堀江貴文「好きなことだけで生きて行く。」を読んでいる。

Posted at 17/05/09




昨日、自分の中で何となく景気をつけようと思って書店で堀江貴文「好きなことだけで生きて行く。」(ポプラ新書)を買って、特急の中で読んでいたのだが、今まで堀江氏が言って来たことをさらにもう一度言う、というノリで、つまりは起業家のために「第一歩を踏み出すことの大切さ」みたいなことを説く、という感じの本だった。

まだ途中までしか読んでいないのだけど、あとは合理主義的にみんながいると思っているけれども本当は要らないんじゃない、という色々なものに対する指摘、なくてもこんなふうにやれば十分だ、と。あとは「好きなことで生きて行く」ためには「質問する力」が重要だ、ということ。そのために必要なのはコミュ力ではない、と言っている。

ご本人もコミュ力はないと言われていることを書いているが、コミュ力よりも中身の方が重要だということを言っている。全体の印象として、つまりは自分の好きでない物や不満に思っていることなどを各個撃破して行くスタイルなのだなと思った。

昔からスタイルがはっきりしているから好き嫌いがはっきりと分かれるタイプの人なのだが、逆に言えば読む側にパワーがあればこれは賛成、これは反対とはっきり白黒つけながら読み、その中で吸収すべきものを吸収すればいい、という感じの著者なのだと思った。

言いたくないこと、わからないことは一言も言わないし、いいたいこと、好きなことは無限に話す、という感じ。まあそれで受け入れられるのだから、ある種の天才タイプであることはまあ間違いないんだと思う。

まだ堀江さんの本は読み方がよくわからない部分もあるし、一気に読み切った本もあれば途中でストップしている本もあるけど、なんだかんだ言って結構買ってるのは、何というか他にはないアイコン、才能なんだと社会も判断し、私も思っている、ということなんだろうなと。本は売れる見込みがなければ何冊もは出版されないだろうし、読んで見て面白いんじゃないかと思わなければ私も読まないわけだから。

ただまあ、真似出来るかどうかは別として、こうやって好き嫌いをはっきりさせて行きていくというのも確かに一つの生き方だなとは思った。

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday