無防備な性質/日本人はダサくなった/左翼の日本嫌いは「嫌国心」とでもいうべき探求の対象

Posted at 25/05/23

5月23日(金)曇り

昨夜は見事に寝落ちしてソファで横になったまま気がついたら午前2時半。歯を磨いて着替えて寝床に入ったがそのあとは少し眠りが浅かったなと思う。起きたら5時前で、もうこの時期はかなり明るい。少し外が気になって外に出てみたら、なんと車の運転席のドアが開きっぱなしだった。やれやれと思ってドアを閉めると、なんと中で猫が暴れている。ドアを開けると運転席から警戒しながら出てきたが、参ったなと思う。座席とかの匂いを嗅いでみたがそんな変な匂いもしないので大丈夫かなとは思うのだが、全く参った。

まあなんというかこういうのは自分の性格が出ているというか、基本的に無防備なので変なところでこういうミスをする。開放的な方が人間として正しい、みたいな無意識の信仰みたいなものが多分あるので、そういうのが時々こういう形で現れる。SNSをはじめ、隙あらば突っ込んでくる人が溢れているこの時代にこういう性質なのは基本的にあまり適しているという感じはしないのだが、例えば私は若い頃からしょっちゅう財布を落とすのだが今までのところ必ず返って来ていて、運がいいというか皆様の善意に助けられているというか、そういうありがたさみたいなものが意識されたりしているのはまあいい意味での副作用みたいなものかなとは思う。それにしても気をつけないといけないよなと改めて思った。

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Twitterを見ていたら「日本人はダサくなった」という指摘があって、なるほどと思った。私が62年ほど生きてきて、最近の日本人は豊かに便利にはなっているはずなのだけど、なんというかせせこましいというか、何が良くないんだろうなと思っていたのだけど、端的に「ダサくなった」と言われるとこれは本当にそうだなと思う。

これは着ているものがあまり良くなくなったというか、そこそこ見られるけど本質的には安いファストファッション的なものを着ている人ばかりになったとかそういうこともあるし、若い女性の振る舞いなどを見ていても乱雑になって端的にカッコ悪いなと思うことが増えた。乱暴に振る舞うことがかっこいいと思っている勘違いというのは昔からあるけれども、それがフェミニズムという思想と結びついてよりカッコ悪さを増している感じはする。

これは美学とかセンスとか良い意味での人文系的なものが勢いを失い、合理的な議論ばかりが優先されるようになっている傾向とも関係はあると思う。「美しい」とみなされるものが「破壊こそが美」みたいなものが増えて来た感じもある。

時間がないのでメモ程度だけど、またこれは考えたいと思う。

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もう一つTwitterを見ていて思ったのは、日本の左派というのはナショナリズムを嫌うけれども、これは世界でも本当に特異なレベルで自分の国が嫌いな人が多いと思う。欧米でナショナリズムに否定的な人というものは自分の国自体というよりは普遍的なレベルで国家やナショナリズムに否定的な感じな人はいるけれども、ちょっと掘ってみれば自分の国のことは割と好きだったりすることが多い。日本の左翼の日本国家嫌いはやはり異様なレベルだと思う。

で、これについて「負のナショナリスト」という表現を読んだのだけど、「『とにかく日本をケチョンケチョンに貶せばいい、日本人であることに恥じて徹底的に否定する』に帰着する」という人が多いのはなるほどなあと思った。

https://x.com/f_ck_off_commy/status/1925337957403435392

これはつまり「各国のナショナリズムの衝突が平和を危機に陥れるから各国ともナショナリズムがあまり強まらないようにすべき」という合理的な考えではなく、ただ「日本はダメだからダメ」みたいな理屈のないレベルになっている気がする。

これはつまり「愛国心」という言葉自体が憎くて仕方ないレベルだから、そのメンタリティを言語化すればいわば「嫌国心」ともいうべきものなのだろう。2000年代に日韓ワールドカップをきっかけに韓国嫌いが爆発した時期があり、「嫌韓流」という言葉が流行になったが、つまり「嫌韓」と同じレベルで「嫌国」ということであり、精神のレベルとしては「アベしね」と同じだ、と考えるべきなのだろうと思う。

この辺りも時間がある時にもう少し掘り下げたい。

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