車とパソコンの修理/「だんドーン」:薩英戦争とイギリス水兵の識字率/BABY METALのアルバムが全米トップ10入り/「戦後の保守」が戦前から受け継いだものと受け継がなかったもの

Posted at 25/08/21

8月21日(木)晴れ

今朝は忙しいのだが昨夜も忙しく、家に帰ったのが普段より結構遅くなって、気がついたら0時をすぎていた。すぐに寝たのだが目が覚めたら4時半で、どうも睡眠不足の感じだが、目が覚めてしまったので起きて色々やっていた。資源ゴミの日なので出すものをまとめたり、作業場の雑誌をまとめたり、車で出かけてヤンジャンとカフェラテを買ってきたり。昨日の朝もカフェラテを買ったのだがセブンアプリを出すのを忘れてスタンプを貯め損なったので、今朝は忘れず出した。ただ帰る途中で出すはずだったハガキを持って出てこなかったことに気づく。朝出かける時に思い出せばいいのだが、忘れそうで困る。

昨日は午前中、自動車の12ヶ月点検があったのでディーラーへ行く。椅子席で待ちながら「反近代の思想」を読んだり。いろいろやっているうちに気がついたら点検は終わっていたのだが、一つ交換した方がいい部品が出てきて、よく聞いてみたらすぐ交換しなくてもいいことはいいが、このままでは車検は通らないと言うことだった。とりあえず保留にしてスーパーで買い物をして帰った(ようやくパンを買った)のだが、帰りの車の中でやはり「車検に通らない車に乗っている」のは嫌だなと思い、帰ってから電話して日程を調整してもらったら、金曜日の午後に預けて代車を借り、土曜日の朝一にはできていると言うことだったのでそれで頼むことにした。出費だがまあ生活になくてはならないものなので仕方ないなとは思う。

午後、仕事に出てパソコンのスイッチを入れたら異音がし、しばらくしたらスイッチが切れたりして、どうもおかしいなと思ってパソコン関係を見てもらっている人にメールをしたら、6時半頃にはきてくれて結局その場で解体したのだが、いろいろ物理的に壊れているところがあり、解体して破損したゴミを取り除き(部分的に粉々になっているものがいくつかあった)部品を替えようがないところは物理的にドリルで穴を開けてネジを締めたり大工事になったのだが、仕事が終わる時間をオーバーはしたが直ってよかった。これも仕事や生活に必要なものではあるから、すぐに対処しないといけないものではあった。

私は高校の時に転校しているのだが、転校前の学校で同窓会があって来ませんかというお誘いがあったから、スケジュールを調整して出欠の返事を出さないとと思っていたのだが、FaceBookを見ていたら幹事の人からまだハガキが届いていない人がいる!と書いてあったのであれ、と思って案内の葉書を見たら、7月中に返信とのことだった。自分は8月中だと勘違いしていたので、慌ててメッセージを送って出席の意思を伝えるなど。10月から11月はいろいろあって忙しそうな感じになってきた。

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今朝のモーニング(デジタル版)。「アパレルドッグ」が巻頭カラーでいい。アパレルものというのはあまり読んだことがないのでいろいろ面白いのだが、主人公のキャラクターがいい。「Giant Killing」、殿山の成長が著しい。「社外取締役 島耕作」、「次男」の逆襲始まるか。「織田ちゃんと明智くん」、織田ちゃんが最後まで「信長」が顔を出さなくて聖女モード。このバランスがいい。女子側がキスをねだるのは今週「アオのハコ」に続いて2回目。ただ、順調なスポーツ高校生に対して戦国高校生はいつも大変なのでオアシスっぽい感じがした。「POLE STAR」、レナの笑顔に泣きそう。

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「だんドーン」、薩英戦争の実況放送。薩摩を攻撃に来た英国艦隊が、薩摩側から始まった砲撃に1時間以上対応できなかったらしく、それは幕府から分捕った生麦事件の賠償金が弾薬庫の前に積んであって弾薬を出すのに時間がかかったから、だとか捕虜としてイギリス船に乗り込んでいた五代友厚と寺島宗則が最新のアームストロング砲の大きさに脅威を感じるが、イギリスの水兵たちも最新式の扱いがわからず暴発させたりしていて、それは仕様書を読めるのがわずかしかいなかったためで、実は水兵たちの識字率が60%くらいだったとか、あまり知らなかった薩英戦争の実態が窺い知れたのはよかった。ここで主人公川路利良がなき主君・島津斉彬が反対を押し切って砲台を作ったことを懐かしく思い出しているのも胸熱だった。

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BABY METALがビルボードの全米アルバムチャートで9位に入ったとのこと。日本人だけのグループが全米トップ10に入ったのは初めてとのことだった。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/23ff1588ddaa39381459fc405f49f025535c747b

読んでいると戦略がなかなかすごい。YouTubeその他のアナリティクスを分析し、それが見られている国を重点的にワールドツアーするなどして、盛り上げていく、というのを15年続けて来たとのこと。BABYMETALは2010年結成でメンバーはまだ20代だから、11歳とか12歳でこの活動を始めてことになり、本当にBABYだったのだなと思う。今の写真を見てもまだ幼さを残しているから、この子達が年のうち半分以上は海外ツアーに出ているというのはめちゃくちゃすごいなと思う。メンバー交代も1人しかしていないというのもすごい。

アイドルとメタルとの融合ということでどちらも興味がなかったのでちゃんと聞いたことがほとんどなかったのだが、昨日YouTubeでいくつか聴いていたら、最近は「ふつうの軽音部」の影響で新しい曲(とはいえ2000年代とか2010年代のものが多いが)を聞くようになったせいか、彼女らの曲の良さもだいぶわかるようになったなと思った。車の中で聞いたりするのは結構いいかも知れないと思ったり。

最近は韓国系のグループが日本では幅を利かせているけれども、日本人アーチストも世界で頑張ってるというのはもっと報道されてもいいんじゃないかと思った。

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「現代日本思想体系32 反近代思想」の月報、保田與重郎・西尾幹二・いいだももと言う3人の取り合わせ。割とのけぞるのだが、戦前右翼の保田に、当時新進気鋭の保守派の西尾が出てくるのはわかるが、共産党のいいだももが出て来たのはバランスをとったということなのだろうか。

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しかしいいだは本の中身と全然関係のない北一輝の話をして、「大魔王も五四運動には勝てなかったのだ!」みたいなことを書いている。この全集では、北一輝はこれとは別の「超国家主義思想」の巻でちゃんと出てくるのでなぜこんなことが?と思った。「反近代」も「保守」も「超国家主義」も区別がつかない人が編集担当だったと言うことだろうか。それとも依頼された方が趣旨を誤解して月報に寄せて来たのか。時々変なことはある。

「超国家主義思想」で出て来たのは、北一輝の他には大川周明とかだったと思うが、彼らの名前を挙げると確かに「天皇制ファシズム」みたいな括り方は可能にならないことはないなとは思った。そのほか取り上げられているのが2・26事件以前のテロ事件の関係者のものが多く、西田税、井上日召、磯部浅一、村中孝次、橘孝三郎、権藤成卿、東亜聯盟同志会といった面々である。彼らの思想をあまりちゃんと研究したことがないのでまとめるのは難しいが、彼らの思想が昭和前半において時代の主導思想だった、と考えるのも結構無理がある気がするし、自分の意識の中では「跳ね返り」の人たちなので、むしろ永田鉄山とか東條英機、武藤章あたりの書いたものを研究した方がいい気もするのだが、永田は最近研究が進んでいて、郷里の後輩としては嬉しい感じはある。

書いていて思ったのだが、戦後の保守派という人たちのことを考えた時に、彼らは、というか自分も自分自身を保守派と位置付けるのならば、何を戦前から受け継ぎ、あるいは受けつごうとし、何を受け継がず、何を拒否しているのか、とかについてもっと深めておいた方がいいのではないかと思った。あえて受け継がなかったものの中に、私たち日本人にとって大事なものが眠っているのかも知れない、という気がした。それは、参政党の主張を見ていて、これはたとえばインテリにはいえないことだな、と思うようなことがあるからで、それをきちんと評価しないで受け継がないでいる、みたいなことがあるような気がしたからだ。そういうことをちゃんと吟味していくことが、日本および日本人、そして日本文化を考え、守っていこうとする保守にとって必要なことではないかと思ったのだった。


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