ブログの内容と本を読むこと

Posted at 19/04/21

とりあえずようやく休日という感じで、夜寝る前に一度入浴したが朝起きてもう一度入浴して髪を洗った。髪を洗うというのがどうもHPを消費する行為なので、元気のある時しかできない感じがある。

最近ブログの内容があまり大したことが書けないなと思い、それはツイッターでいろいろ書いてるせいなのかなとどちらかと言えば思っていたけど、よく考えてみると毎日が忙しすぎて余裕がなくて、ろくに本を読んでないせいだとようやく思い当たった。とりあえずマンガの感想は書けるのはマンガは読んでいるからなのだけど、やはりマンガ評論が自分の専門というわけではないので、結局思ったこと、感じたことを書いているだけでなかなかその先に行かない。

最近買っている本というのは大体はツイッターで見て面白そうだなと思った本が多く、また書店の店頭でいいかなと思った本を狩ったりはしているのだけど、骨がある本はなかなか読み切れず、ノリで買った本は途中で飽きてしまう感じが続いていて、積読の書籍の山を見ていても、なぜ私はこの時この本を買ったのだろうと思うようなものが多くて、どうもあまりよくない。白洲正子の本に書いてあったが、青山二郎のような骨董の蒐集家はつまらないものしかなくてもつまらないものを買ってしまうという習性があると書いてあったけど、最近の私の書籍購入傾向はつまらないと分っていて買ってみてやはりつまらなかったから冒頭だけ読んで放りっぱなし、ということが多くなっている。それはマンガですらそうで、最後まで読んでないマンガというのが結構あるのがどうなんだろうなあと思ってしまう。

本を読むというのは本当に時間と体力の余裕が必要だと思うし、その場で面白がるだけならネットで見つけた情報でもそれなりに面白いので、本を読んでいて飽きるとすぐツイッターで見つけたサイトや文章を読むようになってしまっている。でもやはりそれではまとまった内容を読むのは不十分なので、どうしてもおやつばかり食べていてきちんと食事をとらない不健康な食生活みたいな感じは否めない。昔で言えば雑誌は読むけど書籍は読まない、みたいな感じなんだろう。

でも昔なら、雑誌を読んでて知識が足りないな、と思ったらその入門書を読んだり関連する親書を探したりして読んでいたのだけど、今のネットの情報というのはとりあえず自分の知識の範囲でなんとかなり、それ以上でもネットで検索すれば分かった気になる、というところがあって、余計つぎはぎになってしまうという落とし穴があるよなと思う。

それに、自分自身の根気の問題もあって、自分が分からないと感じたら昔はいつまでもそれを覚えていて、無意識のうちに関連書籍を探したりしていたのだけど、今はウィキペディアを読んでそれなりにわかった気になって終了、ということが多いし、ネットで調べられないともうそれ以上根気が続かなくなって関連情報を調べようという意欲が出て来なくなっている。そのあたりはネットの弊害なのか、自分の気力体力集中力の問題なのかはまあ両方あるだろうとは思うけど。

まあとりあえずは体力を充実させつつ、なるべく時間を確保し、面白そうなものをがんばって読んでいくしかないなと。そうなるとついなるべく良い本を精選して、と思ってしまうのだけど、でもそれは「選択と集中の罠」なのだよな。やはり自分のスタイルは手当たり次第に読んでいいものを自分に取り入れていくというスタイルだから、選択と集中をしてもやはりスカはスカなので、その分ただ読む量が減るだけなんだと思う。まあとりあえずは駄本に当たることを恐れず、どんどん読んでいくしかないんだろうなとは思う。

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