「鶴子の恩返し」最終回:印象的で温かく新しいエンドだった/「雲上に歌いて、君を待つ。」:「いいものができたからこそ不安になる」:美甘を守る存在としての明衣子

Posted at 25/05/02

5月2日(金)曇り

昨夜は一昨日が寝不足だったせいか夜は食事を済ませた後うたた寝で爆睡してしまい、目が覚めたら3時。着替えて寝床に入ったのだが今度は寝付けず、ジャンプ+の更新を読んだり入浴したりして気を沈めようと思ったがなかなかうまくいかなくて、結局寝床の中で半睡半醒みたいな状態で、もう起きようと思って起き出したら5時半。どうもこのパターンはあまり良くないのだが、ハマるとこうなってしまう。うたた寝しなければいいのだが、多分それはそれで気持ちいいからなのだろうなとは思う。でも気をつけよう。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567265435706828

ジャンププラス、「鶴子の恩返し」最終回。この作者さんは前作の「もえばな」の時からずっと読んでいるのだが、前回は終わり方がちょっと中途半端だったので今回は描き切れた感じでよりより良かった。「恩返し」がどういう形になるのかと思っていたけれども、めでたしめでたしという感じ。鶴子が高校2年生の1年間のお話だったけど、後1年間同じ学校にいて、どういう騒動が起こるのかという想像すると楽しい、という感じのところで余韻を持って終わるというのは考え方としてありだと思った。絶対笑わなかった猫門先生が最後に来てようやく笑顔を見せたというのが「恩返し感」があってよく、また鶴子の笑顔もほっこりして最後はドタバタ、良いエンドだった。次回作も期待しています。

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5時半に燃えるゴミをまとめて家を出てコンビニで雑誌を立ち読みしたり。週刊漫画Timesと牛乳とボスのカフェオレを買い、職場に出てゴミをまとめて出す。帰ってきて鶴子を読み返したり、週漫を読んだり。

https://shukanmanga.jp/work_list/detail/unjyou/

こちらも前作「妻、小学生になる。」から読んでいる作家さんの作品。前作はアニメにもドラマにもなり、話題になったが今作も面白い。


「雲上に歌いて、君を待つ。」第27話。インディーズバンドバトル・ミックモック(賞金500万円)に応募した美甘の曲がどう評価されるか、コメント欄に何が書かれるかが美甘にどう影響するかを心配する柳田。このバンドバトルでは音源がネットに公開されてストリーミング数上位3位に入れば本戦に進めるのだが、以前動画サイトでバズったときに驚いてアカウントを消してしまった前歴があるから、心配するのも当然なのだが。

学校でも一緒にいる友人の明衣子はさまざまなコメントを読んで「これが評価されるってことなのね」と今更ながら美甘を心配するのだが、美甘の曲に対してさまざまな声が学校でも囁かれる中、体調を崩して保健室に連れて行かれたりするのを見て、柳田に電話する。

「どうしてあんなにいい曲ができたのに不安になるんだろう」という明衣子に対して、柳田は「いいものができたからこそ死ぬほど不安になっちまうんだ」と答える。「とにかくここが美甘の正念場だ」という柳田に対し、明衣子は「何かできることないでしょうか」というのだが、「投票結果が出るまでは明衣子ちゃんに美甘に寄り添ってやってほしい」という。このやりとりがいいなと思った。「いいものができたからこそ死ぬほど不安になる」というのはその通りだと思う。私も拙いながら文章を書いていると、今日はよくかけたと思う日があり、どういう反応があるかと楽しみになるのだが、そういう日に限って反応が悪いことが多く、がっかりするわけである。まあこんなものかと思いながら次の日も書くわけだが、しばらく経ってから急に閲覧数が増えることもあり、気持ちの上下はある。

正直言って今まで実はこの「明衣子」という存在がいらないんじゃないか、単なるノイズなんじゃないかと思っていたのだけど、なるほど繊細なところのある美甘を近くで守る存在として一番いいポジションなんだと感心した。今までは美甘にバンドメンバーが手を出さないかとかそういう警戒心を見せていたのに、柳田に対して心を開いて一緒に美甘を守ろうとするようになるのはとてもいい成長だなと思った。

そしてバンドメンバーに明衣子を加えたメンツで一緒に結果を見ることにするが、柳田は緊張している美甘に対して「たった1人でも心震わせてくれた人がいたなら、それはもう作った甲斐があったってことだ。順位なんておまけだって思えばいい」という。これは当然受け入れられなかったら苦しむことに変わりはないのだけど、心を落ち着けるためには良いアドバイスだなと思う。

結果は1位で皆喜ぶのだが、柳田は「これからは追われる身ってやつだ」というが、美甘が「追われる身ってドロボーみたいですね」というのに対し、「大金奪うってところは一緒だな」と答えるのが秀逸だった。美甘が一つ一つこういう試練を乗り越えていくのがとてもいいなと思う。

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今日は母を病院に連れていく日なのでこれくらいで。

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