「リベラルの著しい劣化」と「Xおすすめ」のAIの調教/「私のみだらな傀儡」が面白かった/母を病院に連れていく

Posted at 25/11/01

11月1日(土)晴れ

昨日は午前中、母を連れて松本の病院まで行った。塩尻北インターまで行って国道19号に入り、北進。この道はいつも混雑している印象があったが、昨日は空いていて驚いた。予定より早く着きはしたが、母は酔ったとか言ってるし、まあやはり遠かったなとは思う。病院はモールの2階で、屋内駐車場の3階に止めるとエレベーターで降りたら近いところにあった。しかしトイレが結構遠いので、それが少し不便だっただろうか。診察は順調に終わり、治療の最中にモールの中で少し買い物などして、治療が終わるのを待つ。治療方法はこちらとしては理解できるものだったが、母が耳がよく聞こえないので理解していないようだったから、帰りの車の中でなるべく詳しく説明し、それなりに理解はしたとは思う。

岡谷ジャンクションと岡谷インターの間の橋梁部の工事がずっと続いているので、松本から行くと塩嶺トンネルの手前から渋滞が始まって先日は1時間くらいかかったから、最近は20号を峠道で越えるようにしている。昨日もそうしたが途中でトイレに行きたいというのでさて困ったと思っていたら峠道の途中の小坂田公園にローソンができていて、そこでトイレを借りることができた。申し訳ないので肉まんを買ったが180円で、セブンのカフェラテの220円よりずっと安いのがちょっとバグである気はした。そのあとは順調でお昼ご飯には少し遅れたがとりあえず大過なく施設に送り届けることができてよかった。

朝は5時過ぎに起きて6時ごろ出かけて職場でちょっと用事をし、隣町のセブン併設のガソリンスタンドまで行って給油。暫定税率が廃止になったら25円下がるというが今補助金がそれなりに出ていたように思うからそれも考えると150円くらいになるのだろうか。まあそれにしてもそのくらいになるとだいぶ助かる感じはする。コロナ時代はもっと安かったが、それでもだいぶマシにはなる。丘の上のデイリーで塩パンを買って帰った。

朝からなんか神経がサワサワしているのでどうしたかと思ったのだが、どうも疲れていてダラダラしたいんだなと気がついて、少しダラダラしていたら本当に全体にだらけてきたのでとりあえずもう少ししっかりしようとしている。

ここまで書いてから目を瞑っっ考えていたら軽く眠ってしまった。

***

リベラルの劣化が甚だしい、というのは以前から言われていたが、高市政権の発足後は高市氏をTwitterで「現地妻」と呼んだり子供っぽいとか媚びているとか、「喜び組」とかもあった気がするが、ちょっと正視に絶えない表現の罵倒が相次ぎ、流石に辻元清美氏なども含めた左派側からもそれを諌める発言が出てきているのだが、一度エンジンがかかったらなかなか止まれないらしく、今でも続いている。

もう一方ではようやく始まった安倍元首相暗殺事件の山上被告の裁判でも、裁判での検察や弁護士の冒頭陳述に影響を受けて安倍氏の潰瘍性大腸炎が虚偽だったとかの誤った見解が流れたり、安倍氏がほぼ即死だったとのことを受けて安倍昭恵さんの語ったことをほら話とするなど、こちらも読むに耐えないツイートが相次いでいて、本当に左翼リベラル勢の劣化というか国民との乖離が甚だしいと感じざるを得ない状況になっているなと思う。

私は主にTwitterでそのような情報を読むのだけど、特に「おすすめ」というタブで読んでいるとそういうものばかりが出てきて思わず反論を書いてしまって、あまりの多さにちょっとツイッターをやるのが嫌になりかけていたのだが、「おすすめ」を表示しない方法がないかと色々調べていたら表示しないようにはできないようだが、右上のアイコンをクリックして「このポストに興味がない」とか「このポストをミュートする」などを表示させ、それをクリックすることでAIが学習してそれがタイムラインに反映されるということを知り、反論するのをやめてミュートや興味がないをクリックしていたら割とすぐそうした左派リベラルの暴言は表示されなくなってきた。

考えてみるとそういうものに反論を繰り返していたのは、反論したから嫌いなのだという学習はAIにはできなくて、興味があるから反応したのだと解釈されているのだなということを改めて認識する。まあ表示されたら言いたいことは出てきてしまうのだがそれをグッと堪えて「このポストに興味がない」をクリックし、「このアカウントの表示を減らす」をクリックすれば減るのだ、ということを実感し、だいぶタイムラインがスッキリしてきた感じがする。考えてみたら単純なことなのだが、これが「AIを調教する」ということなのだなと思う。まあこれでだいぶ楽になった感じはする。

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最近読んだ読み切り作品でこれはかなり面白い、と思ったのがこちらの筒井いつき「私のみだらな傀儡」。

https://shonenjumpplus.com/episode/17107094911687896748

冷たい高飛車な女性上司に恋愛感情を持つ女性がそれを手に入れるために傀儡をその女性だと幻覚する薬を飲んで交わるという自慰行為。これだけで設定の斬新さが光るが、その女性上司が実際には若い男好きでセクハラまがいのことをその男性に仕掛けるが男性は嫌がっても拒めない状況になる。

主人公の女性はその現実を直視し、女性上司をセクハラで告発し、上司は飛ばされるが、スッキリしたのも束の間、彼女が飛ばされたことで被害を受けた男性や周りの女性からも感謝されるが、100%私怨の嫉妬で上司を陥れたのに結果的に周りから感謝される公憤だったような形になってしまって、帰ってやるせない気持ちになってしまう、という複雑さ。

全然ハッピーエンドでないし、こうしたタイプの主人公に共感することはほとんどないのだが、この作品ではこの私怨の重さが周りの感謝につながってしまったことの失望みたいなものがすごくわかる感じがしたし、そこから傀儡に惨殺される幻覚を見ることも「正当な報酬」という感じがして、とても読みやすかった。

コメント欄に「この嫌な読後感がいい」という感想があり、まさにそういう感じだった。ジャンププラスらしくない作品だなとは思うが、最近読んだ読み切りの中でも出色の作品であることは間違い無いなと思った。


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