瑞獣/秋想

Posted at 12/11/16

【瑞獣】

昨日から小説の第6部を書くペースが上がってきていて、昨夜は書いた分を清書している途中で寝てしまったのだが、朝も少しずつ清書を進めるとともに、ごみを捨てに行ったりモーニングページを書いたりもした。テンションが創作に適応した状態になると自分の中が沸騰したお湯状態になり、少し揺らしてこぼれると周りが大火傷するような感じになるので、自分では慎重に周りに接しているつもりでも、なかなか大変な状態にはなっている。

朝食後、裏の畑にある柿の木の確認を親戚の人に来てもらってしていたら、変な動物がいるのに気付き、よく見てみたらカモシカだった。急いで写真に撮ったのだが、持っていたのがドコモの古い携帯だったのであまりはっきりと写らずに残念。だが野生のカモシカを見たのは初めてなので、かなり盛り上がった。以前母が庭にいるところを見たと言っていたけれども、実際にこんなところにいるとはと驚く。しかし親戚の人はしょっちゅう見ているようで、全然珍しがらずに柿の木の話を続けていたのでそれもまた驚いた。麒麟は瑞獣だと言われているが、カモシカもちょっとそんな感じがする。いいことが起こるといいなと思う。


【秋想】

午前中はまず清書の続きをする。PCに打ち込むときに変なところは少し直しながら打つので、それが実質的には最初の推敲ということになるわけだけど、打ち直しているうちに話の筋が変化することもないわけではなく、こういう作業もなかなか片手間には出来ない。11時前に切りがついて、車で出かける。朝忙しくて買い損ねた週刊漫画タイムズをセブンイレブンで買い、道沿いに見つけた天然酵母のパンの店に行ってパンを二つ買って、そのあとユニクロへ行った。ユニクロはセールの日だったらしく大混雑で、西友と共有の駐車場がほぼ満車状態。だいぶ遠いところに停めることになった。ヒートテックの靴下と肌着と、フリースの部屋着を買ったがレジの列が長大で、長いメールを書くのにちょうどいい待ち時間が生じた。受領は倒れるところにも土を掴め、みたいな。

帰りは気分を変えて川沿いのバイパスを走る。父が八ヶ岳の麓の病院に入院していたときは毎日この道を往復していた。懐かしいなと思う。3年前、容体が急変して意識がなくなったのは今ごろだった。明日が父の誕生日なのだが、意識のない病床で家族で誕生日を祝った。意識がないはずなのに妹たちがいったん東京に帰るとき、父の目から涙がこぼれて、みんなが泣いた。あれが75歳の誕生日。今生きていれば明日で78歳なのだが、そう考えるとまだまだ早い死だったなあと思う。

部屋に戻ってしばらく週刊漫画タイムスを読んでいたのだが、母に昼食に早く来るように言われていたのを忘れて30分以上遅刻。俳句の会に出かけるから昼食を早くしてほしいと言われていたのだ。用意だけしてもらって先に出かけてもらい、私はゆっくり朝食を取ってから部屋に戻った。山の落葉松が真っ黄色になっていて、この時期の里山は本当に伊賀焼か織部焼のようだと毎年思う。少し横になって眠ってから、小説の続きを数枚書いた。やはり書き始めると一つの場面に一応の切りがつくまでは書きたい感じがする。


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