「福音派」読んでいる:福音派という新しい有権者層の掘り起こしと「モラル・マジョリティ」/東京国立博物館の改修計画の炎上

Posted at 25/11/14

11月14日(金)晴れ

今朝の最低気温は1.2度。それでも、思ったほどは車のフロントガラスは凍っていなかった。フロントガラスが凍結するための条件が温度だけではないのだろうなと思うが、同じ地域でも場所による差異もあるのだろうなと思う。

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「福音派」、あまり読み進められていないが第2章の第2節「モラル・マジョリティの誕生」まで。ファルウルは全米で放送される有名な牧師になっても、基本的に彼自身の考えとしては政治的な動きを控えていたのだが、「クリスチャン・マニュフェスト」のシェーファーに電話で促されて政治行動を決意したとのこと。彼が中心となった「モラル・マジョリティ」が発足したのが1979年6月、レーガンが当選した大統領選挙の前年である。

当時の福音派は全米で4000万人いると言われていたが、そのうち45%は選挙で投票するのに必要な有権者登録さえしていなかったのだという。つまり彼らの関心は「来世」にあり、この世の政治に関心を持っていなかったということだという。逆に言えば、そういう「サイレント・マジョリティ」を掘り起こしたことが福音派の政治的な躍進につながったということなのだろう。

この辺りは、今回のトランプ当選の選挙でも、今まで政治に関心がなかった若い男性層の政治的関心を掘り起こし、そこで圧倒的な支持を得たことが当選の原動力になったとされているのに似ている。現代の日本でも国民民主党や参政党が無党派層や政治に関心のない層を掘り起こし、それが高市政権の高い支持率にもつながっていることにも似ているように思う。レーガンの当選は保守革命と呼ばれることもあるが、福音派の政治参加ということ自体がある種の革命だったということなのだろうなと思った。

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東京国立博物館の改築計画がかなり炎上している。私も今のままがいいと思うが、多数の国宝を収めるある種の国家的な権威であるわけだし、伝えられている窮状を読むと、やはりもう少し国費が入るべきではないかと思う。静かで静謐な雰囲気、あるいは厳かな場所のあり方というものがわかりにくくなっている時代なのだろうなと思う。経済も大事だが、経済だけでは国は成り立たない。保守政権として、この辺りも立て直してもらえると良いなとは思う。

今朝は時間がないのでこの辺りで。

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