。だからUSスチールの件のように、最終的に相手に花を持たせるようにすれば上機嫌で引っ込んでくれる。むしろ扱いにくいのは自分が頭がいいと思ってる民主党系で、彼らには根本的に反日・侮日感情があるので構造協議みたいに手も足も出ずに全面敗北になったりさせられる。

遡ってみれば、FDルーズヴェルトも対日レイシストだという本質が掴めていたら日本側ももっと慎重に行動できたのにと思う。テディ・ルーズヴェルトが親日的だったからそこが掴めなかったのだろうし、今より遥かに大統領の個人的思想やアメリカの事情を掴みにくかったことも事実ではある。

日本人は基本的にずっと親米で、でも時々ペリーにしろルーズヴェルトにしろめちゃくちゃ日本にかましてくる奴はいる。英仏の帝国主義がひどい時代は日本には基本的に親切だった。中国市場で競合したのがケチのつき初めで、うまく協調してやるチャンスはあったのに、こういう時になると出てくる「先行したために得られた利益を他の国と分け合うことを拒否するナショナリズム」に駆られた連中に潰されたという経緯はある。

もともと日本人が急に反米感情を高めたのは1924年のカリフォルニアの排日移民法だったわけで、右翼がアメリカを敵視し始めたのもそこからだ。これもいわば80年代の自動車輸出のような「集中豪雨的な」移民の増加とその活動が原因だったわけで、今の日本人なら当時のアメリカ側の気持ちも理解できるだろう。

いずれにしても親米だけでも反米だけでもダメで、アメリカという国と国民、また指導者たちの都合をよく理解してその動きに対処していく必要がある。明治の元老世代は本当に臨機応変だったが、官僚外交官・大国時代に育った政治家・軍人ばかりになると夜郎自大になって敵を知り己を知る基本がなおざりになったのが敗因だったのだと思う。これは日本の教育の、特にエリート教育の欠陥なのだろうと思うが、トレンド(天下の大勢)に乗ることばかりを重視して、トレンドが変わった後まで考えにいれる大局観が養われていないことが多い。つまりは、「自分の退職後のことなど知ったことか」という近視眼的な見方でもある。これは今なお日本企業や官僚機構の宿痾でもあるように思う。

また、日本がアメリカについて本質を全然掴めなくて石破さんを含めて頓珍漢なことばかりやるのは、日本の人文学のアメリカ研究の蓄積が対ヨーロッパや対中国に比して貧弱だから、というのも大きいと思う。人文学は役に立たないとよく言われるが、最も理解しないといけないアメリカに対する研究が手薄な人文学が重視されるはずはない。

例えていえば、みんな軽薄に教育問題について語るのは、自分が受けてきた教育についての感想を持ってるから好きなことを言う、と言うところがある。教育行政や指導要領の変遷について知ってるわけでもないのだから、本当は専門家でないとわからないことも多いのに、である。

それと同じで、最も出かける人が多い国であるアメリカに対しては、皆それぞれがアメリカ観を持っているから、分かったつもりになりすぎているということだろう。だからトランプ現象とかが起こると恐慌をきたしてあれは本当のアメリカじゃないとか言い出すのだが、ちゃんとした人文学者ならすでに十分予言していたことであって、単に勉強不足なのである。

戦前はアメリカについて分かってるつもりの松岡洋右外相が大失敗し、日本を破滅に導いたが、石破さんがそうならなければいいが、どうも怪しいと言わざるを得ないところはある。

***

オウム真理教が出てきたときに1990年の総選挙で展開した「真理党」と、現在の参政党を比べてる人がいるが、この両者は時代も本質も全く違う。オウムが出てきたのは80年代価値相対主義の果てであり、魅了されたのはむしろ高学歴な人たちだった。35年後の現在は、冷戦終結後の新自由主義の時代が終わり、その矛盾が爆発している状況であって、ある意味世界的なトレンドとしての反グローバリズムによって、「日本人ファースト」が支持を得ているわけである。そして魅了されているのは「普通の」人たちである。

この「日本人ファースト」をはじめ、反緊縮、反増税をちゃんと言ってるのがこの選挙で参政党しかないのだから、当然ながら支持は増えるだろう。支持される金城湯池をほぼ独占している状態なわけである。

調べてみると、参政党は怪しげなところとは大体繋がりがある(逆に言えばそこがすごい)。アムウェイとの繋がりが指摘されていたが、どういう繋がりなのか不思議に思って調べてみると、アムウェイが売っているものは 「化粧品や栄養補助食品、浄水器、空気清浄機など」とのことなので、やはり「オーガニック」とか「自然派」系での繋がりなのかなと思った。

参政党というのはおそらく「千と千尋の神隠し」の「カオナシ」のようなもので、なんでも飲み込んで大きくなってきたのだと思う。そして飲み込んできた一番大きな思いは「日本人が大事にされてない」という思い。外国人に迷惑をかけられても我慢しろと言われたり、犯罪に遭っても警察にまともに取り合ってもらえない、というような話をみんな聞いているのだから、「まず日本人のことを考えてよね?」と思うのは当たり前なのだと思う。

「千と千尋の神隠し」では、カオナシは理解してほしい相手である千尋に拒絶され、ニガヨモギの団子を食べさせられて全てを吐き出して元に戻るわけだが、日本の現実はまだどうなるかはわからない。参政党が飲み込んだ多くの日本人の感情をどのように着地させられるかが、今後の日本政治の課題になっていくことは確かだろうと思う。

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