Cannonのプリンタを買う/ビームスの出してる雑誌「In The City」

Posted at 11/11/27

なんかだいぶましになってきた。今朝起きたときにはすごく死んでたのだけど。昨日はまあ、本当に疲れた。やはり状況が状況だけになんだかんだと引き受けすぎてしまうんだなと思う。頭を空っぽにして本当に自分がやりたいことだけに集中する時間を本気で確保しないといけない。しかしそれも疲れすぎているとなかなかそうも行かないので、疲れすぎないことは大きなポイントだと思う。しかしそれがなかなか難しいんだが。完全にフリーになれるのって東京にいる間だけだから、東京にいる時間をなるべく増やしたいんだけど、いつもそうは出来ないしなあ。

疲れると、というかストレスが増大していると腰に来るのはいつものことなのだけど、どの程度来ているのかちゃんと認識できなかったのだけど、朝いろいろやっているうちにかなり来ていることに気がついた。モーニングページがなかなか書けなくて、時間をだいぶつぶしてしまった。日曜美術館ではゴヤをやってた。プラドのゴヤが来てるのか。懐かしいなあ。27年前に見たよ。マハが描かれてから210年くらいだから、その歴史の中の1割以上の期間が私があの絵をはじめて実際に見てから経過している。と考えてみるとなんか不思議。

イメージファイルを作ろうと必要なものを考えて、コピー機能とスキャナ機能のついたプリンタが東京にも欲しいなと思い、家裏のヤマダ電機に買いに行ったらCannonのPixus MP493が5800円(だったかな)で売っていたのでそれを買った。プリンタが5000円台で買える時代か。最初に買ったエプソンのページプリンタは15万くらいだったけど。…って何だよamazonだと4652円かよ。(笑)

Canon インクジェット複合機 PIXUS MP493 文字がキレイ 顔料ブラック+3色染料の4色インク 1.8型カラー液晶 メモリーカード印刷対応 ベーシックモデル
キヤノン

歩いて5分くらいなのだが、さすがにプリンタは軽くはなくて、それで余計腰に来たのは馬鹿だなとは思うのだけど、まあやりたいことやるためには仕方ないかと。今まで17年前に買ったEpsonのLP1500が鎮座していた位置においてみたけどコンパクトでいい。Cannonのプリンタってはじめて買ったけどデザイン的にはエプソンよりいい気がするな。機能的にはまだよくわからないけど。何か思ったよりあるべくしてある感じに存在していて面白いなと思う。まあやっぱり毎日使うものって、見た目のデザインが気に入ってるかどうかって大きいな。ジョブズのこだわりも最近になってようやく理解して来た。ていうか、パソコンのデザインとかをちゃんと考え出したのってほんとにごく最近だ。

それからまいばすけっとに行って昼食を買ってきて食べる。ピラフの上にスパゲッティとフライの魚が乗ってるという変な選択をしてしまってどうもまだちょっと頭がおかしかったのだが、そのあとしばらく休みながらテレビでラグビーを見てたりした。

アポロ ホモ ドローイング ブック F4
アポロ社

夕方になって、まだ腰はおかしいけどとにかく行動を起こすことにし、神保町に出かけた。ガイアプロジェクトもマザーズも閉まっていていつも買う天然酵母のパンが買えなかったのが残念。文房堂でスケッチブックを買い、あちこちで本やマンガを物色。エヴァンゲリオンを見終わっていろいろな作品に対する見方が変わっているのではないかと思って神保町に来てみたのだけど、体調が悪いときはなかなか新しいものを受け入れにくく、やや空振りだったな。それでも小宮山書店でビームスが出してる「新感覚文芸カルチャー誌」と銘打った「In the City」と題した季刊誌のvol3を買ってみた。

これはペーパーバックで洋書っぽいつくりで版の組み方も40年位前の『宝島』みたいな感じでちょっと懐かしい雰囲気。書いてるのが片岡義男、中原昌也、モブ・ノリオとかで私は読まないけどわりとおっという感じの面子。冒頭に元ピチカート・ファイブの小西康陽の「ミュージシャンは連帯すべきじゃない」というインタビューが出ていてへえっと思う。私はこのバンドも知らないしこの人も知らなくて今この文章を書くために初めてWikipediaで調べたりYouTubeで「Sweat Soul Revue」を聞いたりして、なるほど渋谷系というものかと思ったりしたのだけど、自分に欠落している90年代前半の空気がちょっと感じられて面白い。それに基本的にアパレルのビームスがこういう雑誌を出すという試みが何かうれしいし、やっぱり本のつくりが基本的にすごくお洒落だ。

まだちゃんと読んだわけではないのだけど、何かこういうのってすごくいいなと思う。試みとして商売として成立するかどうかは分からないけど、なんていうか今の雑誌や本の作り方って本当はすごく偏ってると思うんだよな。でも私はそういう本や雑誌に自分の文章を載せたいと思っているから、なんだか無理してあわせなきゃいけないと思ってるところがあって、本当はそれがすごく辛いんだということがちょっと分かった。書けるものなら、こんなお洒落な本、お洒落な雑誌に書いてみたい。amazonのリンクも貼れないようなマイナーな本ではあるけど、やっぱり載ってうれしい雑誌や本に自分の文章が載っていると思えばうきうきするもんなあ。

あと何を買うでもなく書店の間を彷徨っていたら友人から電話。水道橋にいるということで神保町まで来てもらいご飯を食べながら少し話す。あんまり泣き言をぶつぶつ言うのもみっともないと思ってたらちょっと気合が入って少し元気になった。

友人と別れたあとすずらん書店でなんとなく本を見てたら『誰も寝てはならぬ』の16巻が出ていたので買った。ほかの書店を物色してるときには気がつかなかったのに。相変わらずすずらん書店は侮れないなあ。

誰も寝てはならぬ(16) (ワイドKC)
サラ イネス
講談社

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by Luke Peterson

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