ポケモンGO、真田丸、そして少年ジャンプ。

ちょっといろいろ気になることが多いせいか、一つのことについて文章を書きにくい感じになっています。簡単にいえば、気が散っているということでしょうか。

一つは、ポケモンGO。やはりまだまだ気になります。出掛けるときはいちおうiPhoneを持って行って、歩いて移動している間はオンにしてあります。最近よくフリーズするので何度もiPhoneを再起動せねばならず、それが気になっています。また、道具の所持数が350と決まっているのにいま372も持っていて、新しい道具を手に入れられない状況になっているので、ポケストップに言っても経験値を増やすだけという感じになっています。まだレアで強力なポケモンは手に入れられてないので（最強でストライクのCP365）ジムに行っても歯が立たない状況です。ちょっと膠着状態というところでしょうか。

ただ、「進化させる」を覚えてまだゲットしてないポケモンを手に入れるとか、「博士に送る」を使って強化・進化に必要な「あめ玉」をゲットするとか、一つずつ覚えてもいて、まだまだですが前には進んでいる感じです。でも、気晴らしの遊びのためのゲームのはずなのに、なんだか努力しなければいけないことが多くて、そこがなんだか本末転倒な気はしてしまいますね。（笑）

でもまあ、ひとりでやるゲームではなく、多くの人が参加しているゲームですから、やはり頑張る人がいい結果を出し、適当にやる人は適当な結果しか出ないのはまあ仕方がないことだと思います。ちょっとしばらくは膠着状態を流しながらバトルでも勝てる体制をつくって行くしかないかなと思います。いまのところ無課金ですしね。

もうひとつは今日（7/25）発売になったジャンプ。毎回楽しみにしていた将棋マンガ、池沢春人さんの「ものの歩」が終了してしまいました。最近掲載順が後ろの方になって来たので危ないかなという気はしていたのですが、新キャラも登場して来たことだし大丈夫かなと思って、特にアンケートも出していなかったのですね。危ないかなと思っていた頃は頑張ってアンケートはがきを出していたのですが、安心していたら打ち切りになってしまった。ちょっと残念な思いは残ります。月刊誌などに連載の場所を移して続けてもらえたらなあと思いますが、ジャンプはその辺は厳しいので、ちょっと無理だろうなとは思います。でも、残念ですね。

それから、だんだん豊臣家の終焉の鐘が鳴り始めた大河ドラマ「真田丸」。7/24の放送では秀吉の急激な衰えが描かれていました。石田三成たち奉行に政治を任せると言ってみたり、徳川家康を呼び出して政治のことを頼んだり。矛盾する行動をとるだけでなく、家康には二度呼び出して同じことを言ったりしているのですね。

秀吉はこの時点でまだ60を少し越えたくらいですから、現代の常識でいえば老衰のはずがありません。子どもの頃秀吉の伝記を読んでて、60歳と言うとすごいおじいさんに感じていたのでそのくらい衰えても不思議はない感じがしていましたが、今実際にその年齢が近づいてみるとそんなに衰えるはずがない、という気がします。ネットで少し調べてみても死因は不明ですが、脳性梅毒などいろいろな説があるということを知りました。やはり本当のところは老いというより病いだったのでしょうね。

しかし、面白いなと思ったのは、普通の老人なら「認知症になって同じことを言うようになったね」で済むところが、天下人であるとそういうわけにはいかない。爪を研ぎ牙を研いでいる徳川家康に醜態を晒すわけにはいきません。側で仕える石田三成や真田信繁も、そこにはとても苦労しているところが現代の高齢者問題に通じ、三谷さんの脚本も上手だな、と思いました。

そのほか、ついに正妻の稲に心を開かせた信幸が急に自信を持ったのが可笑しかったのですが、そこで秀吉に側近く仕える信繁と、徳川の（義理の）娘婿に当たる信幸との間に、真田家をめぐる考え方の違いが生まれて来たことが印象づけられたことがありました。

また、衰えた秀吉を拾（後の秀頼）と過ごさせたいと言う信繁に対し、父の衰えたところは見せたくない、という茶々の言明が、後の淀君の息子命の片鱗を見せ、これも移行期の伏線の一つとして強く意識させられました。

全体に、三谷さんの脚本はニクいツボをついてきます。あざといなとは思いつつ、現代では大河もこうしたメリハリのつけ方が必要になって来ているのだなと思わされています。

トルコの政情、トランプ氏が物議をかもしたアメリカ共和党大会、連日取り上げられる都知事選、ドイツで相次ぐテロなどいろいろと気になるニュースもあるのですが、まだブログで取り上げるほど考察が深まっていないので、またまとまり次第書いてみたいと思います。