「モブ子の恋」22巻を読んだ:結婚前夜のウキウキと離婚などの人生に関わる仕事/「絢爛たるグランドセーヌ」142話「もういちど」:再チャレンジとコロナ禍/ベトナムの高速道路と国内企業によるEV化/草刈り

Posted at 25/05/21

5月21日(水)曇り

昨日は朝車を走らせて少し離れたセブンに行ってカフェラテを買い、電気代などを払う。朝食をとってブログを書いたあと、作業場の周りの草刈り。充電池式の草刈り機なので石油を使うものより扱いは楽なのだが、昨日は少しやり始めたらすぐ充電が切れてしまってあとは手刈りでできるところだけやった感じ。だいぶ日差しが強くなってきたので、あまり長時間はやらずに終了。そのあと銀行を回ったり西友で牛乳と豆腐を買ったり。車の中でコミックナタリーを調べたら「モブ子の恋」の22巻が出ていたのでツタヤに買いに行く。そのあともう一軒銀行に回ってから帰宅して昼食。やることが多い。

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「モブ子の恋」22巻を読んだ。この作品もこんなに続くとは思わなかったが、スーパーでバイトする「モブ女子」と「モブ男子」の大学生同士の地味な恋愛、という感じで始まった話が、少しずつ展開して博基は東京で大学院生に、信子は地元に帰って市役所に就職し、戸籍係として働いているという現在。

22巻の前半はプロポーズの前に指輪を用意するためにどうにかして信子に気づかれずに指のサイズを知るかという博基の奮闘が微笑ましい。中盤は信子の同僚と幼馴染のカフェの経営者の恋が彼氏の祖父の病とともに進展する話、後半は戸籍係の信子のいる窓口に離婚届を取りに来た人に対する対応をめぐり、同僚に離婚経験者がいたために少し飲んで話そうということになり、その経緯を聞く話になっていた。

信子が作中で戸籍係に配置されたことにどういう意味があるのかと思っていたのだけど、今回の展開を見てなるほどこういうことかと思った。信子たちは結婚前の一番うきうきした時期を過ごしているけれども、人生というのはいろいろあって、相手を思いやりながらも離婚せざるを得なくなってしまうこともある、見たいな人生の深いところの話に触れるために市民のそういう「戸籍の変動」に関わる仕事にしたのだなあと思った。そう思うと重い仕事である。

こういう戸籍の重さみたいなものに反発を抱く人たちが戸籍を廃止しろとか騒ぐのだろうなと思ったが、そういうものをしっかり受け止めて人生を進んでいくスタンスの方がいいと思うし、国民一人一人、またその家族全体をとらえる仕組みがあるから日本が安定しているのだと思うし、こういうものは維持されないといけないなと思った。

まあそれはともかく、結婚前にそういう「人生のいろいろ」について理解を深めておくことは結婚生活にとっても大事なことだと思うし、作者さんの用意周到ぶりに驚いた、という感じである。私も離婚経験者なので結婚前にもっといろいろ知っておけば違ったかもなあと思うがまあそれは後知恵である。

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「絢爛たるグランドセーヌ」142話「もういちど」。前半は「レッスンを受けない」発表の演目をどうするか考え、一度は「ロミオとジュリエット」の中のソロを踊ろうと考えるものの、恋愛経験のなさにシーンの魅力を捉えられなかったことを反省していた奏(かなで)、パドゥドゥクラスで一緒に踊っているレオに「付き合ってみる?」と言われていろいろ思う中で先生であるアビゲイル・ニコルズに振り付けてもらったものの故障で代役を立てられた「ケレス」に「もう一度」チャレンジする、と思い立つ、という話。奏の恋愛話はどうもなかなか読んでいてこの彼なら、みたいな人が出てこないのでまあ無理しない方がいいよな、と思うのだけど、役の理解をどう深めていくかという問題は確かにあるかもとは思った。

後半10ページほどはコロナで帰国していた中国人の紫萱がようやくロンドンに戻れることになり、帰ってきて奏たちと出会い、一緒に行ったレッスン場を見て涙を流す。彼女も「もう一度」帰ってきてアビーの元で学べるという喜びを深く感じているということなのだろう。これは奏たちも今まで何度も描写されていて、「コロナ禍」というものと本当に向き合った作品だなと改めて思った。

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ベトナムで南北を結ぶ高速道路が四区間開通、ハノイからホーチミンを通りメコンデルタの最大都市カントーを結ぶ区間のうち7割が開通したとのこと。東西2路線あるようなのでその7割なのか、とりあえずの南北の7割なのかはこの記事だけではわからないが。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/05/4dfd933a705ce483.html

アジアでもアフリカでもこういうインフラの整備はどんどん進んでいるようだが、走る自動車の方はEV化が進んでいるようだ。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/05/26214bec1e40e554.html

「ベトナムでは地場系財閥ビン・グループの自動車部門のビンファストを中心としたEVメーカーが国内EV市場のシェアの大半を有する。」とあり、中国に市場を食い荒らされているということでもないようなので、力強い発展をしているということなのだろう。

ベトナムはドイモイ(開放)政策が進んでいるとはいえ一党支配の国だからいろいろありそうだとは思うし、日本でもインドシナ難民の時代には優等生的に定着していたように記憶しているが技能実習生で多く来日するように成ってからいろいろな問題も出てきているような感じはある。特異な歴史を持つ国ではあるが、発展して日本とも良い関係が結べると良いなとは思う。


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