極端な天気/買い忘れていたマンガ/西洋史の論点/諸星大二郎作品・背表紙の迫力/マンガ32作品を3時間ほどで読む

Posted at 23/08/21

8月21日(月)晴れ

昨日は車で東京に帰ったのだが、出るのが10時前になって道が混まないといいけどなと思ったが、だいたい3時間で着いたのでいつもと同じくらい。途中休憩は3回で少なめ。境川のPAが新しくなってて、そこでお昼ご飯にお弁当を買った。談合坂に入ろうと思ったのだけどその間だけ土砂降りだったのでやめて、藤野に入ったらカンカン照りでめちゃ暑だった。極端な天気だなと思う。

昼食後、午後丸の内に出かけて丸善で本を見る。特に買う予定はなかったのだけど、2階のマンガのところを見ていたら「海が走るエンドロール」(秋田書店)の5巻が出ていて、あれ?と思って確認したら16日発売だった。まあ、18日発売の「絢爛たるグランドセーヌ」も見落とすところだったのでどうも集中力が落ちているのだが、やはり都会の大書店のマンガの棚は見落としを防いでくれるよなと思う。もうないかと思って探したら「うちの小さな女中さん」(コアミックス)の4巻も出ていて、これは買い遅れることが多いので19日発売の翌日には買えてよかった。

さてこういう調子ならもっと欲しいものもあるかなと3階を探したが、以前にも見た「論点・西洋史学」(ミネルヴァ書房、2020)を見つける。現在西洋史で問題になっている様々な論点を取り上げたものだけど、イギリス革命のところを読んで買ってみてもいいかなと思った。たとえばまあ、ブログのネタに詰まった時に一つの項を読めば何かは書けそうだという感じはあるし、それはつまりそれについて考える材料を提供してくれるということなので、意味はあるかなと思った。

ただこの本の難点を言えば、東欧史がほとんど取り上げられてないことだなと思う。ウクライナ戦争が始まった現在において、東欧史や東スラブ史は重要な研究対象だと思うのだが、2014年のクリミア併合後も日本の西洋史学会にはインパクトのある出来事だととらえられていなかったのだなと思う。例によって言語論的転回とかジェンダー史とか首をひねる感じのものには配慮しているのに東欧で起こっている現実には目を向けないのは現代西洋史学者のある種の限界を示しているように思えなくはない。まあそれは西洋史学に限られることではないのだけれども。そしてまあ、値段が張る割には中身は初学者向けかなと思うところもあり、まあある意味「学問の現在」を知るにはいいのかもしれないとも思った。

夜は妹のところに出かけて少し話をして帰り、一休みしてからジャンプとスピリッツとヤンマガを買ってきて少し読んだところで撃沈した。

寝る前に本棚を少し整理して、実家から持ってきた分と場所が離れていた諸星大二郎の作品を固めていたりしていたのだが、「諸怪志異」を一つに固めたら割と迫力が出てきて、ああ私はもともとこういうマンガを読んでたんだし読みたかったのだよなと改めて思ったりした。

朝起きてから買ってきたマンガをそれなりに読んだので読んだものを一度リストにするのもいいかなと思ったので書いてみる。買ってきたものも含め。

「海が走るエンドロール」5巻、21話
「うちのちいさな女中さん」4巻、19話
「だれでも抱けるキミが好き」13話
「パラレルパラダイス」234話
「彼岸島」374話
「税金で買った本」84話
「九条の大罪」84話
「ハナイケル」19話
「君は放課後インソムニア」最終話
「無職の学校」24話
「新九郎奔る!」99話
「生きてるうちに推してくれ」35話
「気まぐれコンセプト2nd season」1906話
「アオのハコ」113話
「WITCH WATCH」121話
「ONE PIECE」1090話
「キルアオ」17話
「SAKAMOTO DAYS」131話
「呪術廻戦」232話
「アンデッドアンラック」171話
「あかね噺」74話
「僕のヒーローアカデミア」397話
「ブラッククローバー」368話
「逃げ上手の若君」122話
「夜桜さんちの大作戦」190話
「鵺の陰陽師」14話
「暗号学園のいろは」36話
「テンマクキネマ」18話
「一之瀬家の大罪」37話
「正反対な君と僕」38話
「あやかしトライアングル」140話
「偏愛ハートビート」15話

「ラーメン赤猫」イラスト5
「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」特別編68

「偏愛ハートビート」までで32作品あり、短時間でこれだけのマンガを読むというのはまあ、世界観と物語のここまでの経過を知ってるから読めるというものではあるが、まあある種特殊現代的な現象であることは間違いないだろうなとは思った。

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