自分のパーソナリティの壁のモルタルを剥がし、その下の襞のテクスチャを見ること。

Posted at 16/07/04

私は今ブログを毎日書くと決めて書いているのだけど、とりあえず6月6日から今日7月4日まで書き続けることが出来ている。以前は何年も続けてほぼ毎日書いていたのでそんなに難しいことではないはずなのだが、そのように続けて書いている習慣が一度途切れると取り戻すのはそう簡単ではないなと思う。

しかし、一度やめることで見えて来るものもあるし、私の場合は一般ブログは2014年5月頃から今年2016年の5月まで、ほぼ2年間ほとんど書けない状態が続いていた。

それは、アメブロでまんがブログを書いていて、とにかくアクセスを伸ばすために一時は一日4回更新したりしていたので、さすがに他のことまで手が回らなくなったということもあった。

マンガというジャンルに特化して集中して書くというのはそれはそれである程度得るものは(特にアクセス的には)あるのだが、それだけでは満足できないものがあり、それは何なのかとまた改めて考えたりするようになっていた。

最近ではまんがブログさえ更新できなくなっていて、以前は自分のブログを読めばどんなマンガやどんな本を読んだか思い出すことが出来たのに、この1年くらいはそれも把握し切れてないし、第一どんな本を読んでもあまり面白いと思えないと言う時期が続いていた。

去年の暮れぐらいからか、自分の中で「自分を取り戻すプロジェクト」みたいなものが進んでいて、いろいろ試行錯誤もしながら自分の中を深掘りする感じで自分をなるべく遠くまで、つまり時間的に早い時期にまで遡って自分が意識無意識を含めてどのように今の自分を形成して来ているのかとか考えて、自分の中の影になっていて見えなかった部分とかも含めて見直し始めていて、それは今でも続いている。

ただ、あまりに人生を生きて来た期間が長くなってしまったのでそう簡単に振り返りきれないのだけど、何というのか自分のパーソナリティーの襞のテクスチャのごつごつした部分をモルタルとか漆喰のようなもので塗り固めて隠していた部分を剥いでみたりしている感じで、その下壁の本当の図柄と言うか、そういうものが少し見えて来た感じがある。昔に比べて出来るようになったことと体力などの関係で出来なくなったこともあるし、その中で自分がどう言う戦闘態勢を整えるべきなのかはまだよくわからないのだが、とにかく戦いに出て行くことを前提として自分を整えて行かないといけないと思っている。そうしないと自分が生を受けた理由がわからなくなってしまうと感じているし。

実際のところ、戦うというスタンス自体がよくわからなくなっていた。何をしたいのか、ということがわからないというのは戦いたいのか休みたいのかもわからないということで。負荷をかけないとわからないこともあるし、負荷を外さないとわからないこともある。

ただ、ここのところ本当に心に響く、そう簡単に言葉にできないけど深いところで反響するような本や文章に出会えるようになって来ているので、「自分を取り戻すプロジェクト」はいい方向へ行っているのだと思う。

最初に書いたようにちょっとインプットが多すぎる、というのはつまり消化し切れてないということだと思うけど、そういう感じで何かを批評するとかが難しい日が二日続いているけど、提起された問題の種類によってはすらすらと言葉が出て来ることは確かなので、こういう日記もある種のアイドリングのようなものだと思う。

メモ。昨日昼から夜にかけて借りたもの、買ったもの、DLしたもの。

借りたもの:「アサヒカメラ」11月号:特集・肖像権時代のスナップ撮影(特に横木安良夫さんの記事)

買ったもの:古谷三敏「BARレモンハート」31巻
      「少年ジャンプ」31号(HUNTERxHUNTERの休載告知)

DLしたもの:松田優征「暗殺教室」21巻
      附田祐斗・佐伯俊「食戟のソーマ」19巻 (双方ともamazon Kindle)

これから買うもの:
      尾田栄一郎「OnePiece」82巻
      柳本光晴「響 小説家になる方法」4巻
      松田優征「暗殺教室 卒業アルバムの時間」

これから読むもの(DL済み):
      梅原大吾「勝ち続ける意志力」(小学館新書)
      藤沢数希「僕は愛を証明しようと思う。」(幻冬舎)

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