「何も手につかない日」がマンガに救われる:夕暮宇宙船「utopia」、藤田直樹「よわいものクラブ」、ZUNDLE「コンビニふぁんたじあ〜魔王城中店〜」を読んだ

Posted at 25/11/03

11月3日(月・文化の日)雨

昨日は1日疲れが出てしまってほとんど外出せず。なかなかブログ/noteが書けず、お昼前になってスピリッツが金曜日に発売になっていたことに気がついて近くのセブンに買いに行ったくらいで、昼食も残り物で済ませ、甘いものも熟柿があったからそれで済ませてなんとか4時過ぎにブログ/noteを更新し、作業場とお墓の草刈りを軽くやって戻ってきて、夕食もレトルトのカレーで済ませた。夜も9時頃には寝床に入り、今朝起きたら4時前。まだなんとなく気だるい感じが残っていて、昨日の夜にやりかけたことを少し片付けたりしてから雨の中車で少し走って、少し離れたファミマに行って午後の紅茶のCHAIを買って帰ってきた。BOSSの桃のティーラテにも惹かれたのだが。なんとなく気分的な不調が残っているのだが、これは寒くなったせいも関わっているのだろうなと思う。

外出しなかったからといって何か取り立ててやったかというとそういうわけでもない。それでも「ふつうの軽音部」を何度も読み返した以外でも新しいマンガは少しは読んだ。ジャンプ+からいくつかあげると、まず藤田直樹「よわいものクラブ」。

https://shonenjumpplus.com/episode/17107094911687897042

目を引いたのは構図の力が大きかった。ストーリー(というほど長くはないが)は好みは分かれる気がしたが、うーむなるほどという感じ。どこかで見た絵だなと思っていたら「Beat and Motion」の人だった。

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私はこの作品は全巻持っているが、光の速さで有名になっていく彼女と一歩一歩前に進んでいく青年の話で、私は嫌いではないのだがこの時代にはウケ難い面もあるのかなという気はした。今回の読切は百合系だが、この人には男女カップリングの方が合ってる気がするのだけど、次の連載を楽しみにしたいと思う。

それから夕暮宇宙船「utopia」。

https://shonenjumpplus.com/episode/17107094911495282715

これは「ふつうの軽音部」原作者のクワハリさんが確かBlueskyで紹介していたと思うのだが、面白かった。少し古風な感じの作風で地球温暖化とAI化が極めて進んだ近未来の少年たちについて描いている。

クワハリさんが「気候変動もAIも怖い」と言っていて、なるほどと思ったのだが、この作品自体は「近未来ジュブナイル」SFという感じ(というかそう銘打たれている)なので、そこが少し古風な感じがしたのだろうと思った。私が小学生や中学生の頃によく読んでいた眉村卓、福島正実、豊田有恒と言った人たちの作品の正統的な後継者というか。次回作が楽しみだなと思った。下のリンクから過去作が辿れるようなので、時間がある時に読みたいと思う。

https://note.com/yugureuchusen/n/n6e9994013cfa

こうしたジュブナイルSFというのは子どもの頃は本当に好きだったので、半ば童心に帰って読んだということなのかもしれない。ロボット戦闘もの以外のSFは最近ではなかなか難しいジャンルだと思うのだけど、「タテの国」「ドラゴンの子」の田中空さんがジャンプ+金曜日にあきまさんを作画にむかえて連載している「人喰いマンションと大家のメゾン」のように連載化している作品もあるので、(金曜日では毎回閲覧数トップ)またこうした作品がいろいろ読めるといいなあとは思っている。

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それから今朝読んだものも一つ挙げておくと、ZUNDLE「コンビニふぁんたじあ〜魔王城中店〜」。

https://shonenjumpplus.com/episode/17107094911848344821

これはインディーズ作品で今朝初めて読んで、改めて1話から読んだのだが、異世界ファンタジーゲームの二次創作ものだけどファンタジー世界の中にコンビニという生活実感のあるリアルな場所があるという設定で、他にもあるのかもしれないけど私は初めて読んだ。人間の店員と魔王の娘のメスガキキャラ店員、それに実は魔王四天王の一人という店長、というメンツで「人間も魔族も戦ってはならない非武装地帯」という設定のコンビニに人間の討伐隊グループや魔族たちがやってきてドタバタが繰り広げられる、というパターンの作品である。

こういうものの中の最名作は今のところ「葬送のフリーレン」だと思うが、こうしたギャグベースの作品としては「姫様拷問の時間です」の流れかなという気がする。

***

最近忙しくてあまり新規開拓しなくなっていたのだけど、昨日のような何も手につかないような日には返ってこういうものを初めて読むというようなことが起こる、というのはあるなと思う。関心のあるものは他にもいろいろあるのだけどパッと読んでパッと味わう、という点でマンガに勝るものはない、というのも事実だと思う。それにしたって感想を書こうと思うとこれくらいの長さにはなってしまうわけだし。

しかし、昨日は何もしなかったな、と思ったり、今朝は何も書くことがないな、と思ったりしても、そういえばマンガは読んだな、とかあれとこれは面白かったし感想は書けるな、と思えるという意味でも、漫画が救いになることはあるよなあと思うし、まあちょっと気合を入れ直していろいろ取り組みたいなと思ったりした。

***

マンガ以外のことも書こうと思ってしばらくTwitterを見ていて、明日は11月4日でジャンプコミックスの発売日であることに気がつく。明日出るもので欲しいのは「ルリドラゴン」4、「ONE PIECE」113、「鵺の陰陽師」12、「あかね噺」19、「キルアオ」12、「お帰り水平線」2だろうか。まあ結局漫画の話になった、というオチである。

今日は文化の日、明治節でもあり、日本国憲法の公布日でもある。まだ疲れが残っている感じなのでどこまでできるかはわからないが、今日は最近の執筆も含めて振り返り、また方向性を考えられればいいなと思う。

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