「真の国家安全保障上の脅威」というイギリスの中国観とアメリカ・フランスの対中国の動き/地方勢収入の東京一極集中/年末は物入り/父の命日

Posted at 25/12/04

12月4日(木)晴れ

今日は父の命日。先日、母の卒寿と合わせて子供たちと孫たちで父を偲び、墓参りにも行ったのだが、今日は私一人なので、花を買うことにした。

起きたのは4時だったが昨日の片付けをしたり資源物の回収に出すものをまとめたり、新聞を縛ったりして、5時過ぎに車で出て作業場にいき、マンガ雑誌を縛って資源物置き場に二往復。車に戻って西友まで走り、花を買ってからガソリンがちょっと不安であることに気づく。近めのスタンドまで走る途中のファミマでトイレを借りてヤンジャンと甘桃ティーラテを買い、スタンドまで走って給油。5円引きで159円だが結構減っていて20リットル近く入れたので3000円は超えた。今日明日松本まで2往復なのでどのくらい使うかよくわからないが、とりあえず満タンにしておいた。

昨日もなんだかやることが多くて、銀行へ行って資金を補充した後、冬用タイヤの交換に行く。かなり摩耗していたのは知っていたから交換になるのは仕方ないと思っていたが、5万円を超えたので高くなったなと。混んでると思っていたらガラガラで私しか客はいなくて、来週から水曜はお休みになるとのことだったから、やはり皆11月中に交換するのだなと思った。私も今日の朝は雪が怪しいと思ったから昨日急いで交換に行ったのだけど、この時期なら空いていると分かったことは収穫だった。西友に走って少し食品を買って帰り、昼食。その後郵便局へ行って年賀状を買う。200枚で17000円とは。かなり大枚叩いた気になった。その後ノジマ電機に行ってBD-REを買う。昨日今日とバンバン金を使っている、まあほぼ必要経費だから仕方ないのだが、年末は物入りとはこういうことだなと思った。

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https://digital.asahi.com/articles/ASTD33FRTTD3ULFA01HM.html

地方税収入が東京都に集中し、他の府道県との間にかなりの格差がある問題。これは法人事業税や法人住民税が本社所在地に納入することと東京の地価が圧倒的に高く固定資産税収入が多いことによるわけだけど、実情に応じて支社や工場が存在するところにも配分されるというのは理にかなっているとは思う。私は都民だが確かに東京都の住民サービスは手厚い(偏りはあるなとは思うが)ようには感じるところはあるからまあわからなくはないのだが、東京都から税収を取り上げて地方に分配するのが良いのか、地方税体系をそのものをより偏りがないようにするのかというところはちょっと難しいなとは思う。人口や企業が集中しているからこその支出というものも東京都にはあるわけだから、削れば良いということでは済まないのが難しいところだろう。

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https://www.afpbb.com/articles/-/3611913

イギリスによる中国への問題提起はいくつもある。中国が台湾問題で国連に対し日本非難を繰り返していることから、同じ常任理事国のイギリスが中国に釘を刺した形ということか。

一つ目は、中国によるスパイ問題。「真の国家安全保障上の脅威」というのはかなり強い表現で、間接的に高市首相の台湾に対するスタンスを支持したものと考えて良いようには思う。「英国内の情報収集を担う情報局保安部(MI5)は11月、中国がヘッドハンターを装ったスパイを使ってオンラインで国会議員を標的にしていると警告した。」とあり、かなり工作が活発になっている党いうことはあるようで、「ロンドンに建設が提案されている広大な新中国大使館も、安全保障と人権問題をめぐる懸念を引き起こしている。」ということなので中国が新たにロンドンを工作の中心にしようという意図は感じられる。一方で「中国のためにスパイ行為をしたとされる容疑者2人に対する政治的にデリケートな訴訟が取り下げられた。」とあり、何らかの取引が今も進行中ということなのだろう。

また「スターマー氏はさらに、英国は「香港における自由の制限」を含む人権問題について、引き続き中国政府に問題提起していくと述べた。」とあり、旧イギリス植民地であり返還後の約束を中国が遵守しているとは言えない香港をめぐる問題も大きいだろう。

https://jp.reuters.com/world/taiwan/EK6VGHJ6QBOIXHQOSSPOAYEUAQ-2025-12-03/

また一方でアメリカのトランプ大統領は台湾との「公的な交流に関する指針を定期的に見直し、更新することを義務付ける「台湾保証実施法案」に署名」したとのことで、つまりは公的な関係を維持し、また定期的に交渉する関係を築き上げるということでもある。これは台湾を外交相手と見做し、中国の「武力による現状変更」要求を牽制するものであるのは間違い無いだろう。

中国は台湾問題に対しロシアの支持を取り付けたが、英米は一貫して中国を牽制する姿勢は変えず、後一国のフランスノマクロン大統領が今日から北京を訪問するというタイミングである。

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2025-12-03/T6NZVDT9NJLT00

フランスにとっての喫緊の問題はヨーロッパ情勢、特にウクライナ戦争の問題だから、中国がロシアへの輸出を止めると明言すればどういう対応になるかという気はするが、基本的にプーチンを支持している中国がリップサービス以上のことをするという感じはしない。ただキャスティングボートを握っているかのように振る舞うのはドゴールの頃からのフランスの行き方ではあるので中途半端な対応をする気もしなくはない。

https://japanese.joins.com/JArticle/335218

G7で高市さんがメローニ首相に駆け寄った時に見せたマクロン大統領の複雑な表情も話題になっていたが、この二人は対立関係にあるようで、それがマクロンの今回の訪中にどう影響するのか、みたいなことはどうなのかなとは思う。

日本にとっては日中関係は二国関係ではあるが、台湾有事はアメリカとの関係も出てくるし、さらには国際間の関係の枠組みの中で見てもかなり大きな問題であることは間違いない。今のところはまだ外交案件で済んでいるわけで、武力行使に至らないように今後も中国を牽制していくことは重要だろうなとは思った。

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