ボタンがうまくはまらない／志水アキ『ニート女と小学２年生』

【ボタンがうまくはまらない】

	NEON GENESIS EVANGELION vol.02 [DVD]
	庵野秀明監督作品
	キングレコード

今日はどうも朝からボタンがうまくはまらないというか、なかなか自分のペースで物が運ばない感じがしてあれだった。昨日は何もしてないのになんだか疲れてしまい、早めに休んだ。『新世紀エヴァンゲリオン』を少しずつ見ていて、いまようやく第2巻の最初、第5話まで見終わった。学園物が挿入されてるのが何だか変な感じがする。綾波レイというキャラクター。多分95年当時は斬新だっただろうなあ。裸で押し倒されてもどいてくれる？というだけなのに、シンジの父の悪口を言ったら張り倒す。幻影としての初登場、包帯ぐるぐるの人間としての初登場も含め、確かにすごく何かありそうなキャラで興味を引かれる。いや、多くの人には今更ということだろうけど、初めて見た感想です。葛城ミサトが大人としては変だと思っていたが、ミサト自身が十分大人ではない存在なのかなと4話で思った。最初は歪みがシンジに集中しているように思えていたのだが、見ているうちにだんだん世界全体が奇妙に歪んでいるんだということも分かってきた。単純なヒーローものでも成長ものでもないし、恋愛ものでもない。ミサトとシンジの関係も姉―弟、指導者―選手みたいな感じなのかなとも思うが、それもよくわからない。このあたり、たぶんガンダムからの流れもあるんだろうな。ガンダムもまともに見てないから分からないところも多いのだけど、アニメ史自体をちゃんと追っかけておいた方がいいのかなという気もしてくる。まあ絶対やりきれないけど。

5時台から目は覚めていたけど起床は6時過ぎ。モーニングページを書いて部屋を少し片付けたり今日の予定を考えたり。予定を組んでも予定通りにはなかなか行かないが。8時に朝食をとってそれから家のゴミを出しに。日曜日に下の妹が冷蔵庫の中をだいぶ整理して行ったのでゴミ袋が満杯になって重かった。

月曜日は10時過ぎにいってだいぶ待たされたので今朝は9時過ぎに行ったらちょうどリハビリだという。そういえば一度その様子を見せてもらえばよかったなとあとで思ったが、本当はまだ部屋でもう少し文章を書きたかったので、そっちの方で頭に来てしまってすぐ帰った。まあ病院のスケジュールがこちらの思い通りにならないのは当たり前のことなので仕方ないのだけど、こうやって振り回されるのも困るなと思う。そうだついでにツタヤにエヴァの１巻を返しに行ったんだった。開店前だったが。

友人からメールが来たので電話をかけて、少し話す。なかなか大変そうだなと思うが、でも楽しみなこともあるので、頑張ってほしいなと思う。朝母に頼まれたものを用意して、電話がかかってきてその時に頼まれたリハビリ用の靴などを郊外の店に買いに行き、帰りに昼食のおかずなど買って帰る。ご飯を食べて、エヴァンゲリオンを一話分くらい見ようかと思ったが見る暇がないなと思って自室に戻って休憩し、２時にまた病院に出かけてものを届けたら、これから洗髪だと言って準備している。あれあれと思ったが思ったより他の人が時間がかかったようで少し話しはできた。ケアマネージャーの話など。

【志水アキ『ニート女と小学2年生』】】

	ニート女と小学2年生 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
	志水アキ
	メディアファクトリー

昨日エヴァの２巻を借りに行ったとき、少し店内を物色して志水アキ『ニート女と小学２年生』（メディアファクトリー、2011）を買った。ツイッターなど見るとご本人はわりと否定的な見解を書いているが、私はわりと面白かった。ストーリーというよりも、それにマッチした絵がうまいなと思う。ニート女のだらしない体型とかも、主人公になりえるくらいの微妙なかわいさとの加減が上手いなと思う。怪奇ものとか戦国ものとかが得意で髭親父がツボということなのでこういう作品はなかなか大変なんだろうなあとは思うけど、こういうものを得意にしている人にはない人間の見え方がある感じがして、興味深かった。こういうのって、ストーリーでも絵でもなく、ほんとにふっとした見方のちょっとした人との違いみたいなものでぐっと作品が面白くなるんだよなあと思う。こればかりは自分で読んでみないと分からない。そういうのってまあ小説にもあるんだけど、漫画の方が読みとりやすい気はしないでもない。