小泉進次郎会長の神奈川県連で826人の党籍抹消疑惑/NHKプラスから移行できない/牧野伸顕が宮中に入らなかった歴史のif/10月(2025年度後期)の始まり
Posted at 25/10/01
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10月1日(水)曇り
朝から曇ったり降ったりの10月のスタート。2025年度の後期が今日から始まるということになるが、ここでの変化が結構あるようでいろいろ忙しい感じはある。10月・11月は植木の手入れほか職人さんが入ったりすることもあるし、今年の秋は行事が結構入っていて週末が結構潰れるということもあり、忙しい。母を送り迎えして通っている病院の先生が異動になって10月から回数が減りそうだということで母も不安定な感じになっているし、どうもなんだか。昨夜はあまりに眠くていろいろやらないまま、しかもソファで寝落ちしてうたた寝してとりあえず2時過ぎに起き出して寝床に入ったが今度は寝付けず、うとうと状態のまま4時半ごろには起き出した。どうもいろいろとイマイチである。
昨日は午前中にブログを書いた後作業場の本を片付けをやり、また銀行に行って帰ってから昼食をとり、その後で蔦屋に行って昨日発売の「ミワさんなりすます」14巻、「Landreaall」44巻を買い、買い忘れていた「モブ子の恋」23巻を買ったのだが、もう1冊がなかったので別の書店まで車を走らせ、「龍と苺」22巻を買った。書店の敷地内に設置されているATMで記帳し、それから少し車を走らせて農協のATMまで行ってこちらも記帳。引き落とされるべきものが引き落とされていることを確認した。しかし職場に出てみると信金の口座から引き落とされるべきものを忘れていたので未了の通知が届いていた。今日入金しておかなくては。ちなみに「花織さんは転生しても喧嘩がしたい」の1巻がマケプレから届いた。単行本にしか掲載されていないコマや絵が結構あって満足感があった。本当は新刊で買いたいのだが。
***
ネガティブな話はあまり書かないようにしようと思っているのだが、また自民党総裁選について。小泉進次郎氏の陣営のステマ疑惑で広報担当の牧島かれん氏が辞任する、というニュースがあったけれども、今度は小泉進次郎氏が会長を務める自民党神奈川県連で党員826人を勝手に党籍を失ったことにし、投票用紙を送付していないという事実が発覚した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/741ab93ea4a85f2e705636508a58f49d677fc4e7
昨年の総裁選挙での党員の投票総数は70万足らずで、一位の高市さんと二位の石破さんの差は1244票だったという。
https://x.com/Cait_Sith_co/status/1973084563577405451
こういう状況の中で826票というのは決して少ない数字ではないわけで、他の都道府県でも「まだ投票用紙が届いていない」という人がかなりあるらしく、その多くがなぜか高市さん支持の人々だというのは偶然なのかどうか、という感じはする。
これは公職選挙法による選挙ではないけれども、日本の進路を左右する重要な選挙なわけで、この不正常な状況の責任はもちろん県連会長の小泉さんにあるわけだから、今回はもう辞退した方がいいのではないかと思うし、もし当選するようなことがあっても長続きしないことは確かではないかと思う。
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「NHKプラス」が「NHK One」というサービスに衣替えするということで早速移行手続きをやろうとしたのだが、何度やっても途中で止まってしまう。Gmailだとコード自体が送信されないとのことだが、私はGmail以外のアドレスを登録しているので、コードは送られてくるのだが、入力してもエラーメッセージが出るかタイムアウトページに移行してしまう。なぜ事前移行できるようにしておかなかったのかわからないが、コード送信ももう10回くらいやっているのでそういうことで余計負荷がかかってしまうのは明らかに設計ミスだろうなとは思う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/55688098a6f7d490a14ea1751f1f4dc685ff6310
これは受信料を払っていれば誰でも受けられるサービスであり、逆に言えば対価を払っていることなので、こういうことでは困ると思う。
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牧野伸顕の「松濤閑談」は結局貸出延長にしてもらい、また時間のある時に読むことにした。とは言え今日は寝不足だし、いつ読めるかはわからないが人物叢書「牧野伸顕」と並行して読んでおきたいと思う。
私は歴史のifが日本の進路を曲げたことが何回かあると思うのだが、その中の最大のものが原敬暗殺であり、彼が死ぬことがなかったらその後の政党政治の混乱もなく、軍部とのやり取りもよりスムーズにいったのではないかと思っている。山梨軍縮や宇垣軍縮もより軟着陸を目指したものになっていたら、軍部の不満の高まりもある程度は抑えられ、「軍部の暴走」も起こらなかった可能性もあると思っている。
もう一つは永田鉄山の暗殺で、これも軍部内の争いがある程度の均衡を保ちながらガス抜きがされていたら二・二六事件までは起こらなかった可能性はあるようには思う。結果的には皇道派が没落し、統制派がイニシアティブを握って支那事変を起こしたわけだから、永田事件がなければ結果はだいぶ変わっていただろう。
最近では安倍晋三暗殺事件が大きい。安倍さんがまだ生きていたら政治資金問題は起こらなかった可能性が高いし、そうなったら今のような自民党内の(旧)派閥バランスは全く違うものになっていただろう。トランプ政権が再びできたことでトランプと話ができる安倍さんを擁する日本はまた違った日米関係を結べただろうし、何よりもトランプのああした政策を控えさせる可能性もあったのではないかと思う。
そうした歴史のifの中でも、牧野に関しては、パリ講和会議の全権を務めた後に宮内大臣(のちに内大臣)として宮中入りせず、政治の世界で原と共に政治を動かしていたら、あるいは原がなくなっていても牧野が政治に深く関わり続けていたら、状況はかなり変わった可能性はあるように思う。
原や牧野はヴェルサイユ条約以降の欧米の理想主義的な外交に一定の理解を示していたから、より英米と協調的な路線を取り得たような気はする。もちろんその場合の宮中がどのような勢力が握ることになるかはまた別の問題なのだが、リベラルな思想に理解のある牧野が宮中に入ったことで「君側の奸」扱いされてしまったことは日本にとって大きな損失なのではなかったかと思った。
そんなことを少し考えた。
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