『iPhone 衝撃のビジネスモデル』その(2)

Posted at 07/06/07

iPhone 衝撃のビジネスモデル

光文社

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いろいろやることが多かったのであまり読めなかったが、岡嶋裕史『iPhone 衝撃のビジネスモデル』を読み進める。昨日読んだのは主に第3章「ユビキタスの挫折」と「第4章クール!iPhoneのインタフェース」(途中)。

著者の論の展開が自分の理解の得意な方向性とずれがあるので今ひとつぴんとこないところもあるのだが、つまり、情報家電などさまざまなものがIT化されて便利になりますよというけれども、結局は人間が操作する上での問題、インタフェースの問題によって返って機械と人間との断絶が生まれてしまっている、そしてそれを解決するのがiPhoneだ、という展開のように思われる。

現在のところ最も普及し最も使われている操作端末は携帯電話だが、「テンキーの呪縛」にとらわれているため操作に習熟する必要があるしできることも限りがある。iPhoneは全面タッチパネルにしたため操作端末と操作画面を一体化できて、携帯性も操作性も高い、ということらしい。その技術のどこに進歩があったかというと、今までスタイラス(鉛筆みたいなやつ)を使わなければ精密な指定が出来なかったのが、指で十分操作できるようになった、ということにあるらしい。

それがどれほどのものであるのかは実物を見たことも操作したこともないのでよくわからないが、全面タッチパネルなんて思いつきそうなものなのに技術的には結構厳しかったのだなあというが感想だ。全面タッチパネルで細かい操作ができれば確かに何を操作するかを最初の画面で選択し、その機械で最も普及している形の操作画面を呼び出して(もちろんもっと改良してもいいが)操作すればいいわけだからなるほどと思う。カメラ付き携帯に万能リモコンを合わせてそれ自身でテレビも見られます、みたいなものか。今携帯で出来る機能はすべて盛り込めるだろうし、インタフェースが改良されることによって今はできない機能も盛り込めて行く、ということだと考えればいいのかと思う。それでそれがデザイン的にもカッコイイ、というのがポイントらしい。アップルの作るものは基本的に中身はともかく(このことについても書いてある)カッコイイ、ということは私もおおむねそう思うから、たぶんiPhoneもそうなんだろうと思う。

それがビジネスモデルにどうつながっていくのか、という話は第5章にあるのでまだこれから。p.150まで。

それにしても、シリコンバレーで相当注目されているらしいiPhoneについての概説書がまだこれしか出ていないというのはちょっと反応が遅いのかなという気はしなくはない。

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