「何でも屋」が生き残るためには/「保守的で常識的」であることと「突出する」こと
Posted at 26/03/11
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3月11日(水)晴れ
今朝の今のところの最低気温はマイナス4.8度。かなり寒い。三寒四温というが、冬は寒い当地としても3月中旬にマイナス5度近いというのはかなり寒く感じる。2階から降りて1階の廊下を歩いてトイレに行く途中に寒さを実感した。
昨日は3月10日、当地では公立高校の入試だったが、歴史的に言えば東京大空襲の日。私は江東区なので一面が戦災にあった地域であり、荒川放水路のそばまでいくと古い建物が立っていて、ここは戦災を免れたのだな、と思ったりする。戦後の街並みもすでに恐らくは何度も更新されて今に至り、最近でも近くの立派な日本家屋が取り壊されているのを見た。そういう変化がいいことなのかどうか、難しいけれども、居住する人たちも代が変わると古い家屋を住みにくく感じ、また固定資産税も高いので、集合住宅や商業建築に建て直したりするのだろうなとも思う。
そして今日は3月11日で、東日本大震災の日。あの津波の映像と、翌日に始まる原発事故のニュースから、もう15年が経ったのかと思うと驚いてしまうのだが、東日本大震災の記憶のない子達がもう高校生になるのだなと改めて思う。
日本では戦災は80年間ないし、また災害は繰り返し訪れてはいるけど普段はそんなことは忘れている。しかし世界で見ればそういうことのない年はないわけで、世界が幸福になるというのはどういう状態なのか、なかなか想像しづらい面もあるなと思ったりはする。
***
自分はなんでも屋というか、なんでもできるということはないけど、何にでも関心を持つ傾向はあり、ただそれがどういうものに結びつくかは難しいというか、何か一つのことができる、何か一つのものに揺るぎない興味を持ち続ける、みたいな人の強さのようなものが羨ましいと思ってきた面がある。自分は何かを自分に習慣づけるとか、ずっとこんなふうに毎日文章を書くとかをやることはできるのだが、同じものに継続して情熱を持ち続ける、ということは割と難しい。
若い頃は万能の天才というものを目指してみたが、まあ一芸もそんなに物にはならなかったので、つまりはいろんなことを知っているしそれなりにできることは結構ある程度のつまりは器用貧乏みたいな物なのだが、実際のところ、高校の頃に友人に「万能の天才になれなければ器用貧乏でいい」みたいなことを言ったことがあり、そういう意味ではそういう言葉にある意味呪われてるなと思うところもある。
ただ実際、世の中には万能の天才といかないまでもマルチな才能を持つ人は多いし、スペシャリストではなくジェネラリストとして才能を発揮する人たちもいる。政治家などもやはりいろいろなことを知っている、いろいろなことの要点を押さえ、問題点を把握し、それを政策に組み上げるというような才能は必要なわけだ。
そうしたスペシャリストでない、いろいろなことができる人、という方向でサバイバルしていくためには、一芸に打ち込むという方向ではそれが成し遂げられないわけで、要するにいろいろな人にこの仕事を頼んでみたいとか、やってもらいたいと思われる必要があり、また文章の書き手としてはこの人の文章を読んだら何かを知れるとか専門的な知識を得られるとかではないけど、なんだか面白いとかいろいろな意味で読みたいと思われることが大事なわけで、そういう意味で「人気」がある必要があるんだな、ということを今朝サンデーを買いに車を運転している途中で考えた。
そういう人気の育て方というのは今では動画が強いとは思うが、そういう物には乗り遅れていて、ポッドキャストみたいなことを考えてもみたが、まあちょっと地味かもと思うというか、声や喋りに結構特化されるわけで、それがいいかどうかもわからない。動画よりも用意するものが少なくて済むか、と思うくらいの感じである。
ただこれも、文章なら時間を捻出しながら毎日書くことはできるが、動画や音声だとどうだろうという感じもあり、何がいいのかはまだよくわからない。ただ、多くの人の目になるべく多く留まる方法というものは考えて行った方がいいだろうと思った。
このブログ/noteも大体アクセス数で一日500−600程度だと思うのだが、まあ1000に早く乗せたいなと思うし、いいね数も最近の17日のうち10を超えているのが9日、未満が8日という感じで、コンスタントに10以上を目指すのか一つでも100以上もらえる内容を目指すのか、みたいなことを感えたりもするが、取り上げているテーマとアクセス数から考えて何かでバズらないと100とかはなかなかいかないわけで、それを可能にする巨大なコンテンツ(内容)というものを毎日書けるかというとどうかなとは思う。
政治が熱いときは政治について書けばアクセスは上がるとかそういうのはあるが、まあ考えてみればいろいろ自分が考えたことや自分がしたことなど、つまり好きなことを書いているだけでこれだけ読みにきてもらっているということはとてもありがたいことなのだよなと改めて思った。
で、今何を書いているか、これから何を書いていこうかを考えると、自分が「面白いと思ったこと」自分が「正しいと思ったこと」自分が「お知らせしたいと思ったこと」自分が「感動したこと」などを書いていくということに変わりはない。で、noteという場は雰囲気としてどちらかというとリベラルな読者が多い気はするのだけど、私のスタンスはプロフに書いている通り、「保守的で常識的な意見」であり、「過激な意見に疲れた方」に「読んでほっと一息入れ」てもらえるもの、というところはある。
で、このあたりから導き出されるのは、「自分の経験からこれは正しいと思うこと」でも、多くの人にとっては経験を共有されていない、説明もそう十分でないから読みはしたが「いいね」は押したくない、と感じることもあるのではないか、ということだった。ここ最近「マンガワン」絡みの内容を書いている中で、「常人仮面」の作者さんと元その女子生徒の関係は、私は「創作現場にありがちな男と女の話」と基本的に捉えたのは、そういう現場を知っているしそこからの類推からなのだが、それはある意味特殊な場であるし、「権威を持つ男の大人が未成年の女生徒をたぶらかせた」という構図からどうしても自分のような見解に頷き難いという人がいるのは仕方ないなとは思った。
この話も、「被害者」の女性からマンガワンや小学館、また文春を攻撃しないでくれ、という声明が出たこともあり、「自分もマンガに助けられた」ということから、全体に沈静化した感じはある。この人はそういう意味で頭のいい人だしあるいは才能もある人のように思えるので、いずれ世に出てくることもあるかもしれない。その時にはまたこちらの見解が正しかったのかどうかもわかるかもしれない。
もう一つは、フェミニズムなどの現代主流になりつつある思想へのスタンスの問題なのだが、この文章を読んでいる人にはお分かりだとは思うが私は基本的に否定的な考え方を持っている。「保守的で常識的な」という言い方は言外にフェミニズムのようなある意味ラディカルな思想に対する否定的姿勢を表しているということは受け取ってもらえると思うし、そういう意味でプロフにそういうことを書くというのはお客さんをある意味最初から絞っているということもなくはない。
実際のところ、そういう見解に賛成の人たちは増えてきていると思うし、世の中の流れは変わってきているとは思うが、まだマスコミや学界、経済界などのエスタブリッシュメント界隈ではまだまだその勢いは強いようには思う。
この辺りについては割合直観的な批判の部分が大きかったのだけど、少し内在的な部分で理解したところもある気がするので、その辺については少し纏まったら書いてみたいかなとは思っている。
結局その視点の定め方なのだが、ちょっと尖っている方がいいかとか、ちょっと偏ってる方がいいかとか、切り口として受け入れやすいのはどの辺なのかというのが今迷っている、というか常に決めきれないでいるところではあるし、上から目線的な言い方は避けている、というかつまり「先生みたいなものの言い方」はあまりしないようにはしているのだけど、一定はあった方がいい気もしなくはなくて、その辺も迷ってはいるがなるべくフラットな視点で、ということ自体はあるかなと思う。
この辺のところもまとめながら考えていきたい。
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