時間待ち/水野敬也『夢をかなえるゾウ』読了

Posted at 14/01/12

【時間待ち】

昨日帰京。郷里の方はずっと寒くて、いつも寒さに追われている感じがするのだが、東京もさすがに寒中とあって寒い。ただその中でも気温の点ではかなり郷里とは違うので、同じように過ごすことはできない。体の調子がいい時は多少気候が違っても調節はすぐできるのだけど、どうも少しオーバーワーク気味なこともあって、なかなか体調の管理が難しい。

今日は午後、マンションの排水管清掃が入ることになっているので、とりあえずなんとなく来る時間を待ちながらブログを書いている。とここまで書いたらちょうど業者の人が来て、あっという間に終わった。


【水野敬也『夢をかなえるゾウ』読了】

夢をかなえるゾウ
水野敬也
ミズノオフィス

水野敬也『夢をかなえるゾウ』読了。いわゆる自己啓発本を、これだけエンタメ性の高いものにしたというのはなかなかの腕前だなあと思う。こういう系統の本は今まで、上から目線で煽ってやり方を滔々と説く、みたいなスタイルが多かったと思うのだけど、インドの神さまガネーシャが突然自宅に現れて強制的に同居を開始し、エラそうにいろいろ御高説をぶっていくガネーシャに時に機嫌を取り、時に一発ぶっ放したりしながら自己啓発の内容を実行していくことによって成長していく、というストーリーは今までありそうでなかったなあと思う。

このガネーシャのイメージは、おそらくは今まで『自己啓発を滔々と述べているエラそうな人たち』そのものであって、だから頭にきた主人公が時々ガネーシャをぶん殴ったりするところが読む人のカタルシスになるのだろうと思う。ガネーシャはいいことは言うがエラそうだし、人にはやれというけど自分が禁欲をすることはまるでできないし、食い意地は汚いし働かないしととんでもない存在だが憎めない、という感じのキャラクターに上手く作ってある。

成功者たちの例をただ述べるだけでは、何というか人間離れした超人たちの話が羅列されることになり、すぐ興味を失ってしまいかねないのだけど、それを語る「神さま」がバカに人間臭い欠点をたくさん持っていることによって、先を読もうという気持ちにさせるところがポイントなのだろう。

基本はやはり「面白くて、ためになる」であって、「ためになる」だけでは人は読まないし、「面白い」だけでは時間つぶしに終わる。

自己啓発本が役に立つかどうかというのはいろいろと意見はあると思うけど、私自身はジュリア・キャメロンの『ずっとやりたかったことを、やりなさい』に載っている自己啓発レッスンを実際に実行してみて、その時の自分がかなり解放されたし、その時からずっと「モーニングページ」を書くというのを実行していて、もうノートで162冊目になる。

どういう本がその人に合うかというのは人それぞれなので何とも言えないが、そういうわけで私はこういうものの効果を実感したことがあるので基本的には肯定的にとらえている。『夢をかなえるゾウ』に掲載していることも基本的にはうなずけることだし、仕事を選ぶうえでその仕事が実際にする「作業」が好きかどうか、ずっとやっていられるかどうか、ということが大事だという指摘などは今も自分を振り返るのに役に立った。

まあ、私の場合は、私が好きな「作業」というのはこうして「書くこと」だ、と改めて思ったんですけどね。(笑)

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