世界を揺るがしている「エプスタイン・スキャンダル」とアートの原罪探しとグリーンランド要求恫喝とオーストラリアの11歳の少年の「真実の愛」と

Posted at 26/02/04

2月4日(水)晴れ

今日は立春。暖かくなるとのことだが、今(5時20分)の気温はマイナス7.0度。外に出たら、車が2台ともフロントガラスが凍っていて、今出かける方の軽のエンジンをかけて解凍している。冷え込みは強いが、夕方がだんだん日が長くなるのは感じられていて、季節は移っているなと思う。今日明日は気温が上昇し、週末はまた下がるとのことだから、これが最後の冷え込みということになるのだろうか。青森の雪はテレビで見ていても大変そうだが、当地はありがたいことにあまり降っていなくて、雪かきも数えるほどだし、そんなに過重な感じがしない。この辺りは年によって違うのだけど。

昨日は銀行に行ってお金をおろした後西友に行ってお昼の買い物をするついでに恵方巻きを買って、母が食べたがっていたので施設に届けた。それから帰ってきてお昼を食べたのだが、なんだかわからないが変な集中があり、解けないためか疲れが残っていて、少し横になったら動きにくくなった。母から電話があったのだが通じず、施設にかけてみたら恵方巻きが美味しかったという話をしたかったようだった。歯磨き粉がない、という話もしていたので、出かけた時にドラッグストアに寄って歯磨きを買って届けた。

そういう感じなので本を読めずにいて、あと若者に届く言葉、みたいなことを考えていて考えはするがアイデアも出てこないしまとまらない、という感じの状況。ネットで少し地域振興についての議論をしたり。

5時40分を過ぎたので出かけてサンデーを買ってきた。今日は4日なのでジャンプコミックスの発売日だから、後でツタヤに行ってにごリリ、サネカ、チェンソーマン、アオハコ、メゾンの5冊を買ってこようと思う。ずっと買っていたが最近あまり読まなくなった作品もあるので、それはとりあえず今回は買わないでおこうと思う。後で買うこともできるし。

***

昨日はTwitterのタイムライン上ではエプスタインファイルの話で持ちきりだったのだが、一般にはまだほとんど出てない、というか報道ステーションなどでも取り上げられていなかったように思う。途中で消したからいくつもフラッシュ的に取り上げるところで出てきていたかもしれないのだが。

この話は欧米のセレブたちがいわば「人買い」であるエプスタインが島に集めた少女たち(だけなのか知らないが)に対して性的虐待を繰り返していた、という陰謀論じみた、しかし実際に行われていたらしき話で、ヨーロッパの王室や政治家、アメリカのテック企業の大物まで名前が出てきていて、ただ女性の名前はファイルから消されたという話もあり、日本女性が東南アジアで少年買いをしているという話もあるから、そういうことも本当はあったかもしれないとも思うのだけど、まあとにかくそういう類のある意味とんでもないスキャンダルであって、久しぶりにそういう話題でクリントン元大統領夫妻まで召喚されたとか、すごい話になってきている。

これらの話はフェミニズムが仕掛けたmetooのようなキャンセルカルチャーの系統の話というよりは、カトリック教会の少年虐待みたいな西欧キリスト教文明に根付いた性的抑圧の強い社会におけるある種の風土病のような気はするのだが、90年代に私が毎年アメリカに行っていた時も行くたびに「モニカ・ルインスキー事件」や「ジョンベネ事件」みたいなものの話を聞いてうんざりしていたので何年経ってもこういうものは変わらないなと改めて思う部分もあった。

モニカ・ルインスキーの件に関してはビル・クリントンの性癖の問題でもあるが、ルインスキー自身が自分の成功のために仕掛けたという部分も感じられて、そういう意味ではいわゆる枕営業というか売る側の主体性も関わる部分もあり、ある意味どっちもどっちという感じではあったが、ジョンベネ事件はどうも陰惨な部分があり、あまり調べる気にならなかった。これは両親も関わる問題であったと記憶しているが、今回の話はそうした陰惨さだけではなく、その規模であるとか社会的影響力の大きい人たちが関わっているという点で大きく騒がれているということだろうと思う。

今のところ、自分が名前を見た限りでは王室の人たちを除けばイギリスの労働党議員であるとかクリントンであるとかいわゆる左派リベラル勢力の有力者の名前が上がっているように見えるし、そういう意味では性的に保守的な姿勢を示すトランプ政権が左派に仕掛けた爆弾という面はあるような気がする。

私は、性的なものはある意味人間関係の奥義といえばいいか、人間性の深いところに関わる問題だという意味である種神聖なものだと思っているので、あまりこういうことを消費的に扱いたくはないし、またそういう話題を出すこと自体がある種の冒涜であるという思いもあり、なかなかこういうことは扱いづらいのだが、こういうことを権力関係であるとか支配欲であるとか暴力性であるとかそういうものだけで片付けようとするフェミニズムが嫌いなのも同じ理由ではあるのだなとこの件に関して考えていて思った。

この性の神聖性という問題も変に拗らすとセックス教団みたいな話にもなってしまうし、日本でもそうだがリベラル左派の男性の方がこの手の問題を起こしやすいことからもある種の理念的抑圧性みたいなものが暴走しやすい領域であるような気はする。すっかり左翼として名前を上げている元文部事務次官がガールズバーに貧困調査に行ったりもしていたがそれも似たような話なのだろう。また性の問題は基本的には非常の個人的な問題でもあるし、そこにどこまで法や社会が踏み込むべきかは文化によってかなり異なる。また、種の再生産という問題にも関わるから、人口減少社会において大きな問題でもあるのだが、踏み込み過ぎても踏み込むのを躊躇しても社会そのものの維持に関わるような問題でもあるわけである。

まあこれはスキャンダルであることは間違いないし、これを暴露した人たちも一体どのように収拾をつける気があるのかよくわからないのだが、こういう陰謀論的に見えたことが実在したというショックもある種あるのだろうと思う。

エプスタインがトランスジェンダーの運動にも関わっていたというような話もあるし、こうした左派リベラルやwokeの問題としてもみていくべきところはあるのかもしれない。

https://x.com/MyLordBebo/status/2017919554886729850

https://x.com/lmvle/status/2018032185689968948

性の神聖性みたいな話についてももう少し書きたいのだがどうも何をどう書けばいいのかあまりまとまってないのでこの辺はまた書きたいと思うが、上にも書いたようにこれは自分のフェミニズム嫌いとも関わってくるという意味で現代性も結構ある問題でありそうなので、書く構想がまとまってきたら慎重に書いてみたいと思っている。

https://x.com/mochiunagi/status/2018284107332047198

https://x.com/culturepot/status/2018297292676120885

アートなどでも欧米に従来ある文脈でのみ捉えられがちだから、性というテーマをきちんと取り上げていくのは難しいなといつも思う。私の性に関する感覚というか感じ方というのは、基本的に第二期フェミニズムの時代の「性の解放」的な方向性とは割と親和性はあるので、逆にこの時期のフェミニズムを考えた方が人に届く文章になるのかもしれないなという気もしなくはない。ただそれだけではダメだということは確かだが。カーマスートラとかにしても「愛と性の相談室」的なものにしても、またあるいは真言立川流やフロイト的なものにしても扱いにくいから秘儀的な方向になりがちだったこともあるわけで、まあ結構本気でやっても大変な問題であることは確かである。

一方で、エプスタインファイルをトランプ政権がグリーンランド取得のためのカードとして使おうと考えていたのではないかという指摘もあり、そういう意味でも世界的なスキャンダルではあるのだなと思った。フランス政府がパリのツイッター、もといXの事業所の捜索に入ったという情報も出てきたが、世界規模の清掃の一環と見るべき部分もあるのだろうなとは思う。

一方でこんな話も読んだ。

https://x.com/PAGE4163929/status/2016818711987163368

これはつまり、11歳の少年が26歳の女性を愛してはいけないのか、という話でもある。年齢と慎重さは多少違うとは思うが、フランスのマクロン大統領と夫人の馴れ初めの話もそんなに違わない話ではある気がする。そういえば今思い出したが、橋本治の「愛の矢車草」はそういうところもある話だった。

https://amzn.to/4kgPLFn

https://x.com/RcxzS44axsT1dDS/status/2018804054563193332

その一方で、これはなるほどと思ったのだが、エプスタインの島のセレブ達がやってるのは「性の行為」ではなく「自慰」だというのは当たってるような気がした。オーストラリアの11歳の少年がやったことの方が本当の「性(愛)の行為」だった気がする。

まあ、「真実の愛」が裁かれる対象になること自体は、ある意味古くからのことでもある気はするのだが。

ちょっとテーマが大きくなり過ぎてきたのでこの話はとりあえずこの辺で。


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