38歳から見た48歳の世代と48歳から見た38歳の世代

Posted at 11/08/11

【38歳から見た48歳の世代と48歳から見た38歳の世代】

昨日。朝は松本の病院へ行く母を駅まで送り、帰ってきて少しものを書いて、車で出かけた。銀行で用事を済ませ、ローソンで電気代など払い、ホームセンターへ行ってワイヤレスマウスとテープのりとお茶を買い、それから国道を飛ばして茅野のユニクロへ行ってポロシャツの白と黒とブルーグレーのシャツを買った。直行で家に戻って昼飯を食べ、また駅に母を迎えに行って戻って来る。ローソンへ行ったとき、ビックコミックが出ているのに気づいて買った。ああ、スーパージャンプも出ているんだ、気がつかなかった。あとで買って来よう。(と言いながら今買ってきて読んだ)どうも何かあんまりことが自分の思うように運ばない日だな、今日は。

午後から10時まで仕事をして帰る。下の妹の家族が帰省してきたのだが、妹は子どもたちと一緒に早く寝ていて、妹の旦那と話し込む。妹は私より10歳下で、彼は高校の同級生なのでひと世代下になる。下の世代の人と話をして、下の世代の人たちから世界がどういうふうに見えるのかという話を聞くのが最近面白いので、少し話しこんだのだった。

自分たちの世代が下の世代からどういうふうに見えるか、という話になったのだが、一言でいうと「保守的」なのだという。仕事の話をしていても外向きの発想より内向きの発想で、社外にどうアピールするかより社内受けを考えるとか、そういう傾向があるのだという。

まあそれはわかる気がする。自分たちの世代、つまり40代後半から50前後の人というのは社会に出たのが80年代後半で、つまりはちょうどバブル。10社くらい内定をとるのが当たり前の時代だった。だからある程度の大学に入ればある程度の企業に就職でき、普通に努力すれば普通に昇進し、終身雇用も確保される、という発想で保守的にならない方がおかしい。

なるほどと思ったのが、「社長が少ない世代なんじゃないか」という話だった。つまり、60代くらいだと恐い感じのガンガンやる企業家が多く、また40以下になるとベンチャーを立ち上げたりする人が多い。いわれてみると二代目とか三代目であとをついでいる人たちはともかく、自分で起業して社長をやっているという人は確かにそんなに多くないだろうなと思った。いわゆる出世コースから外れそうな人も、自分たちで起業するというよりはむしろ資本主義社会そのものから外れてそれこそNPO法人であるとかそういう方に努力の方向が向いたりしているように思う。

そういう話を聞いていてなるほどなあと思ったのだけど、そういうことを踏まえて下の世代のことを考えると、「余裕がない」という感じがするということはあるなあと思った。まあ私などはそういうコースには乗らなかった(乗れなかった)のだけど、うまく乗った人たちは普通に仕事をして普通に結婚し、普通に昇進して普通に人生を送っていて、ある意味すごく余裕を感じさせる。ある意味何というか、人生に対し余力があるという感じがすると言えばいいか。若い人たちは一生懸命で、好感は持てるのだけどもう少し余裕があるともっといいのにね、という気がする。まあ私は若いころからそういう余裕のある人生を送ってきてないから私自身はあんまり変わらないなあとは思うのだけど。

ああ何か、ふっと疲れが出てきた。

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by Luke Peterson

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