神保町で浦島太郎化した

Posted at 12/06/11

昨日。久しぶりに神保町に出かけた。新御茶ノ水で降りて地上に出たら総評会館が連合会館になっていた。神保町に行く間にもいくつも新しい店ができていて、その途中にできた新しいカレー屋さんチャントーヤというところでお昼を食べた。ココナツミルク入りの甘めのカレーでおいしかった。目的は青木俊直『くるみのき!』2巻(新潮社、2012)を買うことだったのだけど、これは実は地元の文教堂に立ち寄った時に手に入れてしまったのだった。だからとくに何か欲しいものがあったわけではないのだけど、久々だから神保町に行ったのだった。

くるみのき! 2 (バンチコミックス)
青木俊直
新潮社

先ず書泉ブックマートで本を物色。特になし。三省堂を見て、書泉グランデに行くと、わらわらと若者たちの群れ。半分以上コスプレで、何かと思ったらしょこたんがサイン会&握手会をやっていたらしい。地下のマンガ売り場を物色したら、武本糸会『獣の奏者』6巻(講談社、2012)が出ていたので買った。

獣の奏者(6) (シリウスKC)
武本糸会
講談社

ということで思いがけない収穫物を得て靖国通りに出ると、若者たちの列は延々と続いていたのだった。どうしようかな、帰ろうかなと思ってでも東京堂もすずらん書店ものぞいてないなあと思ってすずらん通りに戻り、ふくろう店に入るとなんだか雰囲気が違う。いきなりこうなっていたので驚きましたよ奥さん。まあ前から女性が入りやすい店、ではあったのだろうけどここまで徹底するとは。女性専用車両に迷い込んでしまったような場違い感に襲われた。

HPを見ると改装期間は4月中だったらしく、そうなると1か月以上神保町へは行ってなかったんだなあと思う。その期間に普段自分が行っている店が変わっていると、ここまで浦島太郎感に襲われるのかと驚いた。

東京堂もまず外観が全然変わっていて驚いたし、中の書棚が全部ウッディになっていて、なんかジュンク堂的な違和感を覚えた。右側の入り口から4分の1くらいがカフェになっていて、それが2階3階まで続いていた。自分が使っていた動線がカフェ専用(まあ通れるんだけど)になってて、こりゃ参ったなあという感じ。なんというか、アメリカナイズされたというか、スタバ化したというか、なーんかどうもしっくりこないんだなあ。お洒落化したと言えなくはないんだけど、そのお洒落化の方向がどうもなんというか。アメリカくさいというか。思えてならない。まあ私個人としては慣れるまでの問題なんだろうとは思うけど、とりあえず立ち寄りたい店、という感じが薄れた。何でもかんでもカフェ化するのも、最近私自身が「砂糖を使ったお菓子」断ちをしているせいもあってなんかなんかなんだな。まあそういう個人的な事情も絡むが、浦島太郎化した感があった。すずらん書店は特に変わらずエロとサブカルの殿堂?変わらないところがあると何となく安心する。帰りにがいあプロジェクトでショパンのパンを買って帰った。

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by Luke Peterson

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