人の病と車の傷

Posted at 09/04/10

今朝。昨日は操法を受けたせいか、ぐっすりと眠れた。朝なかなか起きられなくて、6時50分くらいに車で家を出てビックコミックを買って職場に行き、ゴミを処理。帰って来て父に愉気。朝食後、気分転換に高台の公園に出かける。湖と、遠くのアルプスが綺麗だ。

すっかりいい気持ちになって帰ってきたら、帰りに家の少し手前の細い道で無理に突っ込んできた対向車をかわそうとガードレールによったら擦ってしまった。くそう。百里の道は九十九里を持って半ばとせよだ。じっくりビックコミックを読む。この号はどれも充実している。最近モーニングを評価する方向に傾いていたが、モーニングは前衛だけど時として軽薄になる。ビックコミックは後衛だけど、人生の深みというか、そういうものを感じさせる作品が多い。どちらを取るかはこちらのそのときそのときの精神状態もあるし、難しいところだが、バランスをとって読むのがよい感じだ。

病の神様―横尾忠則の超・病気克服術 (文春文庫)
横尾 忠則
文藝春秋

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10時頃綿半に出かけて花を買い、鯛焼きを食べる。そのまま蔦屋へ行き、仕事の本と横尾忠則『病の神様』(文春文庫)を買う。横尾は面白い人だと思うが、病気の話もこれはまた面白そうだ。彼が導引術をやっているということは知っていたのでどういうことを書いているのかと読んでみたのだが、それ自体はそんなには書いていない。まだあまり読んでないが、気分転換にはなるかな。しかし違う傾向のものを買おうと思うのに、どうもこういう系統のものを買ってしまうのは困ったことだ。

回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫)
野口 昭子
筑摩書房

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昼食後、販売店に出かけて傷の修理について聞いたら、8万円といわれてショックを受ける。うーん。この程度の機能上何の影響もないような擦り傷でその値段か。人間の体は自然治癒力で治るが車はそうは行かないからなあ、という『朴歯の下駄(回想の野口晴哉)』の中のエピソードを思い出す。これはペンディングだなあ。

野生の哲学―野口晴哉の生命宇宙 (ちくま文庫)
永沢 哲
筑摩書房

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永沢哲『野生の哲学』。現在p.194。知らなかったが、野口晴哉というのは親からもらった名前ではないのだ。そうだったのか。あまりによく出来た名前だなあと名づけた親のセンスに感心していたのだが、自分でつけたのか。まあ本当に独立した人間なら別に自分で自分の名前を付け直したっていいんだよなあとも思う。いやあでもいい名前だなあ。晴れたる哉。

花を生ける。花の名前を忘れた。ちょっと千手観音か阿修羅像を思い出すような生け方になった。

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by Luke Peterson

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