午前3時台に起きて高市総理の答弁準備を思うなど/「福音派」:期待を裏切ったカーターとハルマゲドンを説いたリンゼイ/松本市の道路事情/「2.5次元の誘惑」の明日はどっちだ

Posted at 25/11/08

11月8日(土)晴れ

今日は遠出するので4時に起きようと思い昨夜は11時過ぎに寝たのだが目が覚めたら2時で流石に短いと思い何度か寝ようと試みたがまあこういう時の寝ようとする努力はなかなか難しいのでとりあえずトイレに行ってから寝床の中で横になっていた。起き出したのは3時45分くらいでなんだか高市さん並みだなと思ったりもしたが、まあ比べるのは申し訳ない。昨日の報道ステーションでも取り上げられていたが、そんなことに文句言う暇があったら他の話題をやれと思ったのだけど、これで国会開会中、特に予算委員会の開催時の官邸スタッフや省庁の役人たちの忙しさみたいなものが少しは楽になると良いとは思う。まあ野党の対応次第なのだけど。

質問内容というのは結構詳細について事前に伝えられるのかと思ったらそうではなく、大雑把な質問内容だけが伝えられるから細かくは何を聞かれるかわからないのでいろいろな場合を想定して臨むので準備が大変なのだという。答弁の不備を突こうというのが野党側の戦略になるのだと思うが、そうなると政府側も準備を入念にしたいということになるわけで、まあある意味いたちごっこではある。最も建設的な落とし所が見つかると良いのだがとは思う。

昨日は午前中母を病院に連れていき、他の通院との兼ね合いなどの話をしたのだが、まあ一応良い感じで話がまとまって良かった。母を施設に送り届けた後、西友でお昼の買い物をして帰った。

***

松本の方の病院に連れて行くのに、南松本駅の南側の踏切を使っているのだが、その踏切が10月末で閉鎖されて立体交差にするための工事のために10年通れない、というのをTwitterで読んで驚愕。とりあえずの迂回路は見当がついたがどうも結構混雑するらしく、参ったなと思う。松本市の道路行政についてはネットを見てもいろいろ批判が上がっていたが、もともと長野県は民主党ー立憲民主党系が強い土地柄なので(昭和から社会党や共産党の当選者が出る上に、1993年の自民党分裂で羽田孜元首相が自民党を離れたことも大きい)、道路行政的には不利なのだ、ということを地元の自民党系の地方議員の人がこぼしていた。他地域から行くと高速のインターの近くは便利なのだが市内に入るにはどこから入っても渋滞はある。最近になって結構整備は行われているが、そのために余計渋滞がひどくなっているということもあり、少しでも進捗してもらえると良いと思うが、まあ時間はかかるのだろうなあと思う。

***

https://amzn.to/47RwsNc

「福音派」は第1章まで読み終えた。52/291ページ。第1章では1950年代から70年代にかけての主な福音派の人物について取り上げている。第1節では昨日も書いたように「アメリカの牧師」ビリー・グラハムについて。第2節ではこの本の冒頭でも取り上げられているジミー・カーター大統領。第3節では終末論を説いた「今は亡き大いなる地球」というベストセラー書籍を書いたハル・リンゼイである。ただ、グラハムが17ページにわたって書かれているのに対してカーターは8ページ、リンゼイは5ページなので重点は明らかにグラハムに置かれているし、グラハムという日本ではあまり知られていないがアメリカ史においてはかなり重要だろう人物について知れたのは良かったと思う。

グラハムもキング牧師もカーターもビル・クリントンも南部バプテスト連盟の信者で、カーターの時代にはかなり多様性があったようだが、後に彼は脱退しているようで、現在では福音派の勢力がかなり強くなっているようである。

カーターは回心を体験してそれを立候補の際に表明していたので福音派の人々も彼に大きな期待をかけたのだが、彼は原理主義的傾向も持っていたが強く影響を受けたのはラインホールド・ニーバーという政治的リアリズム路線を主張した自由主義傾向の強い神学者だったということで、そうしたことが明らかになるについれて福音派の支持は離れていき、反リンカーンの伝統があった南部の保守的な民主党支持者たちも離れていった、ということのようだ。

Wikipediaで見るとニーバーの思想は

「正義を取り扱うことのできる人間の能力が民主主義を可能にする。しかし、不正義に陥りがちな人間の傾向が民主主義を必要とする。」

ということだそうで、つまり「古き良きアメリカ」よりも「民主主義」に神の意思を見出す方向性なのかなと思ったが、いずれにしてもカーターは福音派にとっては期待外れだったということのようだ。

リンゼイはディスペンセーション主義の中心地である「ダラス神学校」の卒業で、ディスペンセーション主義に基づく終末論を説いてそれが全米でヒットし、日本でも「地球最後の日」という題で1973年にキリスト教系の「いのちのことば社」から翻訳出版されたようだが、今では絶版になっているそうである。

ただ、ハルマゲドンということばが日本で知られるようになったきっかけの一つは彼の書だったといい、オウム真理教にも影響を与えたという説もあるのだそうだ。日本で終末論というと「ノストラダムスの大予言」が有名だが、日本には基本的にキリスト教的な土壌はないので黙示録的な終末論よりオカルトの方が流行ったということなのだろう。

***

今日は車で遠出するので今朝はこのくらいで。それにしても今朝更新の「2.5次元の誘惑(リリサ)」は思いがけない展開だった。どうなるんだろうこれ。完結まで後3話とのことなのだが。

https://shonenjumpplus.com/episode/17107094911848345910

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday