ジャンプ+の「ステージS」が面白い/鎌倉幕府末期の得宗家の後継争いと足利氏の存在の意味

Posted at 22/04/24

4月24日(日)曇り

昨日は土曜日としてはかなり忙しく、人と会う件などが入ったので仕事が終わったのも少し遅くなって、家に帰ってきてご飯を食べながら「ブラタモリ」と「有吉のお金発見」をみたらほとんど寝落ちしそうになったのでそのまま寝た。ブラタモリは鉄道特集で面白かったし、お金発見はエベレスト登頂をめぐるお金の話だったけど、興味があった山岳気象予想の人にどれくらい払うのかという話は出てこなかった。まあすごく責任の重い仕事だからかなりもらっているだろうとは思うけど、それがわからない人に叩かれるかもしれないからあえてここだけお金の話は出さなかったのだろうなと思う。お金が発見できなかった。

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496790479920

ジャンプ+で日曜日の更新の作品、人気第一位なのは最近ずっと「ステージS」という作品なのだけど、まともな人が出てこない漫画なのだがその中でも飛び抜けている(そして飛び抜けて強いし、背景が計り知れない)のが三つ編くじらというキャラクターで、そばかすセーラー服三つ編みメガネのキャラなのだが、濃い。まあこの属性だけでかなり濃いといえば濃いのだが。この作品は今の所全て無料で読めるので、興味を持った方はぜひ。

「鎌倉幕府はなぜ滅びたのか」。持明院統と大覚寺統の正統が幕府内にそれぞれの支持者を持っていたのに対し、大覚寺統の中継ぎとして天皇になった後醍醐天皇は支持者を持たず、幕府を警戒していたということが反幕府の蜂起を起こした一つの背景にあったというのは興味深いなと思った。彼自身がイレギュラーな存在だからこそ安定した関係を打破しようとせざるを得なかったのだろう。

正中の変の処断が曖昧に終わった後、1326年に執権・北条高時が危篤状態に陥り、金澤貞顕が執権になることになるが、高時には正室の安達氏に嫡子がいなかったため、得宗家の後継者をめぐり、庶長子の邦時と高時の同母弟の泰家の二派に分かれて対立が起こったというのはちゃんと認識していなかった。幕府滅亡の際に殺される邦時と弟の時行の双方とも安達氏の所生ではないが、「逃げ上手の若君」では時行が正統な後継者であるという設定になっている。

北条得宗家の外戚は基本的に安達氏であったのだなと再確認したが、幕府御家人としての足利氏の力というのがどれくらいでなぜそのような力を持っていたのかということがよくわからないので鎌倉時代の足利氏についてのまとまった研究を一度読みたいなと思った。足利尊氏の妻は北条一族の赤橋守時の娘であり、母は上杉氏だが側室で、父の正室はやはり北条一族の金沢顕時の娘である。この辺りの鎌倉時代末期の閨閥関係ももうちょっと整理しておくとわかりやすいかなとは思った。

足利尊氏の祖父・家時は太平記などでは八幡太郎義家の生まれ変わりとして天下を取るという遺言があったので果たせないから「3代の地に取らせる」として自殺した、という伝で知られているのだが、今Wikipediaを読んだら蒙古襲来の際に執権北条時宗が源氏将軍を立てて頼朝の再現を図った経緯があり、(親王将軍の惟康王を賜姓させて源惟康とした)源氏の血を引く足利家時への猜疑心が生まれたため、北条時宗の死の際に殉死という形でその意思のないことを示した、という研究があるらしく、なるほどと納得した。

この辺りも調べ出したら際限がなさそうだが、鎌倉時代も色々面白いなと改めて思っている。


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