アメリカの絶対的強さは世界の主戦場たるアメリカ市場を持っているから/「チームみらい」と軽トラのある家・「はたらくおじさん」/梅酒を漬ける/朝のドライブで帰宅

Posted at 25/07/13

7月13日(日)曇りのち晴れ

今日は3時半ごろ起きて、昨日の片づけや出かける準備をし、「ふつうの軽音部」を読んでから5時過ぎに家を出た。さすがにこのくらいの時間だと地元の道も高速もすいていて、水は昨日買ったのが残っていたからセブンでコーヒーだけ買い、高速に乗る。そのまま八ヶ岳PAまで走ってトイレ休憩。朝は新陳代謝が盛んだからトイレに行きたくなる。次はいつものように境川PAまで走ったが、まだ売店が開いてなかったのでトイレ休憩のみ。次は石川までふつうは走るのだが、トイレに行きたくなったので初狩PAにも寄った。天気が良ければ富士山が見えるのだが、今朝はどこからも見えなかった。

改めて石川まで走ったが、石川PAはすでにそれなりの混雑。日曜朝に東京方面に向かう人も結構いるのだなと思う。八王寺あたりから千葉や北関東の方に行く人たちなのかもしれないが。朝ご飯にサンドイッチと牛乳を買った。この時間だからか全然渋滞もなく、スムーズに自宅周辺まで行ったのだが、コイン駐車場が8時で夜間と昼間の切り替え時間なので少し早く着いたので、いつも行くローソン併設のガソリンスタンドへ行って給油した。昨日地元で入れたときは割引込みで170円だったがここは167円なので多少は安い。ローソンでトイレを借りてインスタントみそ汁を買って帰宅。駐車場は空きがあってよかった。8時を10分ほど過ぎていた。

ポストの中の郵便物をいろいろカバンに入れる。参院選の投票案内が来ているのを確認。来週は帰れないので今日期日前投票を済ませに行く。朝ご飯を食べて「ふつうの軽音部」をもう一度読み直す。相変わらず面白い。予告通りの展開と、予想を超えたラストのコマ。鶴先輩のコスもかなり良かった。目が大きいキャラはメイクをばっちりすると相当迫力があるな。顔のそばかすに対しデコルテにもそばかすがあったのがコメント欄やツイッターを見ていると性癖に刺さった人が多かったようだった。こういう細かいところにうならされるのがこの作品の持ち味だと思う。エッチな方面でうならされることはこの作品にはめったにないことなのだが。

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https://note.com/keizokuramoto/n/n0b8c902999c6

チームみらいについて書かれたnoteを読み、いろいろ思うことがあった。この人たちがシンクタンクとか政策提言とかの人たちならよいのだが、政治家というのはちょっと、と感じた。

私が大学生の時の話だが、駒場のクラスで駒場祭で模擬店をやるとなって、青山学院中等部にテントを借りに行くことになったのだが、クラスの誰のうちにも軽トラがない、と言うのを知って愕然としたことがあった。つまり自営で商工業・農業をやっている家は学生の家族に皆無だったと言うことだ。これは明らかに人間集団として偏りがありすぎる。

このnoteを読んで、最初に思ったのはこのことだった。チームみらいの人たちの実家または自分自身の家には軽トラがあるのだろうか。彼らは農業や商工業の生産に従事している人たちを身近に見てきた人はいるのだろうか。どうもそうは見えない。そう言う人たちのやること、それ以前に考えることにあまり信用が置けないなと思ってしまう。

私たちは結果的に大学の学生課でリヤカーを借りて、ハチ公前交差点を横切って青山まで行ってテントを借りて、再びハチ公前を横切って駒場までテントを運んだ。終了後も同様だ。私自身軽トラを運転したことがないので、まあ憧れのようなものもあるのだが、そんな偏りが彼らに感じられないようになり、彼らが軽トラを商売に使っている人たちの膚感覚が分かる人たちだな、と感じられるようになれば少しは考えるのだが、と思う。

まあこのあたり、極端な感覚かもしれないが、日本人のかなりの部分がホワイトカラーで人に雇われて仕事も部分的な責任しか追わずに生産よりも消費に重きを置いて生活しているという状況は私には不自然なものに思えるし、消費者主権などという言葉も全く信用していないし反対である。仕事に軽トラを使う人たちというのはフランス革命で言えばサン=キュロットの自営業者たちということで社会主義革命の主役の兵士・工場労働者・下層農民とは違う。恒産なくして恒心なしという言葉があるが、それを民主主義に当てはめるなら小規模自営業者は自分の商売を持っているわけだから恒産があると考えることはできる。

トランプがアメリカで復活させようとしているのは製造業だが、日本は中小の製造業者や農民が多くいたからこそそうした生産業が維持できてきた側面がある。経済効率を考えれば大規模経営の方が有利ではあるが、製品の多様性が生まれるのは、アートやマンガや音楽の多様性が多くの作家たちに支えられているように、小規模自営が多いからだと思う。そうした日本の強みを実感として知っている人たちに政治は任せたいという気持ちはある。

昨日はタイムラインで以前NHK教育でやっていた「はたらくおじさん」という番組が話題になっていたが、まさにこういう人たちのことだ。この番組は小学2年生対象のものだったようで、私たちの頃には道徳の時間にこの番組を見たのだが、1991年にこの番組もなくなったのだという。これは1・2年生の社会科がなくなったためだそう(代わりに生活科が設置された)で、文部科学省は本当によけいなことしかしない。

https://x.com/Asparanoise/status/1943826987472347642

われわれの頃はこの番組を見て世の中にはいろいろな職業があるということを知り、生活を支えるそれらの職業に対するリスペクトを持つようになっていたのだが、昨日ツイッターを見ていたら社会科見学で工場に来ていた生徒たちに引率の先生が「ちゃんと勉強しないとこういうところで働くことになっちゃうぞ」と言ってたという話が飛び出して、教師自体に相当問題があると思った。「はたらくおじさん」を100時間以上視聴させる再教育キャンプとかが必要なのではないだろうか。

まあそれは冗談にしても、こういう先生の存在や、チームみらいの人々の地に足がついてるとあまり感じられない感じといい、同じ問題があるようには感じた。

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https://www.asahi.com/articles/AST7B33GHT7BULFA00VM.html

日本製鐵の社長のインタビューを読んでいたら、自分たちは中国ではなく「ルールを決めるアメリカ」につく、と言ってるけど、結局なぜアメリカがルールを決められるかと言うと、アメリカ市場が世界経済の主戦場だからだ、ということを改めて思った。トランプはそれを知っているから、高関税政策とディールを打ち出したわけだ。そしてアメリカが世界一の市場であるうちは、他のどの国もアメリカに勝てないし、そうで無くなってしまうとアメリカ市場頼みの国も没落する。

日本は決して国内市場の小さい国ではないのだから、消費や設備投資を奨励する制度にしてパイを大きくすることが今後の経済政策の課題だと思う。そのためには人口増加と所得倍増ということになる。税制に関しては国民民主党の主張が妥当だろう。(このあたり一度書いた覚えがなくはないのだが、大事なことなので再論することにした)

日本を守るということは国家を守るということだけでなく、国民を維持し文化を守り、産業を盛んにして広い市場を持つことが条件になるわけだから、そう簡単なことではない。今のところそれができるのは自民党しかないと思うが、石破さんの迷走を見ていると、自民党自体がそれが分からなくなっているようなところがあるようにも見える。参院選後になるべく早く、新しいリーダーを選出すべきではないかと思う。

***

昨夜は夕食後に梅酒を漬ける作業をした。梅はもう洗ってあったので昨夜は広口瓶を用意して消毒し、傷の少ない梅を選んで(いたんだところは切り取った)瓶に入れ、氷砂糖と交互に積み重ねて行って、1升ほどホワイトリカーを入れ、ふたをしてラップで口を密封して終了。以前ナツメはつけたことがあるが梅は初めてなのでどうなるか。しかも市販のものでなく、実家の裏庭になっていたものを収穫したものなので、かなり不揃いである。今朝見たら既に色がつきはじめていたが、さてどのようにつかるのか、楽しみではある。


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