更新頻度/マイブーム終了直前/世界政治に投げ込まれた日本政治
Posted at 07/12/30 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
最近更新頻度が落ちているのはいろいろな理由があるのだけど、一つには面白いものが書けないなら敢えて書かなくてもいいや、ということがある。つまり、今までは自分であまり面白くないと思いながらも書いていることも多かったということだが、つまりそれは読んでもらうものとしての文章よりも自分の記録としての文章であることに重点を置いていたということだ。最近、別のところに日記的にいろいろなことを記しているのでそういう意味での文章をウェブ日記に書く必要があまりなくなった。そういうわけで、結果的に更新頻度が落ちている。
ここに書くものが面白い必要があるのか、ということがそもそも問題かもしれないのだが、何を面白いと思うかも人の勝手なので書くほうも勝手に書いている。金をとって作品として読ませるなら少なくとも自分でこのことを書くならこれ以上ないくらいは面白い、というか何か読みどころがある、と言うところまで詰めるのが良心というものだとは思うが、まあ玉石混交ならぬ岩石砂混交くらいの文章ではあるけれども、時々変な形の石でも混じっていてそれを奇特な人がちょっと面白いと思ってくれればいいかなというくらいではある。つまり何も考えてない。
まあお気の毒なのは検索でこのブログを引っかけた人ではある。まあでも砂粒のようなかすかな固まりでもものすごい低い確率ではあるが何かお役に立てることもゼロではないかと思うし、外れたら外れたで失礼しましたとどこか遠くで叫んでいると思っていただきたい。きっと叫んではいませんが。
でも少し、面白いことを書こうという気が前よりはしてきている。つれづれにネットを渉猟している方に、少しでも足を止めてもらえるように、少しは何か印象が残るように。
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奈良美智のマイブームはそろそろ終わりそう。短い命だった。しかしこの人の絵はいろいろと思わせるものがあっていい。『ひな菊の人生』ではラスト近くの、ものすごく脚の伸びたベッドの絵はいい。宇宙空間で、一人だけで浮かんでいる、孤独な夜というか、そういう感じ。なんか注釈がつくと魅力が減少する感じがしてしまうが、絵そのものの魅力はまだ自分の中でも色褪せない。
amazonのマーケットスクウェアで注文していた『NARA NOTE』が届いた。思っていたのと違って、絵があんまりなくて文章が多い。そういう趣旨の本だったようだ。絵はいいんだけど、今彼の文章を読む気があんまりしない。「トップランナー」の本は読む気がしたんだけどな。なぜだかよくわからないけど、そこらへんは微妙だ。
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パキスタンでベナジル・ブットが暗殺された。
これは大変なことなんだ。
しかし、私が驚いたというか、感慨を覚えたのは、日本のメディアでこのことをかなり真剣に報道しているということだ。
今まで中東や南アジアの突発的な出来事を、これだけちゃんと取り上げたことがあっただろうか。
2001年のあの事件で世界は変わった。しかし、その後も変わり続けている。日本がイラクに兵を出して、その影でインド洋にも補給船を送って、その補給を続けるかどうかが国会の与野党対立の焦点になって、つまりは「世界戦略」が、そこまでちゃんと認識している人がどれくらいいるかは別として、日本の政権の命運を左右するようになったからこそ、南アジアでの有力政治家の暗殺がこれだけ大きく取り上げられているのだ。
否応なく日本の政治も、世界の政治の中に投げ込まれている。
本当はずっと昔からそうなのだが、日本のメディアはふしぎなくらいのほほんとして来た。
しかしそうはいっていられなくなった。経済でもサブプライムローンなどという一見日本に関係ない話が日本経済を直撃するようになった。
今まであまりの鈍感ぶりに呆れていたのだけど、今後はそうも行くまい。
左翼言説も、右翼言説も、国際的な文脈の中で語られていくことによって、国内的な、あるいは東アジア的な、あるいは恐米的な閉鎖言論に縛られない新しい強さがそれぞれの言論に求められていき、またそれに答えざるを得ない状況が生まれてくるのかなあと思う。
パキスタンは親中であり親北朝鮮だ。そして核保有国。インドとの宿命の対立国。こういう国が混乱することで、中東・イスラム情勢はもとより、東アジア情勢にも微妙な影響が出てくるだろう。
2008年の、明日はどっちだ。
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