裁判員裁判と感受性の違い/行方不明者から容疑者へ

Posted at 09/08/07

裁判員裁判で感じたことだが、判決が出たあと、被告が裁判員がみな若すぎるということをこぼしていた。近所のトラブルというものの深刻さを、自分のような年配者だったらもっとわかってくれるのに、ということだったように思われる。確かにこういうことに関しては、若い人よりも年配の人の方が敏感だと思うし、近隣に迷惑をかけないようにちゃんとしなければいけないと言う意識を持っている一方で周りにもそれを求めるということはある。私も母のいうことを聞いていると嫌になるくらい近所の人に気を使うようなことを言っていて、(たとえば畑のや道の草を刈らないことで周りの畑に迷惑をかける、草の種が飛んだり通行がしにくかったりして、というようなこと)物理的に無理なことはできないんだから(人手がない)気にしたって仕方がないというのだが、いつも繰言のように言っているので困ったなあと思う。もちろんそういうことがあったら人をナイフで脅していいとか刺していいとか言うことは全くないし、情状も変わるとは思えないが、理解してもらったと感じればそれなりに刑に服するときに納得できる、控訴もしないというようなこともあるかもしれないと思った。そういう意味で、一人一人の感受性の違いというものが裁判の結果に及ぼす影響は思ったより大きいのではないかという気がする。確かに戦前生まれの人が一人はいた方がよかったかもしれない。抽選だから、その辺は運不運もあるのだろう。男女比とか、年齢構成とか、もう少し意識してもいいのではないかとも思った。
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酒井法子に逮捕状。悲劇のヒロインが一転して覚醒剤事件の容疑者になった。その急展開には驚いたが。ショックで身を隠しているのかと思ったら逃亡だったというのはさすがに思いつかなかった。人は棺に蓋をして評価が定まるというが、酒井法子も表に見せていた面とはかなり違う人生を送ってきたのだなあと思う。単なる清純派とは違う何かがある、という印象が以前からあったのだが、こういう側面だったというのはあまりいい後味ではない。

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今日は朝職場でゴミの処理などして、機械類を点検。マウスが死んでるのがあったので、買いに行くことにする。朝食をとって9時から職場。10時半に職場を出て山麓へ。12時前に山麓を出て、ヤマダ電機によってマウスを二つ買う。それから国道を走って綿半に行き、猫避けの忌避剤を買い、そのほかいくつか買い物。一つ一つ特殊なものばかりで、探すのに時間がかかり、職場に戻るのが30分以上遅れた。

夜明け前は雨がかなり降っていたのだけど、6時過ぎには上がり、今日はもう大丈夫かと思ったら昼前にまた強く降ってきた。本当にこの夏は雨が多い。社会も何か騒然としている感じがする。


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