人々が感情的になりやすい問題は多分、本質的に興味深い問題なのだ。

Posted at 16/06/28

目が覚めた時には雨が降っていたが、9時頃には上がった。

それからずっと、空を見ているが、晴れない。

薄ら寒い一日。梅雨寒。食欲も出ない。

割合寝られたはずなのに、何を書こうか考えているといつの間にかうとうとしている。

読んだマンガ。「僕のヒーローアカデミア」「へうげもの」「ユーベルブラット」「ランドリオール」等々。

読んでいる本。梶本修身「すべての疲労は脳が原因」、藤沢数希「僕は愛を証明しようと思う。」、菅野完「日本会議の研究」等々。EU関連の本を読んでおきたいと思ったのだが、昨日丸善で見たのだけど、なぜか全然並んでなかった。多分、今出せば結構売れると思うのだけど、商売っ気が薄いのか、適切な書籍がないのか。多分後者なんだろう。

「僕は愛を証明しようと思う。」は面白い。まだ読みかけだけど、自分のして来たいろんな恋愛を振り返らされる感じ。恋愛小説を読むというのはそういう部分があるのかよくわからないが、この本は、恋愛における、半ば「おたく=テクノロジスト」の復讐、みたいな側面もあるのではないかなという気がした。考えてみると、昔に比べて社会生活のさまざまな面が「おたく」的な感性で支配されつつあるような気がしないでもない。

頷けるところとそうかなというところはあるが、なるほど、と思うところもある。嫌いな人は嫌いだろうな、この小説。

実際、この小説について、読んでいるということを含めて書くことを躊躇する面もあったのだが、よく考えてみるとこういう本は好き嫌いがはっきり別れそうなところが「イギリスのEU離脱問題」や「日本の再軍備問題」と似ている。非難したり罵倒したり嘆いたり敵視したりする人がたくさんいそうな問題というのは、多分興味深い問題なのだ。

ただま、評価難しいな、この本。とりあえず読もう。

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