チャカ・カーン、ポール・スミス、マンハッタン・トランスファー

Posted at 20/09/29

最近習慣になっていることがいろいろあるのだが、その一つが月曜日に岡谷の書店に出かけて欲しい本を買うと同時に、中古CDのコーナーでジャズやポップス系の少し古いアルバムを買うことだ。私は70年台後半から80年代にかけてそれなりに洋楽は聴いていたが網羅的にとか系統的にとか聴いていたわけではないので知らないものや落ちが結構ある。ジャンルによってもその時に好きだったものや好きなアーチストのLPは聴いていても関心のないものはかなり有名なものでも聴いていないので、後で聞いて新鮮に感じることも多い。ジャズについてもマンガなどで話題になった時にそのプレイヤーのアルバムを買って聞いていたりもしたが、語れるほどは聞いていないので、今何を聞いても結構新鮮だ。

最近買ったものでいえばチャカ・カーン、ポール・スミス、マンハッタン・トランスファーがある。それぞれ名前は聞いていてもあまりまともに聞いたことがなかったのだが、中古CDで1枚500円内外ならば少し聞いてみようかとも思う。

私が音楽を聞く時間は、最近は主に車を運転している時なので、カーステが古いタイプで音源がCDでないと聞けないこともあり、サブスクや音源DLではなくCDになる。自分の部屋でミニコンポで聞くにはいい曲でも、運転の時にはちょっと気になるものもあるし、逆に運転している時は快調になるが、家で聞くとなんとなく聞き逃してしまう曲もある。

Woman I Am
Khan, Chaka
Warner Bros / Wea
1994-06-17



チャカ・カーンのアルバムは「The woman I am」。1992年のアルバムでAmazonレビューを見るとあまり売れなかったようだが、悪くない。R&Bを何か聞こうと思って買ったのだけど、自分の思っていたものとはちょっと違ったが、90年ごろってこんな感じだったかな、と思いながら聞いている。

クール&スパークリング(紙ジャケット仕様)
ポール・スミス
EMIミュージック・ジャパン
2003-01-22



ポール・スミスは白人のジャズピアニストで2013年に亡くなっている。1950年代に活躍し、リキッド・サウンドと言われた流れるような快適な音楽。私が買ったのは1956年の「Cool and Sparkling」だが、車を運転するのにちょうど良い。アメリカの1950年代はオールディーズと言われるけれども、ヘプバーンの「パリの恋人」や「昼下がりの情事」とも同じ時代で、あの時代の明るさのようなものが伝わってくる。

Coming Out
Manhattan Transfer
Atlantic / Wea
1990-08-13



マンハッタン・トランスファーはジャズコーラスグループで、男声二人、女声二人の伸び伸びしたサウンド。メンバーは入れ替わったりもしているようだが、私が買ったのは1976年の「華麗なる開花 Coming Out」。多分まだ日本ではそんなに有名でなかった時代のものなのだろうと思う。

買ってからいろいろ調べてみるとなるほどねえと思ったり、そのアーチストの経歴の中でどこに位置するものなのかについてへえっと思ったりするのだが、音楽シーンについて少しずつ知っていくのもまた悪くはない。

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