「マンガのラジオ」最終回:「ふつうの軽音部」の幸山厘というキャラクターと人気投票のあれこれ/トランプの資産の4割は暗号資産:縁故政治と中国企業・富豪のトランプ政権食い込み/沖縄県設置は正しかったとする琉球国王末裔/人文系学問の存在価値

Posted at 25/05/26

5月26日(月)曇り

昨夜早く寝たせいか目が覚めたら3時でまだ暗く、これはどうするかもう一度寝るかと思ってお茶だけ飲んでもう一度寝床に入り、なんとなく落ち着かなくて起きたら4時でもうかなり明るくなっていたのでまあ少しは寝たのだろうか。なんとなくごちゃごちゃ思いついたことをやって前年度の確定申告書はどこにやったっけと探し始めたらあるべきところにあったのに見落としていたことが判明。寝起きはやる気もあるし体も動くのだけど、頭がいまいち動いていない。5時過ぎに車で出かけて、少し離れたセブンでジャンプとコーヒーを買って帰った。

昨日はブログ/noteを書くのに午後までかかってしまったが、なんだか疲れが出ていて他のことはあまりしなかった。3時過ぎに出かけて岡谷の書店に行って読みたい本を探したが特に見つからず、隣のモールで夕食などを買って、いつもと違うコースで湖を南回りして帰った。

帰ってから日曜日に更新されるニッポン放送のポッドキャスト番組の「マンガのラジオ」のクワハリさんの第4回を聞いたのだが、面白かった。

https://podcast.1242.com/manga/

キャラクターを描くことが一番面白いということ、キャラクターが勝手に動いてストーリーが作られることがあるということ、また大人数の軽音部を描くから主人公のバンドが何度か解散して最後にふさわしいバンドが結成されるようにするために、鳩野の性格からして主体的に動かすのは難しいからそれを代わりにやるキャラとして厘が出てきた、というのはどこかで聞いたか読んだかした覚えがあったが、人気キャラになってきたので少しワルくしてもいいかなと思って今のキャラになった、というのがなるほどと思った。

確かに、インタビュアーの吉田さんも言っていたが、厘というのは「今まで見たことがないキャラ」であって、これが「ふつうの軽音部」が大きな人気になっている一つの原動力でもあると思う。音楽マンガでの策略家といえばまさに「パリピ孔明」の諸葛孔明がいるが、三国志キャラまんまという現れ方も奇想天外ではあるけれども、清楚・キュート・ショートカット・高身長・ベーシスト・成績学年一位の「ハネマンはあろうかという」JKがそういうキャラ、というのは今までにないキャラであることは確かだなと思う。

先日キャラクター人気投票が行われたが、吉田さんが「人気投票をやるということ自体が驚いた」というので、どういうことかと思ったが、「僕のヒーローアカデミア」のように能力バトルみたいなキャラがたくさん出てきたらどの能力がいい、とかになるのはわかるが、高校学園マンガでやるとは、みたいなことだった。ただまあ、今までもジャンプでは「ニセコイ」とかでも人気投票をしていたし、いわゆるハーレムものでヒロインレース的にやることは珍しくなかったから特に不思議にも思わなかったのだけど、結果的に主人公のバンドメンバーが上位を独占したのは意外だったとクワハリさんも言っていた。また主人公の鳩野ちひろが一位になったわけだが、クワハリさん自身もこういう人気投票では主人公以外に投票することが多いそうで、それも意外だったと言っていた。

私は主人公に投票するタイプなので主に鳩野に投票していた(期間中1日一回投票できた)のだがやはりこのマンガはバンドメンバー、特に鳩野と厘があってこその作品だし、また桃と彩目も読者に好かれているし、ライバルバンドの男子四人もキャラが立っていて、作中でもフィーチャーされているたまき先輩が入っているのは納得だったので、とても順当な順位だったと思う。出たばかりの新キャラの新副部長の算ちゃんが9位に食い込んだのは主にキャラデザの勝利だと思うが、ふつうに苦労人(バラバラな志向の軽音部をまとめる、部長で双子の兄の数志がアホで頼りにならん、同じ副部長の鶴が常に何やら画策している)だということも作用したのだろう。また人気投票の後で判明したがたまきと同じバンドの喜田先輩に片想いしている純情さみたいなものも今投票があったらさらに人気が高まってる可能性もあっただろうなと思う。

「マンガのラジオ」は今まで「正反対な君と僕」の阿賀沢紅茶さんとか何人かのマンガ家さんの放送を聞いたことがあるが、とても貴重なアーカイブだと思うので、今回で最終回だそうだが、ニッポン放送もぜひ大事にコンテンツとして公開しておいていただきたいなと思う。

夕食に買ったのは「牛モツの唐揚げ」と「オクラの天ぷら」というなんだか初めて食べるものを興味本位で買ってみたのだが、唐揚げは結構硬くて噛み切るのに顎が鍛えられた感じがした。今朝は当地では最低気温が11度。少し肌寒いのでストーブをつけている。

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今朝読んだ記事で印象に残ったもの。トランプといえば不動産投資で財を成した人だが、今一族の資産の4割は暗号資産になっているという話。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN22DSV0S5A520C2000000/

トランプコインは政権発足二日前に発行されたもので、時価総額は30億ドルになるという。暗号資産の時価総額では30位なのだそうだ。保有者には「トランプの夕食会に招待される」というプレミアがつくそうで、それが発表されたら価格が2倍近く高騰したそうだ。

この購入者で目立つのが中国系の企業や実業家のようで、こうしたところでトランプとの個人的な縁故を形成しようという目論見なのだろう。日本としてもこういうところでトランプの懐に飛び込む人はいないのかと思うが、いずれにしても資金がなければ難しいのだろうなとも思う。

大統領自身が本来は国家の専権事項である通貨の発行を個人的に行なっているというのはなんだかすごい話だと思うのだが、私もこの記事で初めて知った。日本でもこうしたことはもっと取り上げられてもいいと思うのだが、専門家の意見を聞きたいところである。

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琉球王国の第二尚氏王朝の現当主、尚衛(しょう・まもる)氏の演説。

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/25550

「1879年の沖縄県設置について「(琉球の)滅亡ではなく、日本という国家への統合を選択した。尚家を守ることより、琉球の民の幸福を願った第19代尚泰王の正しい決断だった」と強調した。」

とのこと。これは日清間の対立要因ともなってきたことで、現代でも沖縄併合への野心を隠さない中国側に対しても、強い牽制になるだろうと思う。一族的に少しゴタゴタがあるようなのは心配だが、沖縄が「自由と繁栄の弧」や「自由で開かれたインド太平洋」の扇の要であることは確かだから、日琉結合はさらに深化させないといけないなと思った。

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人文系学問はどういう存在価値があるのか、という問いが立てられていたので、自分が答えるとしたら、端的にいえば「森羅万象のものの見方を提供すること」にある、ということになるなと思ったのだけど、この辺りのことについて読書猿さんが連ツイで細かく説明されていたので勉強になるなと思った。

https://x.com/kurubushi_rm/status/1926454956690636974

私もこの辺り、改めて自分の言葉でまとめてみたいと思っている。

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