前に進むさびしさ

Posted at 11/08/26

今朝は朝からいろいろ考えていて、自分の中でトラウマになっていたことの一つが少し展開を見せた。それがすうっとしてきたことでそこに物語が生まれ、久しぶりに新しい小説を書くことができた。だいたい60枚くらいの短編。もう少しシェイプアップする必要があるかもしれないけど、今までとは少し雰囲気の違うものが書けたのではないかと自分では思う。取りあえず何かに応募するということは考えてもいいけど、あんまり急がなくてもいいかな、とも思う。自分のペースでやって行こう。

その一方で、ちょっと今日はなんだかなあと思うことがいくつかあった。まあ苦あれば楽ありということでどっちもどっち。まあとりあえず、自分なりに気にいった作品が書けたからいいかあと思っておこう。

でもなんというか、前は気持ちが作品に密着していたけど、今日書けた作品は少し自分とは距離がある感じがする。それがいいことなのかどうか、考えてみたけど、たぶんそれは進歩なんだろうと思う。でも作品が自分の分身みたいな感じがしなくなることは、少しさびしいことでもあるな。

ああ、何となくいまいちだ。一つモノゴトが進むということは、何かがそこでなくなるということなんだなという気はする。それを惜しんでいては、前に進むことはできないんだけど。前に進むというのはさびしい、それだけ厳しいことなんだなと思う。

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