東日本大震災の文化的影響:「君の名は。」「シン・ゴジラ」と「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」とLINE/「自分自身のインフラ」を整える/「自分が重要だと思ったことを書く」/イラン戦争とアフリカ

Posted at 26/03/12

3月12日(木)晴れ

今朝の最低気温もマイナス2.7度、やはり結構寒い。昨日一昨日は会計の仕事をしてもらっていたのだが、私自身はクリーニングを出しに行ったり母の分の確定申告をやりに市役所に行ったり。それから西友に行ってお昼の買い物をして帰ってきて、会計の仕事などの打ち合わせ。市役所で待っている間に会計事務所から電話がかかってきて自分の確定申告や会社の決算の話などがビュンビュン進んだ感じだった。

帰ってきて打ち合わせをして昼ごはん、少し休んで竹を刈りに上の畑へ。20本、という目標を決めてやってみたがこれはかなりハードだとわかり、もう少しペースを守ってやってみようと思う。やっている途中で状況がわかったり、思っていたのと状況が違ったりすることはよくあるので、あまり無定見にも進められない。こういう外の作業は、手を動かしている時間も長いが考える時間は結構必要だなと思う。

そのあとは作業場にマンガの単行本を運んで少し整理し始めたが、これも結構大変だなと思う。こういうことは基本的にインフラを整える作業なのでそれ自体がクリエイティブな作業に直結するわけではないから、疎かになりがちだなと思うけれども、まあそういう基礎作業をちゃんとやるというのはきちんと掃除された部屋で何かやったの方がちゃんと捗るというのと同じことだなとは思う。

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昨日は書く内容として

○自分が面白いと思ったこと

○自分が感動したこと

○自分が正しいと思ったこと

○自分がお知らせしたいこと

の四つを挙げたが、

○自分が重要だと思った(判断した)こと

というのも付け加えられるなと思う。

世界情勢、たとえばアフリカの情勢みたいな話はマスメディアではほとんど出てこないし、ネットでもTwitterでもあまり話題にはならない。ただアフリカはいろいろな意味で重要であることは間違い無く、それらについて読んだり調べたりしたことを書いていくことは意味がある(重要である)と自分は思っている。まあ自分が書くのだから自分が判断したことに決まっているわけだが、その辺にAIが書いた記事にはないある種の主体性みたいなものがポイントとして重要なんだろうと思う。

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https://note.com/umemoto_abp/n/n939f19a50f68

アフリカの現在の経済状況、特にイラン戦争勃発をめぐる情勢の変化については、上のnoteがよくまとまっていると思う。今までもそれなりにアフリカについては読んできていたが、知らないことが結構あった。サハラ以南のアフリカで最も石油の産出量が多いのはナイジェリアだけれども、2番目がアンゴラであることは知らなかった、ないしは忘れていた。こうした国々は今回の原油危機で経済的にプラスになる可能性はあるわけである。

アフリカに対する経済のハブがドバイになりつつあるというのはなんと無く知っていたが、ということは今回の危機によってアフリカ経済全体に与える影響はかなり大きいということだろう。また言わずもがな、ドバイは航空ルートのハブでもあるわけだが、日本にも直行便のあるエチオピア航空は日本航空と同じくらいの国際便を飛ばしているということは知らなかった。ドバイ周りでなく、アジスアベバ周りでヨーロッパというのもあり得る、という話は興味深かった。

この辺りも時間のある時にまたしっかり読んでおきたいと思う。

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昨日は東日本大震災から15年。今日は長野県栄村の地震と原発事故から15年。2011年という年はいつの間にかそういう年月の向こうに行ってしまった。

https://x.com/tarareba722/status/2031739834185003356

「東日本大震災発災から15年ということは、『シン・ゴジラ』と『君の名は。』から10年ということか。この2作品が同じ年(2016年)に公開されて、立て続けに観て、「ああ、日本人は、あの時に救えなかった人たちを救い、倒したかった敵を倒す物語を生み出して、それを楽しむのに、つまりそう思えるように癒えるまで、5年間という歳月が必要だったんだなあ…」と思ったものでした。」

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「君の名は。」は震災を意識した映画だということは思っていたけれども、「シン・ゴジラ」は必ずしもそうは思っていなかった気もする。ただ、作る方にも見る方にも、少なくとも無意識の文脈としてそういうものがあり、だからこそ両方傑作になったのだろうと思う。最近私はあまり映画を見ていないのだけど、この2本は見た。RADWINPSに関心を持ったのも「君の名は。」のテーマ、「前前前世」だったことを考えると、確かに自分の中でもエポックになった年ではあるなと思う。

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震災と作品、ということでは、むしろ震災と同時代に同時並行で連載・放送されていた二つの作品、「進撃の巨人」と「魔法少女まどか☆マギカ」の方を私地震としては意識する。

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「進撃の巨人」を読み始めたのが前年末に出た「このマンガがすごい!2011」がきっかけだったので、ちょうどリアルタイムで読んでいた感じになった。当時も、この作品が東日本大震災を予言した作品なんじゃないか、ということはよく言われていた。巨大災害という「巨人」に立ち向かい、跳ね返されて死んでいく人間たちのドラマとして当時は読まれていたなと思う。まだ3巻くらいしか出ていなくて、超大型巨人・鎧の巨人の人智を超えた災害感、そして女型の巨人に立ち向かう調査兵団のボロボロに傷つく有様など、当時の震災と重ねて読んでいた人は多かっただろうなと思う。後になって種明かしがされていくと初期の恐怖感は忘れられていってしまうけれども、読んでいた当時のあの絶望感は今も思い出せる。

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また「魔法少女まどか☆マギカ」はリアルタイムで見ていたわけではないのだが、震災で最終回近辺の放映日程が変わり「リアル「ワルプルギスの夜」だ・・・」という声が上がっていたのは覚えている。この作品は後でレンタルビデオで見たのだが、あの災害感と救済感、そして自己犠牲の尊さというものはやはり震災後だからこそ感じられた部分はあるなと思う。

https://weathernews.jp/s/topics/202103/010195/

そのほか、読んでいて思い出したのだが、震災当時全く電話が繋がらなくなっていたことの反省から、LINEアプリが開発されたのだという。LINEは韓国の会社の日本法人が作ったものだが、かなりの企業が協力したのに当時の民主党政権の日本政府は協力を拒否したらしく、この時に政府が出資することでこの国民的通信インフラになったアプリの主導権を日本側に取っておけばより安全に普及が進んだのではないかということは思ったりする。私も外国企業に個人情報が流れるのはあまり嫌だなと思ってなかなかLINEはいれなかったので、こういう思わぬことが将来の全体像に影響を及ぼすことはあるんだなと思う。

しかし考えてみると「既読」という機能があるのは、返事がなくてもこれを読んではいるんだ、という確認の意味が当時の状況では重要だったということがある、というのもどこかで読んだことを思い出した。

東日本大震災が与えた文化的影響というものは、普段は忘れているけれども実は結構大きいのだよな、と改めて思った。

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