小室さんのポニテ

Posted at 21/09/28

ブログを書こうとして集中しようとしている時というのは周りの音が本当に気になってしまうのだが、近くの小学校の運動会の練習なのか、太鼓の音が聞こえてきたのでもうダメだという感じになっている。

だからあまり集中して書くような内容のあることは書けない。思いついたことや思い出したことなどを断片的に書く。

朝車を運転して隣町の山崎デイリーにパンを買いに行ったのだけど、入り口の新聞がふと目に入ったら「ポニテ」という文字があり、なんだろう?と思って見てみたら小室圭さんの記事だったので笑ってしまった。スポーツ新聞の一面が小室さんのポニテか。ずいぶん関心が高いんだなあと逆に感心した。

この問題がどうしてこんなに注目を集めるのか私にはもう一つよくわからないのだが、恐らくは一つには「皇室の危機」のように捉えられているんだろうなあと思う。それはちょうど時を同じくして皇位の継承に女性を入れるかどうか、特に女性の血を引く天皇の存在を認めるかどうかという問題と絡んできているからなのだろうと思う。より具体的にいえばさまざまなスキャンダルが噂されている人の子孫が天皇の位につくという可能性について、議論の行方次第ではあり得るという感があるために火種が大きくなっているということはあるだろう。

内親王殿下ご本人はそういう形で論争に巻き込まれることは本意ではなかろうし、もちろん皇位継承の意思もないと思うが、ただそれは皇室の当事者の意思がどれくらい反映できるのかなど、法的に未整備なところがありすぎるためにわずかでも可能性を感じてしまう人が多いということなのだろうと思う。

もう一つは、皇室が「権威」よりも「親み」、例えを変えていえば「推し」に近い感覚になり、推しの女性が信用ならない男性の妻になってしまう、ということに対する感情的反発もあるのだろうと思う。

私などはご本人たちのいいようにするしかないと思うしアメリカに移住して日本でのそうした動きには関わらないという意思を明らかにされるなら特に問題はないと思うのだが、日本では皇室の位置付け自体に法的な根拠どころか国民的なコンセンサスが完全にできているわけではないのでなかなか難しい問題が残ってしまうのだろうなと思う。政権の行方次第では引っ張り出される可能性はゼロとはいえないからだ。

一般国民であるならば、「本人の意思を最も尊重すべき」と当然言える(それが最も良い道かどうかはともかく)わけだが、皇室の方々には国民と同じ意味での人権が完全に認められているわけではないので、その辺りの法的に曖昧な部分も余計この問題を難しくしているのだろう。

「ポニテ」の文字には一般の小室さんに対する評価が反映されているわけで、その辺りもまた問題をややこしくするんだろうなあと思う。

気がついたら結構書いてしまったが、まあ、私はあまり関心がないんですよ、というところに戻る。皇位継承権は放棄できる、ということも明確に法制化されれば問題はないんだろうが、それを認めると他の問題が生じるのでそこもまた難しい。

静かな落ち着いた形での解決を望みたいんですけどね、私としては。

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