頂点もまた、過程のひとつに過ぎない
Posted at 07/12/18 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日。二時ごろ出かけ銀行と郵便局を回り用事を済ませたあと日本橋へ。新しくなった大丸に出かけようと思って一番大手町よりで降りたら、新しいレストランシティが出来ていたのでのぞいてみた。確かにこのあたり、オフィス街にしてはもう少しヴァラエティに富んだ食事が出来るといいのに、という感じのするところ。これはきっと結構当たるだろう。
大丸に上る。前に比べるとワンフロアが狭いので、何階にもわたって婦人服売り場が続く感じで、エスカレーターだとちょっとキツイ。紳士服売り場に行ってみたが、どうも伊勢丹化している。新宿伊勢丹の紳士服売り場はあれはあれでヒットだとは思うが、大丸のなんとなく少し昭和的な感じの売り場も嫌いじゃなかったんだけどな。みんな成功したところのエピゴーネンになるのは、ちょっと違うんじゃないか、という気がした。
11階に上がると三省堂書店。しかし、以前と違い、売り場面積はかなり狭い。専門書などは置いていない。大手町側に丸善が出来たこともあるし、少し撤退したという感じか。ブックストアカフェを私が知る限り最初に始めたのはこの三省堂だったし、いろいろな書店で選べる楽しみが東京駅周辺にはあったのでそれが減ったのは少し残念だ。
新しいレストランシティに戻って上島珈琲店で黒糖ミルクコーヒー。最近、この味はかなり気に入っている。日本橋丸善へ。地下で原稿用紙を買う。原稿用紙類は丸の内店より日本橋店のほうがヴァリエーションがあるのだ。何か本を、と思いいろいろ考えて店内検索で桜井章一を検索する。(最近、桜井の言葉が前に比べて理解できる部分が増えてきたので。)1階に何冊かあることが分かる。そのコーナーで何冊か立ち読みしたが、心に染みとおるような言葉が載っている本が何冊もあった。結局買ったのは『運命を変える本物の言葉』(ゴマブックス、2007)。
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「頂点もまた、過程の一つに過ぎない」という言葉に、頭を快く殴られた感じ。目が覚めた感じがした。頂点も一つの過程であるから、それを求めてあくせくすることもないし、またそこにいる人を羨んだり妬んだりすることもない。また裏返していえばどん底も一つの過程なのだから、そこにいることを嘆くよりも、そこから抜け出る算段をし、行動を起こせばいいことだ。そこで動けなくなってしまうことが一番つまらないことだ、と思った。
銀座に向かって歩く。教文館で本を物色しながら、マンガがどれも面白そうだと思った。ふと思ったのだが、私は、マンガが読みたいときのほうがクリエイティブなのだ。文章を読むときは、むしろ敵情視察であって(川端はそうでもないけど)、インスピレーションを得るのはどちらかといえばマンガとかビジュアル系のものだということに思い当たった。そう思うと、マンガを読むのを我慢することはないなと思い、かなり楽になる。新しい作品にトライする気も起きて、今市子『百鬼夜行抄』16巻(朝日新聞社、2007)を購入。少し読んだが面白い。
![]() | 百鬼夜行抄16 [眠れぬ夜の奇妙な話コミックス] (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)今 市子朝日新聞社このアイテムの詳細を見る |
家に帰ると、猛然とものを書き始めた。昨日のうちに三篇。書くエネルギーを掘り当てた感じ。自分自身にとってはかなり辛いところに触れながら書かなくてはならないが、そうでなければ私にとっての意味のある作品にはならないのだろう。その中から、人々に受け入れてもらえる作品が生まれてくることを祈りつつ。
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