『進撃の巨人』のDVD、サウンドトラック、第2クールOP・EDなど/もろもろ/『ぼくらのへんたい』:罵倒とバトル

Posted at 13/07/19

【『進撃の巨人』のDVD、サウンドトラック、第2クールOP・EDなど/もろもろ】

どうもいろいろ考えこんでなかなか書けない感じがあって更新はしてなかったのだが、とりあえず最近読んだもの、見たもの、聞いたものなどについて。

水曜日の夜に『進撃の巨人』DVD第1巻が届く。それから『進撃の巨人』サウンドトラックCDも。木曜日にはモーニングを買い、今日はあさ週刊漫画タイムズを買い、午前中に『コミックリュウ』を買った。

進撃の巨人 1 [初回特典:未発表漫画65P「進撃の巨人」0巻(作:諫山創)] [DVD]
荒木哲郎監督作品
ポニーキャニオン

『進撃の巨人』DVD第1巻はテレビアニメの第1回と第2回が収録され、付録に『進撃の巨人』第0巻と銘打った作者19歳の時の作品。現在連載中の作品とは別作品だが、世界観が、ああこういう構成なのかなと思わせる感じがあった。それにしても、連載開始までの4年間でこれだけ絵も構成も上手くなるものかと驚いた。

実は第1話は見ていないし録画もしていなかったので、まだパソコン上で、ニコニコ動画で公開されているものしか見ていなかったのだけど、東京に戻ったらちゃんとテレビの画面で見てみたいと思う。第2話までだと要するに前ふりというか、訓練兵団に入るまでの話で終わってしまうのだけど、「巨人というものへの恐怖」を表現するには十分すぎるくらいで、やはりこれは買った甲斐があったという感じがする。amazonで注文した時には5250円で出費としてちょっと痛いかなと思ったが、実際には3851円になっていたのでちょっと安心した。

TVアニメ「進撃の巨人」オリジナルサウンドトラック
澤野弘之
ポニーキャニオン

『進撃の巨人』サウンドトラックは、アニメの作中で用いられている音楽が16曲収録されているのだが、アニメで見ていてこの曲はかっこいいなと思う曲が何曲もあったので、買うことにした。特に私が好きなのはミカサが皆に発破をかけて突っ込んでいくところでかかる「DOA」という曲なのだが、これがアニメオリジナルだということが信じられないくらいいい曲だ。というか、最近のアニメ音楽のレベルの高さをよくあらわしている曲だと思った。

テレビアニメの『進撃の巨人』、この間の日曜は第14回だったが、新しいオープニング(OP)とエンディング(ED)が使われていて、それもネット上でだいぶ話題になっているのだが、OPもいいけれども今度はエンディングが特にいろいろと評判で、ネタバレになってるんじゃないかとかいろいろ言われているが、曲自体もすごく良くて、iTunesでダウンロードしてよく聞いている。

『モーニング』で印象に残ったのは「ジャイアントキリング」か。杉江が嫌われるのを覚悟で皆の前で「仕切り直しをするレベルを上げよう」という話をする。それを聞いた村越が、キャプテンを譲る決意をする、という話。このあたりどう展開するか分からないが、いいと思う。

『週刊漫画タイムズ』では「機動戦士乙女 豆だけど」と「これからコンバット」が印象に残る。特に「これからコンバット」はアニメでみたいと思った。サバイバルゲームを扱ったマンガで、まあモデルガンでガンガン打ちあうという話だから、正直PTA非推奨で子どもが見る時間に放送するなとクレームが付きそうではあるけど、日本のアニメ技術でこれをやったら相当面白くなるのではないかという気がする。まあアニメ『進撃の巨人』の立体機動シーンに味をしめてのことではあるが。


【『ぼくらのへんたい』:罵倒とバトル】

ぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)
ふみふみこ
徳間書店

『コミックリュウ』ではふみふみこ「ぼくらのへんたい」。毎月はらはらするのだが、今月はまた思わぬ展開。オカマっぽい発言をバカにされた裕太が逆切れして「黙れクズ」発言するところまでが先月の展開だった。私はてっきり今月はバイオレンスシーンと言わないまでも、手が出る喧嘩の場面になるだろうし、そうなったら頼りになりそうなのはともちんよりも亮介だなと思っていたのだけど、全然そうならなかった。

いやなことを言われてキレる、というのは実際中学時代によくある話で、まあ私なんかでもないわけではなかったのだけど、まあ40年近く前だから「クズ」なんて発言はしない(というかたぶん語彙になかった)けど、そういう相手を罵倒するような発言をする時は、当然こちらとしては殴りかかることを前提として罵倒するわけだし、相手からも殴り返される、殴り返されてこちらがやられるということも含めて前提というか覚悟というかまあ頭に来てるからそんな冷静な感じじゃないけど当然そうなると思って発言していたから、この展開は全く予想外だった。

これは「進撃の巨人」で裁判でエレンが絶叫した後いきなりリヴァイ兵長に徹底的にけりを入れられる場面と同じくらいの衝撃で、まさかただ裕太が自分の真実を主張するだけの場面になるとは思わなかった。その衝撃で、ともちも亮介も手を出せなくなる。それが裕太の戦いだから。だんだん外野が集まってきて、話を聞いたあかねも舞も現場に来て、相手が支離滅裂になった時。まあネタバレはあまり書かない方がいいと思うので先は読んでいただければいいのだが、ああいい友だちだなと。その一部始終を目撃した亮介と、それに気づいて恥ずかしげにその場を去る裕太。うーん、これからどうなるんだろう。亮介はそういう裕太を見て、どう思ったのだろうか。ここは一番気になるのは亮介の心情だなあ。何か呆然としてしまったのだが、何か胸がいっぱいになるものもあった。

これからどう展開するのか予想できないのだけど、いい作品というのはそういうものだなと思う。とても余韻に溢れた回だった。

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by Luke Peterson

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