父の誕生日/地中海の干上がりと大洪水による復活

Posted at 25/11/17

11月17日(月)晴れ

昨日。一昨日はホテルに一泊。11時ごろにチェックアウトし帰る人は帰り、用事のある人は出かけ、10人ほどで父の墓参りに。秋が深まり、お墓の周りの景色も山が色づいて空も青く、美しい感じになっていた。

その後実家に帰って話をしながら、三々五々帰る人は帰って行き、4時過ぎに母を送って弟と妹たちが出発して、実家は日常に戻ったのだが、だいぶ疲れが出てその後で買い物に行くつもりだったのをやめてあるものだけを食べて夕食にし、早めに休んだ。起きて今日、父の誕生日である。生きていれば91歳。仏壇に線香をあげる。

***

どうも疲れが出ていてなかなか書くことを思いつかないし、ネットを見ていても心が動かない感じである。

https://x.com/kanjinag/status/1989706438554579356

少しネットで読んだことを書いておくと、今から596万年前にジブラルタル海峡が地殻変動で塞がってしまい、地中海が干上がったことがあったのだそうだ。これをメッシニアン塩分危機というのだそうだ。

メッシニアンというのは地質年代で、6600万年前から始まる新生代の新第三紀中新世(2300万年前以降)の最後の時代で724万6千年前から始まる。その後半の時代にこの現象が起こったということのようだ。

そして鮮新世の始まる533万年前からがザンクリアン期に入るが、この時に「ザンクリアン大洪水」というものが起こり、ジブラルタル海峡が再び開通して大西洋から大量の海水が流れ込んで地中海が復活した、ということなのだそうだ。

ザンクリアン期というのは人類の祖先とされるアウストラロピテクスが出現した時期なので、その時にはすでに地中海は復活していたということになる。ただ、人類が生きていた時代にこうした塩分危機やあるいは大洪水があったら、それは人類の記憶に刻まれたのではないかという気はする。ノアの洪水やソドムとゴモラの塩の柱に化したロトの妻の話、あるいはモーゼの十戒の話に出てくる海が割れた現象なども、実際の地質現象を反映している可能性もあるのかもしれないなという気はした。まあとりあえずは妄想の範疇ではあるのだが。

日本神話は温暖湿潤な日本の気候を反映して、葦牙(あしかび)の萌え出るが如く生命が自然に生まれてくる豊穣なイメージがあるけれども、聖書の伝説のような乾燥帯の神話とは全く違うものだなと改めて思ったりした。

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday