ゼレンスキーはリベラルでも尊敬できる数少ない政治家/仏教の日本化:僧侶と土木工事/影響を受けた作家のスタイル/「怪獣8号」完結
Posted at 25/07/18
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7月18日(金)晴れ
昨日は午前中、尻を打ったところが気になったので整体に出かける。少し遅い時間だったので途中で書店に寄って「キングダム」76巻を買って、それから高速に乗った。約束の時間よりだいぶ早くなったのでゆっくり走って高速を降りてからもゆっくり目に走ったけれども30分くらい早く着いたので、近くのスーパーに行ってお昼の買い物をし、保冷用の氷をもらって買い物袋に入れた。
みてもらった結果は大事には至っていないということで、基本的には普通にしていればいいが飲みすぎないほうがいいということだったのでその辺りは気をつけようと思う。まあ最近は飲み過ぎるほどは飲んでいないが。私はとにかく歩いている時にいろいろなことを考えがちなので、よく転ぶ。今回の転倒は不注意というより不意の電車の停止だったので普通の不注意とは違うが、まあ電車の中で立っている時にはもっと気をつけたほうがいいということだなとは思った。気をつけようにも限界はあるよなとは思うけれども。
帰りは普通に下道を通って塩尻インターまで行ったが、その先の高速が渋滞6キロと出ていたので峠道も下道で帰ることにした。途中でトイレに行きたくなりセブンに寄ってシリアルバーを買って帰る。帰着したのは2時でお昼ご飯を食べ、割と慌ただしくなった。
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地元紙。富士見町の町が管理する橋梁は178箇所あって、修繕費で毎年3億ほどかかるとのこと。点検費用、補習費用、長寿命化費用などさまざまに維持費がかかり、2014年度以降は橋の数自体を20減らしたとのこと。
富士見町は諏訪湖に流れ込む天龍川水系と富士川の最上流部の釜無川水系の分水嶺にあたり、町役場の所在地が標高977メートルでかなり高い。中央道の最高地点があり中央線でもそうだったと思う。広い八ヶ岳の裾野の尾根にあたるので分水嶺自体があまりはっきりしないような場所で、釜無川の深い谷底から南アルプス北端の入笠山・独立峰である八ヶ岳連山など高山もあり、こうした独特の地形から高低差が大きく谷を越える橋も多くなる。人口は14000人弱で財政規模は95億円ほど。その中で町道の維持費と合わせて6億円というのは大変だろうなあと思う。街の中心街自体がアップダウンがあるところにあるので、観光で訪れるには特色があっていいのだけど。
町の人口は社会増はあるのだが自然減が上回るという状況で、昔からの住民が減りと新住民が増えつつあるという感じで、今回の現町長引退を受けての町長選もその一騎討ちという構図。それを受けての地元紙の記事なのだが、移住者が割合多い長野県ならではの選挙事情、という感じではある。
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https://x.com/royterek/status/1945843570050793477
私は基本的には保守であってリベラルではないのだが、リベラルにももちろん尊敬できる政治家はいて、今の世界で最も尊敬できるリベラル政治家の1人がゼレンスキーであることは間違いない。ユダヤ人である彼の考え方がイスラエルよりという方向でなく西欧リベラルの方向に向いていたことが、ロシアの侵略という国難において西欧世界の支持を取り付ける上でとても重要な要素だったのだと思う。反リベラルであるトランプやヴァンスと当初険悪であったのもその要因が大きかったと思うが、やりとりを続けるうちに東欧圏におけるリベラルの価値というものをトランプの側も認めるようになってきたのかなという感じはある。
https://x.com/hiranotakasi/status/1182688177045164033
https://x.com/hiranotakasi/status/1182689575266914304
こういうむき出しの対立のある国で信念を貫くことは大変だと思うが、その中でこれだけの国民の抗戦の意思を引き出し、多くの援助を得ることは誰にでもできることではない。彼は当初はイロモノだと思われていたけれども、政権浮揚策としてパンダを当てにするような政治家とは違うなとは思う。
それにしても6年前のゼレンスキー、見かけも声も若い。
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昨日読んでいて面白かったのが下の話。
https://x.com/totutotudojin/status/1945628692132368540
日本では弘法大師というと満濃池の工事や井戸や温泉を掘り当てた伝説みたいなものがあって僧侶・寺院と土木工事というのは割と結びついていたりするのだが、実はそれは戒律、特に出家者が守らなければならない「律」に違反しているという話。
https://x.com/totutotudojin/status/1945582320905519202
この辺はつまり日本は大乗仏教の解釈がそのような方向に行われていったということで、特に平安新仏教を招来した弘法大師空海その人がそれを行ったということは大きかっただろうと思う。
当然ながら律を厳しく守ること自体が重要な東南アジアの上座部仏教とは相入れない考え方だろうと思うけれども、こういうところでもすでに「仏教の日本化」が進んでいるのだなということを理解できたのは面白かった。逆に戒律にいい加減なのも日本仏教の特色のような気はしなくはなくて、仏教としてそれでいいのか、という原理主義的な問いは当然あるだろうとは思うのだが。
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ゴミを捨てるついでにセブンに出かけて週刊漫画Timesとスピリッツ(月曜休日のため金曜発売)を買ってきた。運転しながら、自分の文章の書き方に影響を受けた人のことを考えていた。
朝早く起きて文章を書く、というスタイルは、村上春樹さんがどこかのインタビューで言っていたことで、これは自分のスタイルにも合うなと思って取り入れた。書く話題については、「自分の目に映るものが世界(だったかな)」みたいなことを書いていた小林よしのりさんのスタイルを真似ているなと思った。
そのほか、「ずっとやりたかったことをやりなさい」であるとか、文章を書くための本からはいろいろな示唆や影響を受けていると思うのだが、そういうことを掘り起こしてみると面白いだろうとは思った。なかなか忙しくてそういうことをやる時間がないというのが難点だな、と思うところは最近本当に多いのだけど。
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https://shonenjumpplus.com/episode/17106567267387688443
「怪獣8号」完結。ラストがマジでかっこよかった。そのほか今日のジャンプラは色々面白かったが、また後で書こう。
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