台湾問題と中国:フランスは公式には台湾に言及せず/リンゴを送る/人間関係の面倒臭さの質の違い/ジャンプコミックスを12冊買う

Posted at 25/12/05

12月5日(金)薄曇り

今の天気を書くために外に出てみたのだが、東の方は曇っていて西の方は割と晴れていて、星も見える。北西の方に月が見えて、薄曇りに隠れてはいるのだが、帰って雲全体に光が広がって、明るい。暦(歳時記カレンダー)を見ると今日は旧暦10月16日だが月齢は14.8で満月。どうりで明るいわけだ。5時10分。

起きたのは4時前だったのだが寝床に入ったのが1時過ぎだったので(例によってソファでうたた寝していた)もう少し寝ようかなと思ってトイレに行って水を飲んだ後もう一度布団に入ったが、どうもあまり寝付けない。まあ時間は短かったけど割とちゃんと寝た感じがあったので無理に寝ることもないかと思い直して30分くらいで起き出した。2階で寝ている部屋が寒いので眠りにくいのかなと思ってオイルヒーティングをつけてみたが、本当にじんわり暖かくなる感じなので木造で窓が広くて熱が逃げやすい部屋ではあまり意味がないかなとか。そろそろ本当に冬だし、寝やすい工夫はしたほうがいいかなとも思う。

昨日は午前中松本に出かけて整体で体をみてもらう。少し早めに出られた感じで、思ったより早めに着いた。いつもこのくらい時間の余裕があると良いのだが。少し気持ち的に吹っ切れた部分があるのでそれは身体にも多分良い影響が出ているようで、割といいのではないかという感じだった。昨日は割とあっさりと終わったので車に戻ってからこれからの段取りを考えたが、結果的にはまず塩尻の農協の専売所に行ってりんごを送ることにした。ナビで検索しても出てこないので近くの大学を入力してそれを目指して行ったのだが、結構いいルートが出てきて大学まではすんなりいくことができたが専売所と大学の関係を位置関係を忘れていて、少し通り過ぎてから戻ることになった。まあそんなにロスはなかったと思うが。

専売所でリンゴを二箱選び、中の人に頼んで配送伝票をもらって記入。リンゴ自体も昨年より上がっているが2件とも九州なので送料も結構高くて、考えていたよりは高くなった。依頼した後専売所の中を見て周り、リンゴと味噌を買った。その後、昔松本に通っていた時のルートを通って19号から20号が分岐する交差点まで走り、角のスーパーによる。ここは整体の近くにあるのと同じスーパーなのだが、客の数が格段に少なく売り場も小さく、またセルフレジもない。以前はここでも買い物をよくしていたのでずいぶん違うんだなと思ったり。トイレットペーパーほか必要なものとお昼を買った。

整体に行ったときに先日関西に行った話をしたのだが、関西と信州の「人間関係の面倒くささの質の違い」みたいな話をした。私の感覚なので一般的にそう感じられるかはわからないが、関西の人の方がよりメンツとか体面とかいうものを気にするというか、そういうものが人間関係の基本にある感じがする。「親切さ」を演出するよりは「自分はこういう人間だ」という部分を大事にしてある意味壁を立てて自分が侵食されないように人と接する、と言えばいいか。だから地雷を踏むと面倒くさい。その人のこだわりを理解した上で謝らないといけないからである。一方で他人に対して結構批判的に見ていて、だから誰かを、特にリーダーを育てようという雰囲気が少ない気がする。まあこれは関西全般のことではないかもしれないのだけど。

ある意味自分のキャラクターというものをしっかり立ててこういう人間として付き合うべし、ということを周りに要求している感じといえばいいのだろうか。まあこの辺りのことはもう少し考えたり観察したり、記憶を思い出したりした方がいい感じはするのだが。

と言うようなことをつらつら考えたりしながら塩尻で高速に乗る。少し前までは岡谷インターと岡谷ジャンクションの間で工事をしていてそこを抜けるのに時間がかかったから下道を走っていたのだけど、昨日は息に反対車線が全くスイスイ動いていたので検索してみたら工事は終わったと言うことがわかったので、乗ることにしたわけだ。ジャンクションより少し先のSAにできたスマートICで降りて地元のツタヤまで走る。ジャンプコミックスを12冊買った。本誌連載が「キルアオ」13巻(最終巻)、「アオのハコ」23巻、「SAKAMOTO DAYS」25巻、「Witch Watch」24巻、「逃げ上手の若君」23巻。「キルアオ」は終わってしまったのは残念なのだがアニメ化もある。ジャンププラスでは「エクソシストを堕とせない」13巻、「サンキューピッチ」4巻、「セイレーンは君に歌わない」4巻(最終巻)、「恋人以上友人未満」10巻(最終巻)、「野球・文明・エイリアン」2巻、「ラーメン赤猫」13巻。それに「ふつうの軽音部」9巻である。

感想はいろいろあるがまたの機会に。

昨日は父の命日だったので帰ってきて昼食を食べた後墓参りに出かけた。風が強く線香があまり火がつかず、メインの墓だけに供えた。江戸時代からの墓碑などいろいろあるので普段は全てに線香を供えているのだが、昨日は代表して供えて南無妙法蓮華経を3回唱えた。もう16年。

***

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2025-12-04/T6Q2XTT96OSQ00

フランス・マクロン大統領の中国訪問と習近平国家主席との会談の内容。台湾有事問題に直接触れた発言がないのは、日本に対する配慮だろうし、またイギリスやアメリカからもそれなりにメッセージがあったのではないかと言う気がする。そう言う意味では日本としては一安心というところだろうか。

中国がフランスに対して求める第一は台湾問題での自国サイドに立ってもらうということかなとは思ったが、ウクライナ戦争での対ロシア支援はやめないということを承認させるということはあるかもしれない。フランスが求めているのはウクライナ戦争での中国の支援の停止もあるが、貿易赤字の悪化で支持率が下がっていることの方が問題で、中国に対する二国間の貿易赤字がかなり大きくなっているということもあり中国からの直接投資を呼びかけたいということが大きかったのではないかと思う。習近平側もフランスからの輸入拡大については約束したようだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025120400155&g=int

「中国は引き続き危機に対して建設的な役割を果たすとした上で、「無責任で差別的な非難にも断固反対する」と述べたものの、詳細には触れなかった。」というのは、ヨーロッパ各国からの対ロシア非難に対する牽制ではあるだろう。

台湾問題に関しては今までより踏み込んだ立場の発言はマクロン側からは引き出せなかったようだ。まあ当然だろうと思うけれども。

中国としては西側諸国にありながらも英米とは独立した姿勢を示すことが多いフランスを経済政策などを通じて取り込みたいということはあるのだろうけど、中国自体が経済的にヤバいのであまりそう言う余裕はなく、この辺はメルケル時代のドイツのようにはいかない感じである。国際関係は複雑なピースの組み合わせではあるが、フランスと中国の関係が発火点になって何かが動いていくと言うことはなさそうだなとは感じた。

台湾問題においてはイギリスが「安全保障の真の脅威」と中国を名指ししたり、アメリカも台湾との関係を準公式化するような法案にトランプ大統領が署名したりと中国側に不利に推移しているようには感じる。中国も台湾問題をすぐに動かせないなら国内問題を解決していかなければならないわけで、西側との関係悪化には踏み切れないだろう。1960年代の中国は核開発だの文化大革命だのいろいろめちゃくちゃやっていて、ある意味「無敵の人」の怖さがあったが、現代の中国は一定の金持ちになっているので不必要な喧嘩はしない感じのところもある。台湾侵攻とそのための軍事増強もいろいろ言っているがある意味金持ちの道楽的な雰囲気もあって、条件が揃ったらやるか、みたいな感じなので台湾・日本・アメリカその他の側としては「条件を揃わせない」ことが重要なのだと思う。


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