木肌の美しさ/ガウチョとグリンゴ

Posted at 06/10/12 Trackback(1)»

昨日。朝のうちにいろいろ片付けるつもりだったが、全部は片付けきれなかった。11時前に電車で松本に出かける。私鉄に乗り換える待ち時間に駅ビルの書店に行き、最近意識するようになった日本の木工関係の本を立ち読み。西川栄明『木の匠たち 信州の木工家25人の工房から』(誠文堂新光社、2006)を買う。知らないことがいろいろある。木肌の美しさ、というのも本物を見たらまた全然違うだろう。原材の樹種が何かによって物の雰囲気が違うと言うのはあたりまえのことなのだが材をクリとかカシとか考えて使ったことはなかったのでそういう見る目も欲しいなと思う。また、松本民芸家具という民芸運動の流れを汲む工房があり、それが信州の木工界に大きな影響を与えているということもはじめて知った。こういうことを知るのも楽しい。

木の匠たち―信州の木工家25人の工房から

誠文堂新光社

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改造社という書店名を見て、大正・昭和初期の『改造』という雑誌を思い出すが、関係あるのだろうか。本社は木挽町、もとい東銀座のあの改造社だ。こんなに全国に支店があるとは知らなかった。

『ナポリのマラドーナ』も読み進める。アルゼンチンにおけるネイティブ(と言ってもスペイン系だが)の代表たるガウチョとイタリア移民のグリンゴの対立と協調、と言った問題が19世紀以降すでに始まっている、という話も面白いと思った。それが現代では逆にイタリアに移民してきているわけだ。ブエノスアイレスのボカという地区ももともとイタリア移民の集住地域だったと言うこともはじめて知る。マラドーナもボカ・ジュニオールに在籍していたし、そういうことでも関係が深かったのだなと思う。


ナポリのマラドーナ―イタリアにおける「南」とは何か

山川出版社

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3週間ぶりに体を見てもらうが、おかげでだいぶ体の感じが変わった。古い『全生』を読んで二度寝がよくないことの理由について少し納得する。活元運動をもっとやるように言われ、そうだよなあと思う。頭でどうにかしようとしすぎていることは確かなのだ。体自身が体を治すように持っていかなければならないのだ。

帰りにサンマルクで食事。パンが美味しい。時間が慌しくなった。午後から夜は仕事と仕事の準備。寝る前に意識して活元運動をする。

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