落ち込んでいるときは今までのことを総括したりしない方がいい

Posted at 11/12/05

昨日帰京。昨日は横浜に出かけて、深夜に帰宅。上京の日に人に会うのは、会うこと自体は楽しいのだけど、どうも田舎に対する不満みたいなものを引き摺った変な感触が自分に残っていてアレなのだが、最近は一泊二日で東京にいられたらいい方なのでまあそれに関してはやむをえない。今朝もどうも変な乗りが片付かず、モーニングページを書く前にツイッター上のマンガ家同士の背景論争を熟読してしまってブログ以前にモーニングページを書く機を逸してしまった。

友人からメールが入って、銀座でお昼を食べることに。昼前に出かけて、交通会館の三省堂で待ち合わせし、伊東屋へ。9階の喫茶コーナーに初めて行った。ローストビーフのサンドイッチと不思議な香料を使ったロイヤルミルクティはおいしかったが、いかんせん席が狭いのとやや賑やかなのが玉に瑕。小さい声で話していると相手の声が聞こえないのが少しストレスだった。一人で行くにはいいということかもしれない。

場所を変えて、久しぶりに西五番街のカフェドルトンへ。アールデコの内装とすごく香りの高いコーヒー、抑えられた音量の音楽にぼそぼそしゃべっても十分話ができる静かさ。間接照明の落ち着いた光の中で、ぼそぼそっと近況を含めいろいろな話をして、なんだか和んだ。前向きの話をして元気になる相手もいるし、後ろ向きの話をしても心の底が暖かくなる相手もいる。話をしていて、実は私は今けっこう落ち込み加減なんだなということに気がついた。そういうことって自覚しないと、自分自身に対してどう対処していいのか分からなくなるときがある。今けっこういろいろなことを変えようという気持ちになっているのだけど、落ち込んでいるということを自覚するとちょっと自重したほうがいいという処世訓も思い出す。落ち込んでいるときに今までのいろいろなことを見直したりするとろくなことがない。もちろん躁状態のときにやりすぎて失敗することもあるけど、落ち込み加減のときに新しいことにトライしようとしてもエネルギーがないのだから、エネルギーを回復させることが第一だ。もやもやしてしまうことはあるのだけど、そこを打って回復基調になったときに新たな手を打つべきだと思った。

小澤征爾さんと、音楽について話をする
小沢征爾×村上春樹
新潮社

有楽町で別れて、私は銀座に戻って教文館で本を物色。村上春樹と小沢征爾の対談『小沢征爾さんと、音楽について話しをする』(新潮社、2011)と笹本恒子『好奇心ガール、今97歳』(小学館、2011)を買った。前者は店頭に並んでいたのを手に取り、後者は書評で見たのだと思う。なんとなく母が読んでみると面白いんじゃないかと思って買ってみた。自分で読んでもいいんだけど。

好奇心ガール、いま97歳
笹本恒子
小学館

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday