伊豆の踊子
Posted at 07/12/01 PermaLink» Comment(1)» Trackback(0)»
昨夜は最後まで郷里にいて、朝一番の電車に乗った。普通電車で山梨市まで行った。穴山のあたりで日の出になったが、南アルプスに朝日が当たっていたものの太陽そのものを見られたのはもっとあとだった。山梨市で後から来た特急に乗った。車掌が検察に来て怪訝そうな顔でどこで乗ったのか、と聞くので山梨市で乗った、と言った。信州から席は取られてあるのに今まで乗ってない客がいきなり座っていたから不審に思ったのだろう。案外窮屈なものだ。
列車の中では、昨日買った川端康成『伊豆の踊子』(新潮文庫、1950)を読んだ。
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川端康成は天才だ、と素直に思う。川端康成の作品を、実は今まで何も読んでいなかった。今更そんなことを、と普通に文学を読んできた人は思うだろう。
書いたことがそのまま小説になる。まさにこういう小説を書きたい、と思うような小説。おそらくは当時にあってはかなり刺激的な部分の多いテーマを淡々と、きれいに、抒情的に、しかし克明に描いている。とにかく嫌味がない。それが最上だと思う。短い言葉でその人がどういう人なのか端的に説明し得ている。
どうと言うことのない、と一見思ってしまうような言葉の連なりのすべてが緊密な空間を紡ぎだしているので、一気に読み飛ばしたりすることが出来ない。ものすごく自然でありながら、作者の意図も明確に伝わってくる。と、表題作の「伊豆の踊子」を読んで思った。
二作目の「温泉宿」の途中まで読んだ。こちらはかなりむんむんとした小説だ。
9時半に東京駅に着き、日本橋の丸善で写真の雑誌を買ってコーヒーを飲んで帰宅。朝早く起きすぎて、ちょっと調子が悪い。
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"伊豆の踊子"へのコメント
CommentData » Posted by 桃花 at 07/12/02
家の前でマンションのネットのケーブルの工事か何かでパソコンの調子が悪かったのです。(画面がちらついて・・)いつも見張られているのはストレスが溜まります。ふぅ~。私に関係なくて、今何に興味をもってどんなことを考えているか・・・楽しい話や面白い話はありませんか?