アニメ【推しの子】の第1期最終回と原作連載節目の122話「せんせ」

Posted at 23/06/30

6月30日(金)雨時々曇り

昨日はようやく散髪に行けて懸案が一つ解決し、銀行関係の書類もいろいろ片付けてだいぶ仕事は減ってきたのだが、今日で上半期が終わりなわけだがそれに関連した書類事務がいろいろあって基本的にはワンオペなのでそれらを片付けるのに手間がかかる、というか頭を使うのがだいぶ負担らしく、なんだか腰に来ている。これだけ腰が調子が悪いのは久しぶりなのだが、バランスをとりつつ凌いでいる。

【推しの子】のアニメ、第11回が放送されて1クール終わった。かなり良くできた、というか特に作中のアイドルグループ「B小町」の楽曲を実際に作って演奏しているのがとてもよく、今回の放送では特に「STAR T RAIN」が印象に残った。この辺りは当然ながらマンガの原作ではできない部分で、振り付けもかっこいいし音楽も、というのは昨年大ヒットした「ぼっち・ざ・ろっく」も劇中歌のかっこよさも相まって人気が出たということと同じように、「アニメ発の大ヒット」みたいなものが誕生する時代になったんだなと思わされる。

YOASOBIが担当したオープニングテーマ「アイドル」も英語版も含め世界中でヒットしているようで、これは日本が新たなコンテンツ輸出国になり得る可能性がはっきり出てきたなと実感させられるものだった。

原作の方も今週ヤンジャンに掲載された122話は重要な展開で、以下ネタバレなのでご注意だが、105話で有馬かなをスキャンダルから守るためもあってアクアがルビーに相談なしに「自分たちはアイの隠し子である」ということを公開したことからルビーはアクアを激しく拒絶していたが、アクアの「復讐」のための映画「15年の嘘」にルビーが主演することになり、ルビー(の前世のさりな)が「自分は母親に愛されていなかった」というトラウマに向き合わざるを得なくなる中で、苦しむルビーを救おうとしたことをきっかけに、2人はお互いの前世を知る。

アニメ11回は原作4巻の38話から40話を、わかりやすく並べ替えた感じで、アクアのオタ芸からかなの「あんたの推しの子になってやる!」のタイトル回収、ここは原作ではかなだけが気付いていたのだがルビーもアクアの動きには気付いていることになっていて、まあ流石にこれはこちらの方が自然かなとは思った。

39話の「アイドルをやめていく子のエピソード」は少しだけ出ていたが、確かにこれは1期最後の回にやるのは少しもったいない感があり、2期の最初に2.5次元舞台編へのつなぎとしてアイドルとしての三人とやめていくこの対比が描かれるのではないかという気がした。ラストにかなとあかねのバチバチのシーンが来ることはほぼ予想通りだったが、まあ時間がある時にもう一度ゆっくり見ると他にも発見があるのではないかという気がした。

これだけブームになると【推しの子】について語る人はいくらでもいるのだろうとは思うけれども、原作初回からのファンとしては一大コンテンツに成り上がったことが嬉しくはあるし、いろいろな人と語れたらいいなとは思うが、返ってそういう会話が成り立ちにくくなる部分もある。この辺は「鎌倉殿の13人」などに比べるとマニアック性が薄いということだなとは思うのだが。


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