異界から持ち帰ったもの/ショッピングモールの思想

Posted at 11/01/22

昨日は仕事10時まで。なんだか疲れた。帰宅して夕食、母に愉気して入浴、自室に戻って『千と千尋の神隠し』を1時間ほど見て就寝。みればみるほど、よく出来た作品だなと思うところが出てくる。

千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]
宮崎駿監督作品
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

今朝は起きたら7時過ぎ。簡単にモーニングページを書いて朝食。自室に戻って『千と千尋の神隠し』を最後まで見る。ラストのトンネルをくぐって現世に戻ってくるとき、千尋のポニーテールをまとめる紫色のゴム紐が光っていることに初めて気がついた。銭婆婆からもらったあの紐だ。異界に行って、何かをもらって帰ってくる。そしてそれがおそらく、現世を行きぬく力になる。そういうメッセージと受け止めた。このあたり、異界へ行くタイプのファンタジーを読んでいるといつも気になるところで、『カスピアン王子のつのぶえ』ではエドマンドが帽子をナルニアに忘れてくる。もって帰るというのはその逆なんだけど、私もそういう発想の小説を書いたことがあり、流れのようなものを感じた。

GIANT KILLING(18) (モーニングKC)
ツジトモ
講談社

10時過ぎに車で蔦屋に出かけ、『ジャイアントキリング』の18巻と『ダヴィンチ』の2月号を買った。自室に戻ってジャイキリを読む。札幌戦から神戸戦。椿が覚醒する直前までのところ。もうだいぶ昔みたいな気がしてしまうが、2010年30~40号掲載分。夏から秋にかけての頃か。『ダヴィンチ』は立ち読みで何度か読んだのだけど、山岸涼子インタビューを取っておこうと思って買った。水島ヒロのインタビューもちょっと考えさせられるんだが。呉智英のマンガ評論で『群青』(群は旧字)という作品がすごいということを読み、読んでみようかと思った。

羣青 上 (IKKI COMIX)
中村 珍
小学館

職場に出ると、amazonから東浩紀編集発行『思想地図beta』が届いていた。ぱらぱらっと読んだが、ここ10年余りの社会変化に関して、それをどうとらえていくべきかという議論がなされていてへえっと思うところがかなりあった。郊外の「ショッピングモール」という存在をどうとらえるかというと地縁から切り離されて疎外された形態というネガティブなとらえ方がされがちなのだけど、しかし商業は確実にそういう方向に向かっているという実感は地方都市に一つの拠点を置いている私は非常に実感できる。その存在に対する思想的位置付けのようなものは、確かにまだなされていないだろう。今すぐにその問題意識を取り込むかどうかは別にして、自分の問題意識を陳腐化させないためにもこういうものも読んでいった方がいいんだろうなと思ったのだった。

思想地図β vol.1
東 浩紀,宇野 常寛,千葉 雅也,速水 健朗,北田 暁大,鈴木 謙介
合同会社コンテクチュアズ

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by Luke Peterson

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