コロナはなぜ減ったのか

Posted at 21/09/29

何を書こうとしても重苦しい感じがあって、あまり抜けのある文章を書けなくなっているのだけど、その背景にあるのは明らかにコロナ禍であって、今まであまり正面からこの問題について書いてなかったなという気もする。

この話はもともと利害関係者が国民全員だし、政府の対策や個人の行動について、みなが同じように考えを持てる問題ではない。ワクチン接種が進んで状況はかなり改善はされてきたが、昔のような「普段通りの生活」にはまだまだ程遠い。私も行動自粛が続いていて、やりたいけどできないことが多くてフラストレーションが溜まるだけでなく、行動計画がうまく立てられなくて困っている面が多い。

生活スタイルも大きく変わった。どこに行くのでも車で出掛けるようになったし、電車にはもう一年半近く乗っていない。車への依存がこれだけ高いのは問題だと思うのだが、公共交通システムに対する安心感はまだ出ていない感じがする。

こういう問題は気にする人と気にしない人がいるので、気にしない人がどんどん活動を再開していく一方で気にする人が取り残されて余計不満を溜めるという感じがある。私も基本的には気にしないのだが、母の介護・医療の関係があるので気にせざるを得ないというところがかなり困っている。

私自身は普段ならワクチンとかも気にしないのだが、今回は国家社会への協力という意味も含めて1回目の接種は終わらせた。2回目は10月上旬にあるのでそれでとりあえずの対策はしたことになる。

本当によくわからないのは、爆発的に第五波が拡大した後、人流の減少以外の原因がおそらくあって感染者が急速に減少していることだ。もちろんワクチン接種の拡大はあると思うのだが、それだけでこんなに劇的に減るものだろうかという気はする。いろいろな記事を読んでもその辺のところは妥当だなと感じられる分析がそんなにあるわけではないので、分科会として公式の見解を出して欲しい感じはしている。

ただ、これだけ長引いたりよくわからない理由で感染が減少してきたりすると、何が正しくて何が間違ってるのかあまりよくわからなくなってくる。「あまりよくわからないこと」に対しては人は徐々に関心を失うから、その辺ももっと研究が進んで欲しいなと思う。

コロナは季節性だというが、8月にこれだけの爆発的感染拡大があったので、その言葉もあまり説得力を感じなくなっているのだよね。もちろんわからないことは多いのだと思うが、実際のところは「なぜ減ったのか」をもっと明らかにしてもらえるとみんなもっと頑張れるのではないかという気はする。

今日はちょっとそういう感じで終わりにしておこうかな。

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