姉歯発言と渡辺代議士への抗議殺到
Posted at 05/12/16 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
姉歯氏の発言を読んでいて一言書きたくなったのだが、検査機関には偽装を見つけてほしかった、もし見つけられていればゼネコン側にだから鉄筋量をふやさなければならないと言えたのに、というようなことを言っている。
この人はどういう神経をしているのかと普通ならば思うのではないだろうか。自分のやったことの責任を完全に検査機関に転嫁している。開き直っているというより、自分のやったことの本当の責任と向き合うことから逃げている甘ったれた態度であるとしか思えない。こう言う人間が人の命を預かる仕事をやっているのである。
検査機関の責任も確かにあると思うが、検査機関は検査機関としてこのように検査していたという実態をテレビでも話していた。その検査で、この偽装は見抜けない、ということは私としては理解した。つまり、検査が有名無実だったということで、しかもそれをチェックすることができないということは制度上の問題だということだと思う。イーホームズは彼らがこれが検査機関の仕事であり義務である、ということをきちんと果たしていると主張しているのは筋が通っている。だから検査機関の責任というより、検査システムが責任を果たせないようになっている、といったほうがいいのかもしれない。一方姉歯氏は構造担当の建築士としての責任を果たしていないことは自ら認め、その上で人の批判をしているというのは尋常な神経とは思えない。
証人喚問をした自民党の渡辺議員のところには抗議が殺到しているという。私は生で見ていないからわからないが、あたえられた時間のうちほとんどが議員が喋っていて姉歯氏が喋ったのはほんのわずかというのでは、やはりここに何かの力が働いたと思われても仕方がないだろう。これからの捜査でどれだけのことが明らかになるかわからないが、一方ではその捜査はどこからかの「大きな力」との戦いにもなるのだろうと思う。
姉歯氏がああいう発言をできるのも、その「大きな力」に守られているからなのだろうと思う。その大きな力の及ぶ範囲内では尋常な思考が妨げられることがあるのだろうと思う。その意味で彼を犠牲者と呼ぶことは出来なくはないが、そんな余りにばかばかしい話のどこに同情していいのやら、全く見当はつかない。
どうしたら建築をきちんとできるのか、ということをきちんと書けるほどこの業界の問題を理解していないので「建設的」な意見は書くことができないのだが、なんていうか当事者はみんな滝に打たれて修行してきてほしいというようなことしか思い浮かばない。
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